古本屋はなぜ潰れないのか?

今日でようやく選挙が終わる。1週間本当にうるさかった。活動時間は前から8時−20時だったろうか。延びた気がする。特に朝と夜は不愉快だった。区議選だけに廻り方が細かい。こんな路地にというところまで選挙カーが走っている。勤務先の近くには、とある共産党系の候補の事務所がある。単に名前を連呼するよりのも耳障りだが、演説が長いのもちょっと。事務所に戻ってくるたびに締めの演説をするからたまらない。自宅の方も、量販店とスーパーがあるせいか、各候補が入れ替わり立ち代り来る。
新刊屋でさおだけ屋で有名な山田真哉の新著「食い逃げされてもバイトは雇うな 禁じられた数字(上)」(光文社新書)をチラっとみる。なんと古本屋が例として紹介されている。「一日数人しか客がこない古本屋があります。なぜ潰れないのでしょう」という例題として。この手の新書はわかりやすさと「へえ」が売りだから仕方ないけど、いざ自分の業種がこういう論法の中で語られると複雑な気持ち。