UMUTオープンラボ。

弥生美術館の前は東大。赤門側が表側だとすれば、こちら側は裏側にあたる。久しぶりで東大の総合研究博物館へ行ってみようと考える。

弥生美術館のすぐ斜め前は、東大の弥生門。

東京大学総合研究博物館。久しぶりである。
「本日開館」、「入館無料」で迎えてくれるが、いつも来ている人は少ない。東大に入学するんじゃないから気軽なものなんだが。

9月下旬はこのような展示であった。

入る。

「UMUTオープンラボ」って。

入ったところはコレクションボックス。

これだけでも説明不要、面白い。





移動する。
フィリピンヒヨケザル骨格。

ユーラシアカワウソ骨格。

向こうの方に・・・

しゃれこうべ、頭蓋骨。

ネアンデルタール人の頭骨、頭蓋骨。このようなもののレプリカ。
右は、<イスラエル、アムフド洞窟出土。6〜5万年前。25歳前後の男性。推定脳容量(約1740cc)は現生人類より大きい。長身(178cm前後)で手足も長い>、と説明書きにある。
ネアンデルタール人が今の人類よりも脳の容量があったなんて初めて知った。ひょっとして現代人は退化しているのか。まあ次元の異なる話であるが、ある意味、オレたち現代のホモ・サピエンス、退化している面はある。オレさま第一のドナルド・トランプや、「そんなにあってもまだほしいのか」のカルロス・ゴーンであったり、これは退化なんだ。思考の退化である。ネアンデルタール人より脳の容量が少ない、というのもよく理解できる。
左は、シリア、デデリエ洞窟出土。7〜5万年前。推定2歳前後の幼児骨である。

このような部屋があった。

古代の生物が見つかった時のものであろうとは思ったが、よく解らなかった。

恐竜にしては小さい。トカゲの大きなヤツであろうか。

この室内の横には・・・

このようなものが。

ほぼ完全な全身の骨。

これである。

初めての縄文人の全身骨。
こういうものらしい。

メガネカイマン頭骨。

バビルサ頭骨。
バビルサってインドネシアに生息するイノシシの仲間らしい。

私は「標本回廊」を巡ったようだ。

このような。
なお、「UMUT」ってのは東京大学総合研究博物館のことらしい。
”The University Museum、The University of Tokyo”の略らしい。
東大総合研究博物館、そのようなことはひと言も言わない。勝手に考えろってことのようだ。
東大らしいと言えば東大らしい。