バンギグライルカリオアロー
ポケモン | 性格 | 持ち物 | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 | 特性 |
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バンギラス | 陽気 | バンギラスナイト | ストーンエッジ | 地震 | 竜の舞 | 身代わり | 砂起こし(砂起こし) |
グライオン | 陽気 | 気合の襷 | 地震 | 岩石封じ | 挑発 | ステルスロック | 怪力バサミ |
ルカリオ | 臆病 | ルカリオナイト | 波動弾 | ラスターカノン | 真空波 | 悪巧み | 精神力(適応力) |
ファイアロー | 陽気 | 鋭い嘴 | ブレイブバード | 剣の舞 | 挑発 | 羽休め | 疾風の翼 |
エルフーン | 図太い | 食べ残し | ムーンフォース | 宿り木の種 | アンコール | 身代わり | 悪戯心 |
パルシェン | 意地っ張り | 王者の印 | 氷柱針 | ロックブラスト | 氷の礫 | 殻を破る | スキルリンク |
構築記事は久しぶりですね。
シーズン4後期からシーズン5通して長らく使って来たバンギルカリオアローですが、少し時代遅れになって来た感じがあるので晒します。
構築としてはグライオン+ルカリオ+ファイアローのステロ展開の並びからスタート。
ステロを撒いて積み終わった後のルカリオとファイアローの突破力は凄まじいものがあり、ルカリオを落としに来るスカーフ地面や格闘起点にファイアローが舞えるので2匹の並びは間違いなく強力でした。
またルカリオアローでは少し厳しいクレセリア入りやギルガルド入りに強い竜舞バンギラスを2枚目のエースに置く事で選出圧力を緩和。
上記は理想的な立ち回りとして挙げましたが、スカーフは一定数はいるものの5世代の頃と比べてランドロスやガブリアスの持ち物候補が多過ぎて積む隙を見つけるのが難しく、積めなかった時の火力不足のケアが出来ないのも否めないので積みリレーという単純な構築なように見えて非常にデリケートな構築なようにも感じました。
またエルフーンは格闘に薄い2枚のエースの補完として採用、パルシェンは環境に多くこのパーティに一貫性を取る事が出来るガブリアス、マンムー、ランドロス、ギャラドスを見れるポケモンとして採用しました。
それでは個別解説です。
個別解説
●バンギラス
AS
数値が可笑しい。
ロトムのハイドロポンプが半分入らなかった時は正直驚きました(無振りでH振りメタグロス以上の物理耐久、同じく無振りで砂下の控えめC極Wロトムの眼鏡ハイドロポンプを高乱数で耐えるくらいの特殊耐久があります)。
5世代では非常に愛用していたポケモンですがXYでは初めて使用しますね。
主にルカリオで見れないクレセドランやサザンガルド、ポリ2やアロー入りなどに主に選出して行きます。
その関係上、技構成は仮想敵に通りのいいエッジがまず入り、ギルガルドとその他諸々の削りを効率して噛み砕くではなく地震になりました。
また、クレセリアやポリ2が電磁波を撒いてくるのでそれを躱す身代わりに竜の舞で4枠が埋まりました。
使ってて思うのがガブリアスが本当に邪魔なのと常にエッジを外すリスクが付きまとうのが鬱陶しい。
噛み砕くや冷凍パンチが欲しい場面が多々あるので気分やレート帯によって使い分けたりもします。
配分は落とせる範囲を上げる為にAS。
HSだとマリルリやギルガルド辺りが怪しくなります。
●グライオン
AS
ステロ撒きの地面タイプで有名なのは他にガブリアスやランドロスがいますが、グライオンを採用したのは挑発の有無です。
余程の事がない限り先発に置きます。
動き方としては色々ありますが基本的にステロを撒いて削る事が仕事なので特に言及すべき事はないでしょう。
バンギグライの並びで一応ポイヒ偽装出来ればいいなという思惑もあるのですが、威嚇とトレースが多過ぎてバレます。
リザYなどは突っ張って来てくれれば封じで致命傷を与えられるので爆アド。
●ルカリオ
CS
特殊ルカリオ。
特殊で採用したのはアローとの範囲の兼ね合いと、フェアリーの通りがいいPTなので鋼技を採用しなければならず単純に外しまくるアイアンテールをメインに据えるのが怖かったというのがあります。
ラキグライムドーのような受けループに強いタイプと数値で殆どのパーティに対して選出します。
選出を躊躇うのはファイアローやサンダー入りのパーティのみ。
ちなみにこれ覚えておいた方がいいと思うのですが、HD無振り奇跡ラッキーは悪巧み波動弾では確定で落ちず(気合玉なら落ちます)、無振りグライオンの地震をメガルカリオはちょうど確定で耐えます。
グライはA60振りで確か落ち、そういう考察をしているブログもあったので油断は禁物。
極力対面する前に積んでおきたい。
悪巧みラスカでルカリオの仮想敵の殆どが落ちるのでステロ込みでH振りサンダーやギャラが落ちる気合玉メイン推奨派が多いのですが(実際私もそう思っていますが)、このパーティでは重いミトムに安定して撃ちたかった為波動弾になっています。
●ファイアロー
175-133-92-×-90-171
いつもの陽気HAベース嘴アロー。
こいつもルカリオやバンギラス、パルシェンを止めに来る相手に対して回答を持てるので殆どのパーティに対して選出します。
所謂積みサイクルの形ですね。
体力の消耗が激しいので剣舞を積んだ後羽休めでいかに粘れるかが鍵。
覚えておいた方がいいダメ計はギルガルドのブレードフォルムに対して剣舞嘴ブレバが高乱数という事とH振りマリルリとガブリアスに対して確定2発が取れているという事。
ギルガルドはシャドボが7割程度しか入らないので有利対面と思ってラス1対面させてくるギルガルドを挑発で分からせましょう。
諸刃は分からされます。
マリルリやガブリアスに対しては嘴を持つ事で最低限本来のストッパーや役割破壊としての仕事が出来るという事を覚えておくといいかもしれません。
145-×-132-107-106-147
H 16n+1
C
ムーンフォースで175-125メガへラクロス確定2発
H-D
控えめウォッシュロトムのボルトチェンジを身代わりが最高乱数以外耐え
最速81族抜き
ここまででマリルリを対面で処理出来るポケモンがいないのとガブリアスやウォッシュロトムが少し重いのでエルフーンがまず補完で入りました。
初手ガッサへの回答でもありますね。
ニャオバシャガルのようなバトンパなどに対しても強めです。
また呼ぶフシギバナのヘド爆やナットレイのジャイロなどを縛りアンコールで後続の起点を作る事が出来るのも採用理由のひとつです。
なので抜き体制を整える為に早々に切るプレイングも求められます。
意地メガヘラのミサイル針確定耐えまで振ったつもりが振れてなかったのは内緒。
アローのブレバをアンコールしたい場面があるので準速アロー抜きを取れる臆病での採用も考えていますが、マリルリのじゃれつくが図太いでも信じられない程入るので耐久はこれ以上切りたくないというジレンマ。
●パルシェン
143-161-200-×-65-105
A極振り
S破り後最速メガライボルト抜き+4
残りH(ステロダメ考慮の16n-1)
マンムーとギャラドスを見るポケモンが欲しかったのでロトムやゲッコウガなども試しましたが、最終的にパルシェンに。
持ち物は珠で落ちない相手が増えてしまったので印。
怯み率は約41%で雪崩ガルのような糞ゲーを仕掛ける事も可能。
ロトムはギャラマンムー両方に対して圧倒的に強いのですがやはりハイドロポンプの外しが痛いのとニンフィアやサーナイトなどの特殊フェアリーが出て来た場合に負担をかけられず、ゲッコウガはマンムーもギャラも打点を持てるだけで何の回答にもなっていなかったです。
A182地震は半分入りませんが珠を持たせなければマンムーが破りロクブラで普通に落ちないので乱数次第で地震+Bダウン地震で落ちて真顔になります。
あとH種族値が10高ければ神だったが、ここまでHを振っていれば破ってもマリルリのじゃれつくや意地ファイアローの鉢巻ブレバ、意地ガブの逆鱗なども余裕を持って耐えます。
破り礫で無振りボルトロスは高乱数、威嚇込みでもHBゴツメギャラは破りロクブラで中乱数(ステロ込み確定)。
流行りのHBに厚いボルトロスは珠を持たせればステロ込み確定なのでボルトランドスタンのようなパーティには珠の方が刺さるかもしれませんね。
一度でも怯ませればナットレイ、エアームド、ミトムなどは突破出来ます。
どうしても無理なのはギルガルド、クチート、ルカリオなどの鋼連中。
あとメガハッサムも無理。
175-92程度のプレートアローにありがちなファイアローはステロ+破り礫+反動ダメで残りHP次第では相討ち。
怯めば勿論勝ち。
毎度の如く壁パには絶対勝てません。
結局シーズン5では2000越えず解散。
次はもっと種族値高い構築を考えたいです。
それでは。