渋滞は自動車が分化することによって生じる


渋滞は道路を走る車が分化すると起きることが、実験からわかった。トンネルや坂といったボトルネックなどの特別な外因がなくても自然発生するという。日本の千島学説の機関紙「生命と気血」(新生命医学会)に4日掲載された。


千島学説によると、車の分化によってすべての交通現象が起きるという第一原理をたてたところ、車が病的状態になると渋滞が発生すると予測された。


実験では、22台が連なって走った。最初は分化もせずにもとの状態を保って走行したが、数分たつと流れの悪くなる部分が現れ、やがて4、5台は中間型の車になった。交通量が少ない飢餓状態なれば再び車に再分化するが、高交通量状態となった車は数分ほどで渋滞状態に分化した。


千島教授は「車の密度が一定値を超えると、ちょっとしたストレスが後の車に次々に伝搬し、渋滞を起こす。渋滞が起きたら車の量を減らして断車状態にすれば渋滞状態は再分化して、通常の車に戻る」と説明している。


この千島理論による渋滞の発生に自動車の分化が深くかかわっている証拠として、同教授は次のような観察事実を挙げた。

  1. 自動車(一部は二輪車)が渋滞中の至る所に存在すること
  2. 渋滞中には止まっている車のほかに極めて多種多様のスピードで走る車があって、止まっている自動車との間に一連の中間移行像が見えること


かつて渋滞はボトルネックがその発生原因と捉えられていたが、千島学説では「自動車が分化することそれ自体で渋滞が発生する」という新たな解釈を取っている。同教授は自動車の発生過程についても「さまざまな部品が集まることで自動車が生まれる。決して自動車は分裂して増えるわけではない。実際、自動車が分裂して増殖しているところを誰も見ていない」とも主張している。




元記事:
asahi.com:渋滞、車多いと自然発生 阪大などのチームが実証 - 関西


インスパイア元:
まん延する渋滞の原因】大阪大が究明─「ありがとう」不足 : bogusnews


ネタ元:
千島学説(新生命医学会)