元祖サイババの町へ
無事にインドに到着しました。
それににしても香港は物価が高かった…。
なので、インドが快適です。
外は大雨。
こんな時間に物価の高いムンバイを歩くよりは
空港で朝まで待機することにした。
僕らは出口付近の椅子を陣取りさっそくブランケットを広げ横になる。
気がつくと朝日は昇り、外は明るくなっていたが
あいにく、雨は降り続く。
雨が降る外にでて空港左端にあるバス停よりダーダルへ向かう。(一人12ルピー)
たまたま、このバス停で待っていた空港職員に僕が行きたいシルディという町のことを訪ねると親切にも同じバスに乗りシルディ行きのバスが集まる場所へ案内してくれた。
彼は空港職員で月の給料が3500ルピー(約1万円)で夜勤だと話していた。
そのほか、おとついに娘が生まれたとも。
ゴールデンルートから外れたインドの人々は
疑いたくなるぐらい親切な人が多い。
彼も、自分の家とは違う方向なのに、わざわざ同じバスに乗って
僕らを案内してくれた。
彼は僕らに言った。
『君たちは僕たちにとってゲストだ。道に困っているひとは助けるのが当たり前だ』
雨の中、最後まで送ってくれた彼に感謝しながら
片道9時間の旅にでた。
ここは、モジャモジャヘアーのサイババではなくて
その前の元祖サイババの大聖地だ。
聖地だけあって、街中すごい熱気で満ち溢れている。
もちろん、ここは外国人が一人もおらず、僕らは
浮いた存在だ。
僕が、ここに来たかった理由はそのサイババ雑貨の買い付け。
元祖サイババの雑貨って意外とないんです。
もちろん、お寺周辺で問屋をみつけて
かわいいサイババ雑貨みつけました☆
翌日、朝5時に起きてサイババの寺を巡礼。
そんなに朝早く起きたのに、信者がウジャウジャいて
寺へ入るのにも1時間半待ちの行列だった。
そういえば、この町限定の挨拶なのか
街中のひとに
『サイラム!!』
と声をかけられる。
北インドで言うナマステに値する気がする。
そして、僕の髪型のせいか、よく拝まれことが…。
神様ではないんですけど、みんな僕に拝みすぎです。汗)
とにかく、ムンバイの空港で親切にしてもらったことが
この巡礼での一番の思い出になりました。
『心からありがとうと伝えたいです』
僕らは巡礼も終わりムンバイに戻ってきました。
次は、もっとローカルな聖地を目指します。