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月村了衛の月録 このページをアンテナに追加 RSSフィード

2017-01-24

ドラゴン・ヴォランの部屋

レ・ファニュ待望の短篇集。好事家には堪らない。
このジャンルでは昨年はちくま文庫『ロルドの恐怖劇場』が印象的だったが、
今年は新年早々此が出た。
版元は創元なので、往年の〈帆船マーク〉の香りもあって嬉しさもひとしおだ。
東京創元社では今年も恒例の「新刊ラインナップ説明会」をやるらしいが、
客として参加したいくらい。

2017-01-09

第七の護符

聖ヴァレンティヌス『婚姻』
忘れられた供述調書
北アイルランドの古き精霊
終わりなき梅雨
パトリキウスの煉獄
〈銀狼〉と〈死神〉
沖津最後の罠
そして――謀略の雨、果てしなく


『機龍警察 狼眼殺手』

残る死闘、あと二回。

2016-12-23

映画秘宝セレクション

来年一月十二日発売なので、そろそろ予約注文しておこうと思っていた矢先、ご恵贈頂きました。

デルモンテ平山の「ゴミビデオ」大全』
アメコミ映画40年戦記』
ゾンビ論』

まあ普通買いますよね、人として。
デルモンテ平山、「エビぞり巨匠天国」で何度『ペキンパーの男』を観た(観せられた)ことか。
(いちいち注釈を付けるのも面倒ですが、「エビ天」とはかの「イカ天」の後番組で、デルモンテ平山とは以下略)
平山さんの著書は全部購入していますが、最新刊『華麗なる微狂いの世界』(これも素晴らしい!)を買ったばかりなので、いつになったら読めることやら。
第一期は上の三冊ですが、奇数月発売の予定だそうでして、三月の第二期もまた素晴らしいラインナップで今から楽しみでなりません。
先日、今後の企画の数々について少しばかり聞いたのですが、もう期待しかないとだけ申し上げましょう。
世の中には、なぜかすべての本が必ず文庫になると思い込んでいらっしゃる方がおられるようですが、そんな現実はどこにもありません。むしろ文庫にならない本の方が圧倒的に多いのです。
書物とは基本的に一期一会です。
自分が読みたいと思うのなら、買うべきです。
売れないと当然ながらシリーズは続きません。
私は秘宝関係の書籍はほぼすべて買い続けてきました。
それらの本が、どれだけ孤独な心を慰めてくれたことか(夜中に書いているせいか、いきなり回想モードになって泣けてきました)。
今でも映画秘宝とその関連書籍が読めることを、私は心から幸せに思っています。

2016-12-18

何故

何故人は私の言葉を引用、もしくは再現する際、一人称を「ぼく」にするのだろうか。

私の一人称は「私」であり、文章でも会話でも、またプライベートでも「ぼく」と言ったことはない。
しかるに新聞でも雑誌でも、インタビューのゲラを見ると私は必ずと言っていいほど「ぼく」と喋っている。
大沢在昌さんも、馳星周さんも、そしてネット上で呟く無数の人々も、何故か私を「ぼく」にする。

何故だ。
私はそれほど「ぼく」と言いそうな顔をしているのか。
私の外見がへなちょこなせいだろうか。
分からない。謎だ。


※このブログの表題を「月録」と銘打っているため、月に一度は更新せねばならないという、余り意味のない義務感がある。
そこでこんなどうでもいい話を書いてみた。
これが性格という奴である。

※ちなみに、昨夜『狼眼殺手』最終話の初稿を脱稿した。
さすがに今日はもう仕事にならない。
年内は週刊文春連載中の『コルトM1847羽衣』に専念します。
こちらも怒濤の展開で、作者としても生きるか死ぬかの真剣勝負です。
乞うご期待。

2016-11-16

近況

『機龍警察 狼眼殺手』第八回初稿脱稿

残る死闘あと一回。
(『狼眼殺手』は全九回予定です)