星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「金の国 水の国」 岩本ナオ

コミック2.「金の国 水の国」 岩本ナオ 小学館フラワーズコミックスアルファスペシャ

アニメ版を見た勢いで、購入してみました。内容はほぼ一緒で、感想も同じになるんだけど、人に勧めたいと思うのはアニメ版の方かな? という感じがします。やっぱり、このキャラクターに声がついて、喋っていたというのが大きい。声優さんの演技がみんな良かったので。

藤森雅也監督 「おまえ うまそうだな」

映画4.藤森雅也監督 「おまえ うまそうだな」(2010・日本)

dアニメストアの配信で視聴。原作絵本は、最初の1冊目だけ既読。だけど、もとが絵本なので、ストーリーも短いし、どうするんだろう? と思っていたら、主人公のティラノサウルスにいろんな生い立ち設定を盛り込んできて、家族のドラマを繰り広げたところが良かった。

シンプルだけど、演出がうまくて、結構、感動させてくれる。

主人公がとてもいいやつなのがいい。山口勝平の演技もすてきだ。

あと、個人的には、爺さん役で登場の矢田稔さんの演技が聞けたのも嬉しい。良かったです。

「かがみの孤城」下巻 辻村深月

読書9.「かがみの孤城」下巻 辻村深月 ポプラ文庫

失敗したなあ。と思うのは、これ、叙述トリックを使ったミステリー小説なので、アニメを先に見ちゃいけなかったんだ。アニメを先に見ると、ネタバレになってしまう。落ちは知らずに読んで、ラストでそうだったのか! とびっくりするのが正解じゃないかと。

まあ、オチを知っていた分、こことここが伏線ね。と思いながら読んだんだけど、アニメじゃ分かりづらかったキャラの心情が、小説だとより丁寧に書かれているし、置かれた立場や状況なども、小説のほうがわかりやすいと思う。

小説には興味ないけど、内容だけ知りたい。という人には、アニメ版を勧めるが、小説とアニメとどっちを先にしようか迷っているんであれば、小説を先に読めと勧めたい。

「宇宙船サジタリウス」第10話

第10話「子供にわからない親の気持ち」

宇宙便利社が倒産したのは覚えていたけど、物語上、こんなに早かったのか。と思って、びっくりした。失業者になってしまったトッピーとラナが、家族のために嫌な仕事でも引き受けざるを得ない立場に追い込まれ、お父さんの辛さ加減が伝わります。

「先立つものあっての家族団らんや」というラナの言い回しは、関西弁だから響くんだなあ。と、なんとなく思った。

ラナとジラフの間に立って、トッピーの迷いを見せる演出は良いな。どっちの立場も気持ちもわかるし。という。

「宇宙船サジタリウス」第9話

第9話「死の山の魔王の正体は?」

アン教授とジラフに、再会おめでとう。と、伝えたい。とはいえ、予告では、また離れ離れになっちゃって・・・と言っているので、え~。

ジラフが「怖くない」「怖くない」と自分に言い聞かせて、普段、見せないような活躍ぶり。思い込めば、なんとかなる。というのは、本当かもしれない。まあ、その思い込みも過ぎると危険。という話を同時にやっているのは良い。

「ふしぎの国のバード」第11巻 佐々大河

コミック1.「ふしぎの国のバード」第11巻 佐々大河 ハルタコミックス

アイヌ編スタート。開拓民の言い分も、アイヌの言い分もよく分かる。そうやって、人々が未知の土地を開拓していくと、失われる習慣や文化がある。もう、失われたものも多いんだろうな。と、色々考えさせられる。昔の記録が大事だと、よく分かる。