初雪2013

これは今朝の出勤直後の写真である。駐車場の脇の芝生の上に、うっすらと雪が積もっていた。11月の前半に平地で雪が積もることなど滅多にないので、これだけでも驚きだったのだが、同じ平地でも山に近い場所に位置する自分の家には全く積もっておらず、比較的海に近い職場で積っていたものだから、余計にびっくりしてしまった。まだスタッドレスタイヤは装着していないというのにこんな光景に遭遇したものだから、こりゃあマズイとかなり慌てた。今朝7時の外気温は3℃で、通勤中はみぞれ混じりの雨が降っていた。今日は1日中ずっと寒く、雨の降り続く不安定な天気だった。事務室では昨日からエアコンの暖房が稼働し始め、自分も今日からYシャツの上にカーディガンを着る冬の装いになった。本格的な冬の到来を身を持って感じた日となった。タイヤは予定していた11月下旬を待たず、今週末には交換しようと思う。


先週以降、平日は20時台までの居残りが続いている。もちろん、基本的に残業をしてこの時間になってしまっている訳なのだが、ほかのことも色々やっている。飲み会や忘年会の企画、朝活読書会のこと、新人宛ての参考情報メール(主に給与・労働条件関係)の送信、職員バドミントン部の運営関係など。今は、年末調整の書類(保険料控除申告書だけで300枚超)のチェックをしている最中なのだが、書類に記入された数字を証明書と突合し、記入ミスがあれば補正し、電卓を叩いて控除額を検算するというひたすら単調な作業の繰り返しなので、集中力がなかなか続かなくて、色々考え事をしてしまう。そのときは、ブログであれを書こうこれを書こうとポンポンアイデアが浮かぶのだが、いざ家に帰って夕飯を食べて風呂に入ると、もう23時前後で、ブログ更新に充てる時間はなくなっている。SS氏(ハンドルネーム:gitsune)のブログが最近毎日更新されているとは対照的だ。彼は自分なんかよりずっと忙しい上に、自分と違って実家を離れて暮らしているのだが、「考える時間」を意識して設け、ひとつひとつの記事をしっかりと作っている。それでいて、芯がありながらも適度に肩の力の抜けた軽やかな文章を書いていて、読んでいてさすがと唸らされることばかりだ。彼には尊敬の念を抱かざるを得ない。自分としてはどんな駄作だろうが独りよがりな記事だろうが、自分の好きなことを好きなように書ける「チラシの裏」であるこの空間で、日々の思いや出来事をさらけ出して頭の中を空っぽにしたいと思っている。ただ、夜更かしは髪にとってよくないし、翌日の仕事に差し支えるので、今から書くくらいならすぐに寝ろ、ということになる。12月上旬までは、ずっとこんな調子だろう。給与は3年目で仕事には慣れているのは言え、いかんせん業務量が結構あるので、このシーズンだけはどうしても残業が防げない。プライベートでやりたいことが出来ない分、雑念がどんどん沸いてきて、集中を妨げる。そのため処理のスピードは、1時間に30枚が関の山だ。明日の仕事中も、作業をしながら、週末にあれをしたいこれをしたいと空想を繰り広げることになるだろう。まあ、今週末はまたしても予定が入っているから、思いどおりには行かないのだけれど。

(35分)