鏡の神事

人間を含めた霊長類の脳にはミラーニューロンという機能があります。

江戸の養育、江戸の教育 - 連山
人間の脳みそにはミラーニューロン(Mirror neuron)という特殊な細胞があります。自ら行動する時とその行動と同じ行動を他の同種の個体が行っているのを観察している時の両方で活動電位を発生させる神経細胞です。人間は家庭においては行動指針を父親に規範を求めます。ここに非常に妙味深い未来が垣間見えます。母親に頭が上がらない父親や臆病者が集る集団にいれば自分自身もそれが身に付いてしまいます。現在のように世界全体が流動的になれば高度に情報化された智者や勇者の集まりは更に強化されミラーニューロンにより全体の水準は向上します。全体の向上は個体の向上になるのです。火縄銃の数が揃えば狙撃や連絡としてではなく鉄砲隊の編成が可能となるのです。

鏡のように模倣するということですね。日本で鏡といえば、天岩戸の神事があります。

天岩戸 - Wikipedia
高天原が鳴り轟くように八百万の神が一斉に笑った。


岩戸神楽ノ起顕(三代豊国)

この声を聴いたアマテラスは、何事だろうと天岩戸の扉を少し開け、「自分が岩戸に篭って闇になっているというのに、なぜアメノウズメは楽しそうに舞い、八百万の神は笑っているのか」と問うた。アメノウズメが「貴方様より貴い神が表れたので、それを喜んでいるのです」と言うと、アメノコヤネとフトダマがアマテラスの前に鏡を差し出した。鏡に写る自分の姿がその貴い神だと思ったアマテラスが、その姿をもっと良く見ようと岩戸をさらに開けたとき、隠れていたタヂカラオがその手を取って岩戸の外へ引きずり出した。すぐにフトダマが注連縄を岩戸の入口に張り、「もうこれより中に入らないで下さい」と言った。こうしてアマテラスが岩戸の外に出てくると、高天原葦原中国も明るくなった。

暗闇の時代にこそ、明るさは貴重です。
人々の多様な智慧八百万の神々)が結集して、楽しませ合い、励まし合い、ネットワーク(鏡)を作れば、智慧天照大神)が反射し、精神的にも物質的にも明るくなるということでしょう。凹面鏡で太陽光を集めれば3000℃の熱になるようなものです。参加者は成長し、智慧が大きくなるという循環ができます。


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松浦彰夫 拝


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