雪の里アート巡り(5) 雪の信濃川に赫赫たる夕日。

越後妻有・十日町、「雪と織物と信濃川」それに加えて「火焔型土器」、という在所。
信濃川を見に行く。
さほど離れてはいない。道路の除雪はなされている。時間は5時前。間もなく陽が落ちる。のんびり歩いても、雪の信濃川へ落ちる夕日が眺められる。

越後交通バスのターミナルでは、大きなシャベルカーが雪を片づけていた。

町中の道路は除雪されている。

民家の屋根にも雪は少ない。

おそらく、暫らく雪は降っていなかったのであろう。

信濃川へ近づく。

5時10分ごろであったであろうか。
陽は間もなく落ちる。

信濃川の標識が現れる。
火焔型土器が描かれている。<信濃川河口より123km>、との文字も。

「妻有大橋」と打ち出された大きな鉄塊がある。雪の結晶・六角形で構成されている。
橋の上には雪がない。やはり、新雪は暫らく降っていないようだ。

橋の欄干の隙間を通して見た信濃川。

欄干の上から見た河原。

河原には、葉の落ちた木が雪の中から。

妻有大橋から見た信濃川、黒く見える細い流れが幾つかあろのみで、ほとんどは雪の原。

雪の信濃川に今まさに落ちようとする越後妻有・十日町の夕日、赫赫たる美しさ。

その5分ほど後であったであろうか、陽は落ちた。
この日、3月5日の十日町、夕刻5時20分ごろであった。「キナーレ」から信濃川に近づき、10分か15分間ぐらいの天体ショーであった。