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Making of Ryukoku-cha

2013-10-07

陸前高田合宿レポート(3回生)〜気仙茶編 (3)

小林君のレポート

 9月18日(火)、「北限の茶を守る 気仙茶の会」の皆さん、そして国際ボランティアNGO―NICE(ナイス)の方々が、伊達ゼミ3回生のために歓迎会を催してくれた。

 私たちは、陸前高田で暮らす人々に元気になってほしいがために、少しでもお役に立てればと思って現地に訪れている。

 しかし、陸前高田の皆さんは、盛大な「おもてなし」で私たちに笑顔を与えてくれる。

 ホントに感謝だ。

 歓迎会では、陸前高田名物のホルモンやホタテやサンマ等をふるまっていただいた。

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 ホルモンのおいしさは品質と鮮度で決まるというが、用意して頂いたものは、そのどちらも備えていて、全く臭みもなく、皆で取りあいになるほど必死に食べてしまった。

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 また、あれほど肉厚・濃厚なホタテや白く透き通ったサンマは、関西では味わえない。

 菊池司会長をはじめ、「気仙茶の会」の皆さん、あれだけ多くの食べ物を調達、また調理していただき、また写真の撮影も、ありがとうございました。



 9月19日(水)、前日の歓迎会のご恩を少しでも返すために、やる気満々で米崎町の菊池会長宅に向かった。

 約20名を車で小友町の茶園まで送迎していただいて、何だかたまらなくなった。


 お手伝いでお返しよう。

 午前、津波を被ってしまった小友町の茶畑の手入れを行なった。

 私自身、3カ月以上、京都・南山城村の茶畑に通い続けていたのだが、気仙の茶畑に着いたとき、どこに茶の樹があるのかわからなかった。

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 前田事務局長さんから説明を受け、畦畔の茶の樹と出会った時、そもそも京都の茶園とは、意味が違うのだろうと実感。

 京都は「生産」の茶園、

 陸前高田は「つながり」の茶園、

 そんな気がした。

 茶の樹を雑草から救い出す作業をしていると、いたるところから貝殻やら食器やらが出てきた。

 津波の痕や生活の跡が見え隠れする茶畑に、ギュッと胸をつかまれる思いがした。

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 しかし、これをみて一番つらいのは、そこに住んでいる人たち。

 2年半たっても、鮮明に残る記憶を呼び覚ますような行動は安易にとれないだろう。

 雑草を抜く間、茶畑をきれいにすることしか考えられなかった。

 お茶畑は、この土地のコミュニティを支えていた。

 それが失われることだけは絶対にあってはならないと思う。

 だから、私たちのできる限りを尽くして、再生させたいと思う。


 就職活動が終われば、茶摘みを一緒にすることができるだろうか。

 一抹の不安(シューカツ)と大きな期待(来年の茶摘み)をもち、今できることをやり続けたい。

(文責;小林)


富田さんのレポート

 前回2月の合宿では仮設住宅に2日間いましたが、今回の合宿では、2日目に気仙茶の作業をお手伝いさせてもらいました。


 気仙茶は、私が想像していたものとは全く違いました。

 いつも作業をお手伝いしている京都・南山城村の木野さんの茶園と似たような茶畑を想像していたのですが、着いたところは、畑とは言えない荒地でした。


 茶の木自体も雑草の中に隠れていて、気仙茶の会の方々とゼミ生とで雑草を抜いていき、やっと見えてくるような状態でした。


 もともと気仙茶は、販売用に栽培されているのではなく、各家庭で自家消費するために作られているものなので、規模はとても小さい。

 さらに、震災の影響で、手入れが全くできていませんでした。


 茶園からは、間に山があり、海が二つの方向に見えます。

 両側から襲ってきた津波は、ここでぶつかり、渦になってすべてを飲み込んでいったそうです。


 作業中には貝殻を頻繁に見つけました。

 海水がここまで来たということを感じました。

 貝殻のほかにはお椀、お皿、イヤホンなどが見つかりました。

 見つけたものは、気仙茶の会の方が預かってくれました。

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 気仙茶の中には、在来種の樹齢100年を超えているものもあり、あの一本松のように、津波に負けず残った木なので、気仙茶の会の皆さんとともに、これからも守っていけたらいいなと思いました。


 気仙茶の会の皆さんに、ホタテやさんま、イカなど、美味しい海の幸をご馳走になりました。

 まず、その大きさと重さに驚きです。

 ぷりっとしていて、貝の中に身がぎゅっと詰まっていました。

 京都で見るホタテとは、味も見た目もまったく違っていました。


 さんまは、まるごと焼いてくださいました。

 新鮮なので内蔵まで美味でした。

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 私たちを歓迎してくださって、本当にありがとうございました。

(文責:富田)




森川さんのレポート

 9月19日、合宿2日目、気仙茶の会のお手伝いに参加しました。

 小友町の茶畑は、斜面にお茶の木が植わっていて、そこは二方向から津波が来て渦をまいていたそうです。

 斜面を下った平地は、田畑でしたが、海水をかぶった(塩害)ので、土の入れ替え工事をしていました。

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 斜面は、雑草がのび放題で、お茶の木があるのはほとんど分かりませんでした。

 草むしりをしていると、お茶の木や雑草の隙間から、お皿やお茶碗、貝殻や糸巻が出てきました。

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 津波から二年半たっても、まだこうしていろんなものが見つかるので、まだまだ出てきていないことがたくさんあるのだろうなと思いました。

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 草むしりをしていくと、ぱっと見ただけでは分からないくらい、小さなお茶の木が顔をだしました。

 雑草と間違えそうになるくらい小さな木でした。

 津波で海水をかぶっても、雑草で日光をさえぎられても生き続ける木は強いなと思いました。


 お昼は、菊池会長のお宅をお借りして食べました。

 壁中に、ボランティアで来られた方の写真が貼ってありました。

 ゼミの先輩の写真も貼ってありました。


 夜は、気仙茶の会のみなさんが歓迎会を開いてくださいました。

 ホタテやサンマなど、かなり豪華に用意してくださって、全部とてもおいしかったです。

 二日間しかいない私たちに、あんなにすごい歓迎会を開いてくださって、ほんとうにうれしかったです。

 今回の合宿は、仮設住宅の集会所に来てくださった地元の皆さん、東京から飛び入り参加された汐谷恵美子さん、気仙茶のことを教えてくださり、歓迎会を開いてくれた気仙茶の会の皆さん、たくさんの方の協力や支えがなかったらできなかったと思います。

 みなさんに感謝したいです。

(文責;森川)




難波さんのレポート

 1日目に気仙茶の会の皆さんが、伊達ゼミの歓迎パーティーとしてバーベキューを開催して下さいました!

 地元でとれた新鮮な帆立や秋刀魚、いか、またホルモン等普段食べられない美味しい海の幸を堪能させて頂き、お腹も心も満腹です!(笑)

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 とても美味しかった。

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 このような機会を設けて頂き、気仙茶の会の皆さんには、本当に感謝でいっぱいです。

 2日目は、茶畑の作業のお手伝いをしました。

 お昼ごはんの時間にはそうめんとりんごを頂き、陸前高田には、海の幸、山の幸、そして温かい人たちばかりで、魅力いっぱいの土地だと感じた2日間でした。

 茶畑の作業では、昨年から4回生の皆さんがこの活動に加わり、また今年は私たち3回生も参加する運びとなりました。

 まだまだ、以前のようにたくさんの茶の樹があるわけではありません。

 しかし、強く、そして少しずつ新しい芽が伸びています。

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 これからは、後輩たちに受け継いでいき、気仙茶が元気に育っていくことを願っています。

(文責:難波)




藤原さんのレポート

 9月18日(水)の夜、気仙茶の会のみなさんが伊達ゼミ歓迎会を開いてくださり、BBQをごちそうになりました。

 ホタテやサンマなど、陸前高田のとても新鮮で美味しい海産物も食べさせていただきました。

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 国際ボランティア団体NICEの方や、この地域に住む近所の方々も、一緒に私たちを歓迎してくださりました。

 多くの方たちとのつながりの場を設けてくださり、初対面である私たちをとても温かく迎えてくださったことが、すごく嬉しかったです。

 まるで大きな家族の一員になれたようでした。

 楽しい時間はあっという間に過ぎてしまいましたが、みなさんの優しさと笑顔は忘れられません。


 二日目は、午前から気仙茶の活動をさせていただきました。

 斜面にある、津波の被害を受けたお茶のまわりの草抜きをしました。

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 茶の樹は、わたしがこれまで見てきたものよりも小さく、他の植物にうもれて隠れてしまうほどでした。

 作業をしていく中で食器、カミソリ、コンセントなどいくつかの家庭用品が出てきたことに驚きました。

 震災から二年経ついまもしっかりと、その恐ろしさを残していました。

 そんな津波の被害を受けながらも、負けずに生き抜き、新たな芽を出した茶の樹に生命力の強さをとても感じました。

 これらの茶樹をこれからもずっと守っていきたいと思いました。

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(文責:藤原)

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