鯔背な太鼓。

ここ3年、東博へ初詣に行っている。が、昨年は三が日が過ぎた後、獅子舞も和太鼓も見なかった。
この3日の和太鼓、鯔背な女太鼓であった。

一昨年の和太鼓は、秩父の高校生の秩父屋台囃子であった。それはそれで楽しませてもらった。
が、今年の和太鼓は、湯島天神白梅太鼓。
結いあげた髪にキリリと鉢巻。法被の背には、五弁の白梅が染め抜かれている。

時間となり、それぞれ太鼓を運び入れセットする。
中央少し左に男が一人いる。湯島天神白梅太鼓の関係者と思われるこの人が凄かった。
その着ているもの、上下白。殊に上着は、白いラメが入ったようにキラキラ光っている。ネクタイは、赤。まさにド派手な舞台衣装。
湯島天神、学問の神様・菅原道真を祀っているところなのになんてことを考えるのは、どうも間違っている。白梅太鼓の鯔背なお姐さま方を纏めるには、この程度の装いは必要であるのかもしれない、と思い至る。

始まった。

迫力ある太鼓の響き。

鯔背なお姐さま、お嬢さま方の演奏、サウンドばかりじゃなくヴィジュアルでも魅せる。

表慶館をバックにした斜め後ろから。

白梅太鼓の響き、迫力ある。

本館前の大きな正月花を通しての白梅太鼓。

本館の内側から舞台を見る。

白梅太鼓の皆さま、赤い法被を脱ぎこのような襦袢となっている。
遠目に見ると、なにやら彫り物、モンモンのようにも見える。

白梅太鼓の演奏もクライマックス。

エンディングが近くなる。

粋で鯔背な白梅太鼓の舞台は終わり、皆さまバチを腰にさす。

本館正面の観客に挨拶をした後、白梅太鼓の皆さまくるりと後ろを向き、本館内から見ていたお客さまにも挨拶をする。

そして、それぞれ太鼓を運び出す。

獅子舞と和太鼓、共に楽しめるのは東博ならでは。



今日、北朝鮮、水爆実験をやったと発表した。
水爆かどうかは不明であるが、核を爆発させたことは事実。
それにしてもバカなことをする。
北朝鮮、30を幾つか越えたかという若造が牛耳っている。言ってみれば、ISへ馳せ参じる連中より少し年上、というぐらいの若造である。
経験不足極まりないその若造にアドバイスする人もいない。忠告したり諫めたりする人もいない。そんなことをすれば、即、銃殺となる故。
古来、バカにつける薬はないと言われているが、ホントにそうなのかな。