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2015-04-20 最近ディスプレイでPDFのレポートを大量に読んでます

[][]積んどくリスト(2015/4/20)


前回更新したのが2/5だったのか(白目)。


脱・店舗化するリテール金融戦略: バンクからバンキングの時代へ
【givup候補】「Bank 3.0」の邦訳版で、原著が出版されたのは2012年10月。この手の本の宿命ではあるが、論点(ま、目次のことだ)以外は出版された瞬間から時代遅れになる運命なので、目次を吟味することに専念。
経済学者、未来を語る: 新「わが孫たちの経済的可能性」
【読了】「きちんとした書き手が予想する未来図」的な本をここ数ヶ月かなりの数読んだんだが、総じて皆「楽観的」に未来を考えているのが共通してて面白かった。「人類今までもたくさん問題を起こしてきが、それに対処してきたからこそ今がある」というスタンス。破滅論本を手にとって時間を浪費するようなことは今後ないだろうな。そのうちログに書く。
経営戦略全史 (ディスカヴァー・レボリューションズ)
【半分】いまだ停滞中。オフィスに持ってきたら見事に積んどく化。持って帰るか(ため息)
その問題、経済学で解決できます。
【読み始め】後回し。
21世紀の貨幣論
【読み始め】面白いけど後回し。
21世紀の資本
【未着手】ちょっとこのリストからは外すかな
英エコノミスト誌のいまどき経済学
【読了】ミクロ、マクロ双方の論点と成果、そして展望が集められてていい感じ。特に第7章の「新進気鋭の経済学者たち」の章は要チェックではないだろうか(なんでだ)。ここに日本人の名前があると嬉しいんだけどねえ。
それでも金融はすばらしい: 人類最強の発明で世界の難問を解く。
【giveup候補】半分は読んだんだけど、まあいったんリストからは外そう。
金融は人類に何をもたらしたか: 古代メソポタミア・エジプトから現代・未来まで
【giveup候補】これもリストからは外す。
ミクロ経済学の力
【giveup候補】リストから外すことに決定。
数学ガール ガロア理論 (数学ガールシリーズ 5)
【あと少し】後回しかなー。
無限の始まり:ひとはなぜ限りない可能性をもつのか
【読み始め】後回しだなー。
確率の出現
【読み始め】後回しよなー。
ハドリアヌス帝の回想
【半分】ぼちぼち。
エドノミクス~歴史と時代劇で今を知る
【未着手】まあそのうち。
日露戦争、資金調達の戦い―高橋是清と欧米バンカーたち―(新潮選書)
【読み始め】読みだすと早そうな気もする。
ジョゼと虎と魚たち (角川文庫)
【読み始め】電車の中候補。ぼちぼち。
屍者の帝国
【読み始め】なかなかまとまった時間がないなあ。
数学の言葉で世界を見たら 父から娘に贈る数学
【未着手】twitter経由でたまたま著者ブログ『数学の言葉で世界を見たら』 大栗博司のブログ)に行き当たってその場でポチった。まだ届いてない。
HARD THINGS
【未着手】TechCrunchで見かけて。自分のポジションだとあんまり関係ないけど、マネジメント論的な話に関しては、机上の空論よりはマドルスルー体験談のほうが最近刺さるので。
霞ヶ関から眺める証券市場の風景 -再び、金融システムを考える-
【未着手】以前雑誌の「金融法務事情」の連載をちらっと読んだことがあった記憶が。現役行政官としては破格の語り口で印象に残ってたんだろう。本屋で見かけて買った。ぼちぼち読むつもり。

リストから外れたのは「シグナル&ノイズ 天才データアナリストの「予測学」」とかかな。リストに載らずにそのままログになった本も何冊かあるのか。


あと、洋書を4冊ほど並行して読んでるけど、これはまあ仕事だしなあ。

2015-04-13 読まないなとわかってるけど買う本って

あるよね?(じっと目を見つめる)


いやまあ「緊急事態のための情報システム: 多様な危機発生事例から探る課題と展望」という素晴らしい本を買ったよ、お前らも買っとけよ(そして読めよ)と虚空に向かって言いたいだけなんですけどね。


[]料理の四面体 (中公文庫)


古今東西の様々な料理を換骨奪胎(褒めてる)して料理の本質を4つの要素に還元し、それらの要素の組み合わせによって料理を再構築した本。初版は1980年と結構古い。


内容は非常に面白い。4つの要素「火」「水」「油」「空気」を抽出する際に、様々な料理をその構成要素にどんどん還元していく手際は鮮やかで、「料理を料理する」メタな流れは読んでいて気持ちいい。類推が類推を呼んで、作者すら予想してなかったような結論に行き着く「あれよあれよ感」は楽しいものだ。


ただ残念ながら本書で展開される「料理を要素に還元し、そこから再構築する」という方法から導き出された結論、つまり「料理の四面体」そのものは現代的な意味はあまりない。本書の論理展開は出版当時では目新しい試みだったのだろうが、現在は調理法や味付けを科学的に分析し、その知見をいかした料理法とその理論体系がそれなりに存在する。そしてその知見からみると本書の論理は必ずしも肯定されないだろう。以前「男のパスタ道 」のログを書いた際にもその手の本をいくつかあげた。料理を少数の要素に還元し、その要素から再構成して料理の幅を広げるという方法はすでに確立されたものとなっている。


もしこの本に20年くらい前、一人暮らしをはじめた時あたりに出会っていればどうなっていただろうか、とふと考えた。おそらくえらく衝撃を受けただろうなと思う。もしかしたら今とは全く違う人生を歩んでいたかもしれない、というくらいの想像は浮かぶ。ある程度料理もし、自分なりに料理本も読み、それなりにいろんな店や国でいろんな料理を食べた今だから、この程度の衝撃で済んでいるのだろう。読書もまた出会いの一つだな、と思わせる本だった。


料理の四面体 (中公文庫)

料理の四面体 (中公文庫)