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Making of Ryukoku-cha

2016-05-24

茶畑活動日誌 (5/14)

梅本康介

 5月14日の土曜日、京都府南山城村・木野正男さんの「お茶の木野園」を訪問させて頂き、茶畑でお手伝いさせて頂きました。


 現地に到着して、辺りは緑や畑が広がっていました。

 私は、その場でつい景色に見とれてしまいました。

 私はこのような活動が初めての経験であったため、みなさんの足手まといにならないか、とても心配でした。

 木野さんの奥様である怜子さんに、

 「ここまで来るの疲れたでしょ、ここに座って休憩して」

と言って頂き、休憩させて頂きました。

 緊張していた私は、少しリラックスすることができました。

 休憩させて頂いた部屋を見渡すと、トロフィーや、賞状等が沢山飾ってありました。これを見て、少し驚いてしまったと同時に、気を引き締めて活動を行わないといけないと思いました。


 今回、私がお手伝いさせて頂いたのは、「寒冷紗」という黒いネットを茶畑に被せる作業。

 2人がかりで、ロール状の黒いネットを、茶畑の上に被せながら伸ばしていき、洗濯バサミを茶の樹の茎にはさみ、ネットが動かないように固定する。これが難しい。

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 少し力を入れて茎を触ると、直ぐに折れてしまいます。

 同じ畑で作業をしていた西口さんが、困っていた私に、

「少し太そうな茎に付けてみて」

と教えて頂きました。

 教えて頂いた通りにやってみると、少しずつ慣れて、コツを掴むことができました。

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 「たくさんの賞を受賞されている茶畑で活動させて頂いているのだから、これ以上折ってはいけない」という思いで、気が引き締まりました。

 また、黒いネットを被せている時に、西口さんが

「これは笹だから被せないで。このままでおいといて。後で刈るから」

とおっしゃった。

 何故なのかを尋ねると、「笹が栄養を奪っていって、茶葉が美味く育たなくなってしまうからだよ」と教えて頂いた。

 納得。

 と同時に、細かいことなのかもしれないが、ここまで丁寧に手入れをしないと「雫」が完成しないんだという重大さに気づくこともできた。

 作業を終え、帰りの電車まで部屋で休憩させて頂いた。

 木野家の猫「アビ」が、作業の疲れが吹き飛ぶぐらいに癒してくれました。

 人なつっこいのか、私の方へすぐによって来て、とてもかわいかったです。

 今日の活動内容は、なかなか経験できないことだろうと感じました。

 各作業を丁寧に行わないといけない等、実際に訪問し作業を行わないとわからないことが多いと感じました。

 作業中、少し失敗して迷惑をかけてしまったこともありました。

 また何度か訪問させて頂く機会があるので、次は失敗しないようにし、この活動を終える頃には、少しでも知識を吸収したいと思いました。

2016-05-22

茶畑活動日誌 (5/7)

室井

 5月7日にお茶の木野園で茶栽培のお手伝いをさせていただきました。

 5月1日の活動に続き、2回目になります。

 前回は、茶摘みをさせていただきました。


 お茶には、煎茶、かぶせ茶、玉露、てん茶と様々な種類がありますが、ここでは、てん茶を主に栽培・生産をしています。

 この「てん茶」というのは、収穫前に寒冷紗という黒いネットで茶葉の上を覆って20日間太陽の光を遮ります。

 収穫後は、蒸した後に揉まずに乾燥させたもので、抹茶の原料になるもののことをいいます。

 今回お手伝いさせていただいたのは、主に、この寒冷紗を被せていくという作業でした。

 この作業はとても重要で、このネットで日光を避けることにより、茶葉にストレスがかかり、独自の風味が出るそうです。

 これも、おいしいお茶を作るための工夫です。

 さて、寒冷紗をかける作業ですが、日光が入る隙間のできないよう、風が吹いても飛ばされないように気を配りながら、2人1組で、寒冷紗に付いている洗濯バサミで枝に固定していきます。

 茶畑の端から端まで覆うので、何往復もします。

 固定する時に少しかがまなければならず、その作業をずっと続けていくので、腰も痛くなってきますし、飛び回る虫も多くて口に入ってきたりと、とても大変でした。

 そのような大変な作業を「1日中、2人だけでやる日もある」とおっしゃっていました。

 また、この作業を、とても広い茶畑に何日間もかけて行うそうです。

 しかし、そういう手間暇をかけてこそ、最高級のお茶を作ることができるのだなと思いました。

 被覆の作業が終わってから、木野さんの家のすぐ手前にある煎茶工場を特別に見せていただきました。

 この工場の中で、茶葉を蒸すところから乾燥させて加工するところまで行われ、出荷されるすべてのお茶がここで加工されます。

 すべての工程は機械で管理されていますが、例えば、蒸す温度は、人肌の温度をこえないように気を付けて、また、その時々の茶葉の状態をみて、自分で温度の上げ下げをしたり、自分の感覚で温度や湿度を確認しています。

 もし機械のメーターが故障してしまったとしても、大丈夫だそうです。

 決して機械にすべて頼らない。

 関心しました。

 職人の経験とこだわりを感じました。

 「めったに見せない」という煎茶工場を見せていただき、ありがたいことでしたし、より深くお茶を知ることができました。

 これからも引き続き、活動、頑張りたいと思います。

2016-05-15

茶畑活動日誌 (5/5)

亀村 萌

 私は、5月5日(木)に、南山城村にある木野さんのお茶畑でお手伝いさせていただきました。

 お茶畑に行くのは初めてで、お茶畑ではどんな作業が行われているのか?どんなことをお手伝いできるのか?行きの電車では少し緊張していました。


 作業に取り掛かる前に木野さんがお茶をいれてくださったのですが、普段飲んでいるお茶とは全然味が違い、すごく甘みの強いお茶でした。【伊達のコメント: 「甘い」とありますが、もう一つ、「旨い」(日本独特?)という味覚も、違いを徹底的にトレーニングして舌に覚えこませましょう】

 このお茶をつくる作業に関わるのだから真剣に取り組まなければと身が引き締まりました。

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 今回、私がお手伝いさせていただいたのは、寒冷紗をお茶の葉にかけていく作業。

 寒冷紗をかけ日光を遮断し、葉にストレスを与えることで寒冷紗をかけない場合よりお茶が甘くなるそうです。

 また一番茶と二番茶では寒冷紗をかける日数がちがうそうです。

 寒冷紗をかけていく作業は2人1組で行います。

 ロール状に巻かれた寒冷紗を広げながらお茶の枝に洗濯バサミで固定していくのですが、お茶の枝は折れやすいので、折らないように慎重につけていきます。

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 私は木野さんのお孫さんの宏紀君と一緒に行ったのですが、年齢が一つ下ということで、学校の話をしたり趣味の話をしたり、楽しく作業を行いまし。

 宏紀君の手つきは速くて丁寧で、何もわからない私に一からやさしく教えてくれました。


 お昼休憩には、木野さんの家で飼われている猫のアビちゃんと、ゴールデンレトリバーのラッキーに癒されました。

 ラッキーの写真は撮れなかったのですが、人なつっこくて、楽しそうにお散歩していました。

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 休憩させて頂く部屋には、木野さんの受賞されたトロフィーがたくさんありましたが、木野さんは「飾りきれなくて他の部屋にもあるんだ」と教えてくれました。

 お茶づくりについても丁寧に教えてくださって、木野さんのお茶に対する強い思いを知ることが出来ました。


 午後からは、奈良県にあるお茶畑に寒冷紗をかけにいきました。

 お茶の葉できれいな緑が一面に広がっているのもとても美しいのですが、寒冷紗でお茶畑が黒くなっていく様子にとても達成感を感じました。

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 自分たちが口にしているお茶が手間暇かけて作られていることは、お手伝いさせていただけなければ知ることはなかったですし、作業のひとつひとつを丁寧に行うことが、美味しいお茶をつくることにつながっているのだなと木野さんを見て思いました。



白須寛城

 5月1日に引き続き、5月5日に再度、木野製茶園に行かせていただきました。

 今回は5月1日とはうって変わり、お茶摘みは無かったので、自分たち龍大生だけでした。

 作業は、前回の午後にやったものと同じで、茶畑に寒冷紗を被せていくというものでした。

 また、今回、木野さんのお孫さんであるひろきくんとも一緒に同じ場所で作業をしました。

 ひろきくんは、自分たちと同じ大学生で、年は一つ下ですが、同じ仏教系のO大学に通っており、「出会い」を感じました。

 作業方法は、以前と同じだったので、私はいかに効率的にす速く、なおかつ綺麗に作業ができるかを考えながらやっていました。

 考えた結果、やはり教えていただいた通りにやるのが一番速くできることに気づきました。


 昼休憩には木野さんが直々に、急須に茶葉を入れてお茶を淹れていただきました。

 そのお茶は、なんというか、渋みでもなく、うまみでもない、言葉では表現しつくせない味で、「これがお茶なのか」と感動すら覚える味でした。

 テーブルには、お茶が入っているポットがあり、そのお茶は、先ほど飲んだお茶とは全くちがった味で、うま味の強いお茶のように感じました。

 それぞれのお茶に味の違いがあり、飲み比べをしても面白いのではないかと思いました。

 余談ですが、木野さん宅には、ハッピーという名前の犬と、アビという名前の猫がおり、アビはすごく人なつっこく、気持ちよさそうに地面に身体を擦りつけ日向ぼっこをしていました。

 どちらも、木野家を訪れるみんなを癒してくれるアイドル的な存在だなと感じました。

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(木野家のアイドル「アビ」)

 午後からは、さらに山の奥の方へと行き、寒冷紗を被せに行きました。

 その頃には、指示される前に自分から体が動き、準備をしたりできるほどにもなっていました。

 作業をしている途中、ひろきくんが、

 「いつも手伝いにきてくれている友達が『伊達ゼミの人は、毎年、綺麗な人が来てくれる。』と言っている」

と言っていたので、

 「今年はどう?」

と聞くと、

 「まだわからない」(笑)

と、楽しそうに話してくれました。

 同世代とも話せ、楽しい時間を過ごせました。

 また後から聞いた話ですが、ひろきくんは、大学を卒業後、何年か会社勤めでをした後、「この茶畑を継ぎたい」と言っていたそうです。

 このことは、おじいちゃんである木野さんにとっては、とても嬉しいことだろうなと思います。

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(寒冷紗を被せている途中)

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(茶畑全体)

 帰りの車の中で「天気がいいし、散歩したいな〜」という話をしていると、

 「この神社では、毎年11月3日に、『花踊り』という文化財にもなっているお祭りがある」と教えていただきました。

 茶産地としての南山城村以外にも散策してみたいと思いました。

 私はこの日、大学生になって下宿暮らしで忘れていた自然豊かな場所の空気の綺麗さや過ごしやすさを再認識することができました。

 作業にもやりがいがあり、人もあたたかいこの場所でまたお手伝いをしたいです。

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(新芽)

熊本県益城町のスイカ

 入院中の義母が「スイカが食べたい」と言っていたので、熊本県益城町の名産「ましきすいか」をネット通販で注文しました 。



【参考】

2016年4月28日付 神戸新聞NEXT

熱い思いぎゅっと 熊本・益城町でスイカ出荷再開

 熊本地震で震度7の揺れに2回見舞われた熊本県益城町(ましきまち)で、特産のスイカの出荷が本格的に再開した。町内に約80戸あるスイカ農家の多くが被災したが、畑の育苗テントや避難所で生活しながら収穫に汗を流す。生産者は「被災地の熱い思いが詰まったスイカを全国に届けたい」と意気込む。

 熊本県はスイカの生産量が日本一で、年間約7億円を売り上げる同町の主要産業でもある。特産の「ましきすいか」はハウス栽培の収穫がピークを迎え、兵庫など関西にも出荷されている。

 同町では激しい揺れにより、重さや糖度でスイカを選別する選果機が故障。隣接する野菜の集荷場は救援物資の集積拠点となり、兵庫からのボランティアもそこで物資の仕分けを手伝った。

 JAかみましき益城総合支所長の松本和文さんによると、農家の多くが自宅などの被害を受けたが、「作業していた方が気持ちが紛れる」などと家族らが総出で収穫を再開。選果機の修理を優先し、出荷にこぎ着けた。

 同町ではニラやメロン、ミニトマトの生産も盛んといい、松本さんは「『おいしい』という消費者の声が励みになる。ぜひ味わってほしい」と呼び掛ける。(阿部江利)

 メロンも美味しそう。

 お茶もある(釜炒り茶も)。

2016-05-09

茶畑活動日誌(5/1)

永尾 香織

 私は、5月1日(日)にゼミ生3名で南山城村にあるお茶畑でお手伝いをさせて頂きました。

 今回のお手伝いの内容は、午前中に品評会に出品するための茶摘みと、午後からはお茶の樹の上に黒いネットを被せる作業をさせて頂きました。

 駅で木野さんとお会いしてお茶畑まで車に乗って向かったのですが、車窓から見える景色は、普段私が目にしているビルが建ち並ぶ景色とは違い、一面緑色の茶畑が広がっていました。

 都会にある騒がしい音もなく、とても穏やかな景色でした。

 お茶畑に到着した足でそのまま茶摘みに参加させて頂きました。

 私たちよりも先に、地元の方々が取りかかっておられました。

 その中を、新参者の私たちも混ざらせてもらい、茶の摘み方と、どのような茶葉を摘むのかを教えて頂きました。

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 「一芯二葉」といって、芯が一本、葉が二枚になっている新芽の部分を摘みます。

 この作業は、私自身初めてさせて頂いたのと、品評会に出品する商品だと説明を受けていたので、摘む時はとても緊張をしていました。

 摘んだ茶葉を地元のベテランの方々に一回一回見せて聞いていました。

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 やはり、新芽とあって、色は黄緑色。

 下の方にある古い葉は濃い緑色をしていたので、色の差に驚いていました。

 私たちが茶摘みをしている横を地元の方々のお茶を摘んでいくのですが、そのスピードの速さに驚きました。

 やはり、キャリアが違いますね。

 私たちがプチン・プチンという感じで摘んでいるのに対して、パッパッと2倍くらいの速さで摘んでいました。

 経験の差がはっきりをわかるような光景に、思わず苦笑いをしてしまいました。

 もっとがんばらないといけないと思いました。


 お昼休憩を挟み、午後から、茶の樹の上に黒いネットを被せる作業をしました。

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 トラックにたくさんのネットを積んで、お茶積みをした茶畑とは別の茶畑まで移動しました。

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 作業は、二人一組で行い、最初に茶葉の上にネットをのせて少し広げたら、端の3カ所に洗濯バサミを茶の樹の枝に固定します。

 固定した後は、茶葉の上でネットを二人で広げていきます。

 ネットの両端に1.5メートル間隔で洗濯バサミが付いています。

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 それを枝に固定しながら戻ってきます。

 枝が見えるのが膝丈くらいの位置にあるのと、枯れている枝に間違えて付けないように丈夫な枝を探すのに腰をかがめなければならないので、この作業を終える頃には腰が痛くなっていました。

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 今回、ネットを被せた茶畑の中には、抹茶パフェで有名な某企業の契約茶園(抹茶の原材料になるてん茶)も作業をさせて頂きました。

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 畑には看板があって。、いつも京都市バスの広告や京都駅で見るものと全く一緒だったので、感動しました。

 ここであのおいしい抹茶が作られているのかと考えると、でも、それは簡単なことでは無くて、様々な作業を丁寧にされているからだなと思い、いっそう集中して作業を行いました。




室井勇人

5月1日に、京都府南山城村にあるお茶の木野園にお手伝いに行かせていただきました。

 ここは、のどかで空気もおいしく、緑の景色がとても美しいところでした。

 しかし、京都府唯一の村で、人口減少や高齢化が問題があります。

 そこで伊達ゼミが8年前から地域活性化のもと、木野さんのお茶づくりをお手伝いしています。

 そんな、ずっと続いているこのお茶づくりに自分もお手伝いさせていただくので、責任と緊張感を持って行かせていただきました。

 この日お手伝いさせていただく作業は、出品茶のお茶摘みでした。

 お世話になる木野さんの家のすぐ裏の方にある茶畑に案内されると、村の方をはじめ、高校生、大学生など、たくさんの方々がお茶摘みの手伝いに来られていました。

 ちょうど今頃が新茶のシーズンで、二番茶も合わせると7月下旬までの収穫時期。この数か月は、村中がお茶の収穫作業に携わります。

 早速、自分たちも茶摘みに参加させていただきました。

 摘むのは、一本の芯から葉が二枚になっている、「一芯二葉」と呼ばれる茶葉。

 摘み方は、「親指と人差し指の腹でつかんでひねって採る」というふうに木野さんに教えていただきました。

 爪でちぎるようにしてしまうと、品質が落ちてしまいます。

 摘み方ひとつにも、少しでも品質を落とさない工夫があり、丁寧さを心がけて摘むという木野さんのこだわりが感じられました。

 改めて、緊張感を持ってやらなければならないなと思いましたし、日本最高級のお茶の茶摘みの手伝いをさせていただいている、自分の摘んだお茶が出品され、そしてそれが品評会で評価されるということを光栄に感じながら、そんな気持ちをかみしめて作業をしました。


 茶摘みの作業をしている間ずっと、モーツアルトのクラシック音楽が流れていたのですが、これもまた、木野さんこだわりで、リラックス効果のある曲を茶葉に聴かせると独持の風味がでておいしくなるそうです。

 木野さん独自の方法なのですが、誰もやっていない方法を生みだすことは本当にすばらしいことだと思いましたし、追及していく努力は果てしないものなのだろうなと思いました。

 この日、初めて茶畑に行って初めて茶摘みをさせていただきましたが、やはり、農業や何かを作る作業に自分が実際に触れたり、体験することで、はじめてそのものに対して愛情を持って作業ができるものだなと感じました。

 たった一日だけで言うのも厚かましいですが、これからも愛情と緊張感を持ってお手伝いさせていただきたいと思います。

茶畑活動日誌 (5/1)

白須寛城

 5月1日、私は、京都府南部の南山城村へ、お茶摘みのお手伝いをさせてもらいに行きました。

 2回電車を乗り継ぎ、月ケ瀬口駅に降り立ちました。

 到着して最初に思ったのは、京都市から1時間半くらいしか離れていないのに、360度きれいな緑色一色だということ。

 驚きでした。

 駅を出ると、木野友美子さんが車で待っていてくださり、そこから車で5分ほどの木野製茶園に連れて行ってくださいました。


 茶園に着くと、そこではすでに50人ほどの方がお茶摘みをされていました。

 その中の1人にすごく貫禄がある方がいて、すぐにその方が木野正男さんだと分かりました。

 また、先生にいただいたプリントにも書いてありましたが、本当に茶園ではモーツァルトの曲が流れており、すごくいい雰囲気が漂っていました。

 木野さんは、

 「ここでやってくれ」

 「1芯2葉のものを摘むんだ」

 「人差し指と親指を使い、指の腹だけで摘むんだ」

と教えてくださいました。

 理由を聞くと、

 「爪を使って摘むと、その部分が酸化してしまい、品評会での評価が低くなる」

と教えていただき、なるほどと思ったとともに、自分はそのような大事なことの一部を手伝わせてもらっているんだと思い、より緊張感を持って摘むことができました。

 慣れないうちは、摘んでいいものかどうかの判別や綺麗に摘めている自信がありませんでしたが、近くにいた方が気さくに教えてくれたので、安心して摘むことができました。

 途中、休憩が入り、「てん茶入りの宇治茶」を頂きました。

 茶園で飲むお茶は、気分的にも、普段よりおいしく感じられます。

 休憩後も作業を行い、最終的に合計で44kgの茶葉を摘んだと言っておられました。

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(茶摘みの様子)

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(休憩の時にいただいた「碾茶入り宇治茶」)


 昼食を終え、午後からは、茶畑で寒冷紗という黒いネットのようなものを被せる作業をさせていただきました。

 茶畑のいたるところに寒冷紗が被せてあり、理由を聞くと、

 「日光を遮断するためのものだ。」

とおっしゃっていました。【伊達のコメント:何のために「日光を遮断する」のですか?】

 軽トラで山の上の広い茶畑へと行き、二人一組になり順々に寒冷紗を被せて行きました。

 最初に全体を覆い、その後、風で飛ばされることのないよう、洗濯バサミを茶葉の枝に挟んでいきました。

 洗濯バサミで枝をとめるため、かがむと小さい虫がたくさんいて、息をしたり口を開くたびに入ってきて、大変だったのを覚えています。

 予定していたすべてに寒冷紗を被せ終えると、あたり一面緑一色であった茶畑が真っ黒な茶畑となっていました。

 一緒に作業していた方が「みんなが頑張ってくれたから予定よりもはやく終わった。」と言って褒めていただき、すごくうれしい気持ちと共に、やりがいや楽しさを見つけることができました。

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(緑一面のお茶畑)

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(寒冷紗をかけたあとの茶畑)


 作業後には木野宅へと戻り、電車までの時間、休憩させてもらいました。

 休憩していた部屋にはあたり一面トロフィーや賞状があり、木野さんのすごさを改めて思い知らされました。

 また、実際に茶畑へと行くことで、「お茶」を、今までは「飲み物」としてしか見ていなかったものが、より身近に感じることができ、お茶に関心を持つことができました。

 まずは伊達ゼミのお茶「雫」を飲んでみたいです。


金沢

 5月1日、南山城村の木野園に行った。先日、挨拶に伺った時以来の訪問だ。

 朝8時38分月ヶ瀬口着の電車で行き、着いて少しすると、木野さんが迎えに来てくれた。

 家に行き荷物を置いて、軽トラの荷台に乗って茶畑に向かった。

 茶畑に着くと、この日は出品茶の収穫をしていた。

 自分の収穫したお茶が出品されるのかと思うと、やる気が起こった。

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 そこで驚いたことは、摘み子さんの多さ。

 地元の方々、地元の高校生、さらには東京から来ている人もいた。

 私たち以外の方は、もっと早くから集まって摘んでいた。

 私たちは9時から始め、30分ぐらいで一旦全体休憩をした。

 パンとお茶をもらう。

 作業再開。

 そもそもお茶の葉を見るのも、摘むのも初めてだったので、始めのほうは緊張しながらしていたが、慣れてくるとスラスラと摘めた。

 ただ、中腰になりながらの作業がきつく、腰が痛くなった。

 2時間ぐらい摘んで、木野さんが

 「残り5キロ!みんながんばりましょう。」

 とおっしゃってくれた。

 ただ、この「残り5キロ」が思いのほか時間がかかった。

 40分ぐらいかけて終わり、お昼の弁当を頂き、昼休憩をした。

 昼食後は、木野園の倉庫の中にある寒冷紗を軽トラの荷台に山積みしてから、近くの茶畑に寒冷紗をかけていく作業をした。

 寒冷紗は、お茶にストレスを与えるためのもので、長さが25mぐらいある。

 端には洗濯バサミがついている。

 強く引っ張る。

 寒冷紗の張りが取れないように、枝に洗濯バサミをはさむ。

 ただ挟むのではなく、引っ張っても取れないところに挟むもので、そのような場所を見つけるのがなかなか難しい。

 だが、これも慣れてくるとスラスラ行けた。

 茶畑の半分ぐらいを被覆したところで、私は帰宅した。

 帰りは友美子さんが車で送ってくれ、そのときに友美子さんの昔話を聞いたりしていた。

 なんと、某電鉄会社に勤務していたことがあって、私の地元を知っていたのでびっくりした。

 今回行かしていただいた中で印象に残っているのが、摘み子の多さ。

 地元の方々の協力があって「雫」がある。

 みなさん楽しそうに摘んでいた。

 「村総出」の茶摘みはすごいなと痛感した。

 来週も行くので、今度はもっと皆さんともっと話してみたい。

2016-05-07

アダム・スミス『道徳感情論』の入門書

 「自己分析」に悩み苦しむ4回生に読んでいただきたいです。(希望するゼミ生は連絡ください。Amazonで注文してあげます。代金引換)




 原題は、How Adam Smith Can Change Your Life: An Unexpected Guide to Human Nature and Happiness

 著者のラス・ロバーツ氏はスタンフォード大学フーバー研究所の研究員。ポッドキャストEcon Talkを主宰。

 翻訳者の村井章子氏は、日経BP社版のアダム・スミス『道徳感情論』の翻訳者。


<目次>

第1章 スミス先生の教え

第2章 自分を知るには

第3章 幸福になるには

第4章 自分をだまさずに生きるには

第5章 愛されるには

第6章 愛されるに値する人になるには

第7章 よき人になるには

第8章 世界をよりよいところにするには

第9章 世界を住みにくいところにするには

第10章 現代の世界で生きるには

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 マードック大学に留学中の前川幹事長は、ぜひ原書にチャレンジしてみてください。

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ポッドキャストEcon Talkも。