2011-02-01から1ヶ月間の記事一覧

いいねえー。

このところの国内ニュース、暗く、遣る瀬無く、情けないものばかり。しかし、昨日から今日にかけてのニュースは、爽快、痛快、心地よいものであった。 東京マラソンで日本人トップになった若い市民ランナー、タイムも良く、世界陸上選手権への代表に内定した…

30年、かかる。

ネットで呼びかけられていた、今日の中国における民主化要求デモ、完全に抑えこまれた。 1週間前の13都市から27都市へ拡大して、と呼びかけられたが、中国の国家権力、中東諸国ほどヤワじゃない。話にならない。 北京の場合、そもそも王府井(ワンフー…

神の笑み。

カダフィ包囲網、日々狭まる。 オバマは、カダフィ一族と政府高官の資産凍結を命じる、大統領令にサインした。EUも、武器禁輸、資産凍結、渡航禁止などの制裁を科すことで合意した。国連安保理は、「人道に対する罪」で、リビアへの制裁決議案を協議してい…

時間。

クライストチャーチでは、72時間は既に過ぎ、トリポリは、緊迫の度、さらに高まる。

さるすべり。

2時すぎ、近所の中華屋へ行くと、店を閉めていた。旨くて安い店だったので、客の多い店だった。 元より、4時近くには閉める店で、3時すぎでも、「今日は終わりました」、といわれる店であった。もちろん、夜はやらない。何時から開けていたのか知らないが…

助力。

ニュージーランドへ派遣された日本の緊急援助隊、クライストチャーチへ着いた。 倒壊した建物の中にいる、と思われる日本人の不明者が多い、ということもあるが、従前よりは、派遣のスピード速かった。昨年のハイチの時など、ずいぶん遅かった気がする。 タ…

圧政、終わるな。

反体制派への銃撃はしていたが、まさか空からの爆撃や機銃掃射までする、とは思わなかった。 カダフィのリビア、いよいよ追いつめられた。 昨日の夜(日本時間、今日未明)、カダフィは空軍を使って、国民に対して無差別爆撃を行った。 今日のニュースには、…

抑圧、いつかは壊れる。

3日前、アルジャジーラから引いた、若いリビア女性が国旗を持つ写真を載せた。 「闘いに勝利するか、さもなくば、死す」、と手書きされたもの。命を賭して闘う人は、強い。 カダフィのリビア、いよいよ末期に入ってきた。 NHKとフジテレビの映像から引く…

ヘレスのカンテ。

3時半近く、遅い昼飯を食べようか、とテレビをつけたら、フラメンコが流れてきた。 ギター一本で、年とった男の歌い手が歌っている。カンテ・フラメンコだ。 BS朝日のDEEP Planetという番組、もう半分以上終わっていた。どうもアンダルシアの小…

1+1、必ずしも2、ではない。

今日はいい話を読んだ。 <私は1913年(大正2年)東京日本橋の人形町界隈に生まれ育った>、と書き出される。タイトルは、「ああ相撲! 勝ち負け、すべてではない」。吉田秀和の「音楽展望」である。 <思い出す、まだ小学校に上がる前のある正月、例年…

中東の金曜日。

また、金曜日が来た。 アルジャジーラのウェブサイトのアイキャッチも、「エジプトの闘い」から、「エジプトからバーレーンへ」に変わった。 中東諸国、金曜礼拝の終わった後のデモ、あちこちで続いている。さしあたり激化しているのは、バーレーンとイエメ…

若田さんと太陽フレア。

今日、JAXA(宇宙航空研究開発機構)は、若田光一さんがISS(国際宇宙ステーション)の船長に選ばれた、と発表した。 2013年末からの第39次のISS船長(コマンダー)として指揮を執る、という。ISSの船長、アメリカ人とロシア人以外では、…

革新技術、不便だな。

終日、パソコンと格闘した。 仲間のSの作品を、チェンマイのギャラリーへ売り込む作戦。 プレゼンのための売り込み文や、美術評論家・H(そう言えば、私の友だち、Hで始まる男が何人もいる。時々出てくるH、昨日の再婚内裏雛のH、美術評論のH、その他…

再婚内裏雛。

学生時代のサークル仲間の飲み会。 去年の忘年会の折り、「実は年明けに結婚することになった」、と言っていたHが、先般結婚した。で、彼の再婚祝いを兼ねての遅い新年会。9年前に癌で細君を亡くしたH、子供たちもすべて独立した。新しい夫人も、子供はひ…

梵字。

ほぼ2500年前、お釈迦さまがインドで開かれた仏教、中国、朝鮮を経て日本へもたらされた。 その後、役人や、学生や、お坊さんが、先進国の唐へ派遣された。先進知識や先端技術を学ぶために。今に名を残す人は多くいるが、そのスーパースターのひとりは、…

お地蔵さま。

お釈迦さまが入滅されたのは、ほぼ2500年前。それほど時間が経っているワケではない。 ところが、この次にお釈迦さまに代わる存在が現われるのは、56億7000万年後。気が遠くなる、じゃ済まない、とても遠い時代だ。弥勒菩薩が現われるまで、待たな…

やはり、金曜日だった。

エジプト情勢、急転直下、ムバラク政権崩壊した。やはり、3度目の金曜日に。 エジプトの現代史としては、ナセル等による王制打倒の軍事革命に次ぐ、革命といえる。 市民による革命は、成った。しかし、まだ、ほんのとば口だ。 なお、今日の写真、上のものも…

雪の靖国。

今冬初の雪らしい雪、終日降りしきる。しかし、湿り気が多く、地に落ちると溶けてしまい、積もるには至らず。 昼前、長命寺へ。墓参。3時頃、靖国神社へ。 靖国神社へ行く時期、2月11日としてからでもある程度となるが、雪の靖国は、記憶にない。 いつも…

ロスコを追う人。

凄い絵描きってのは、何人もいる。私自身も、そう思っている絵描きは、何人かいる。 マーク・ロスコも、そのひとりである。20世紀を代表する画家のひとりである。 このブログでも何度か触れた。去年5月には、東京駅の工事中の囲いのパネルを見て、”オッ、…

ひとつ釜の飯。

相撲の八百長論議が喧しい。各メディア、ここ暫くこのことにシャカリキだ。 大相撲というもの、こういうことがあるから面白い。多くの人は、とんでもないことだ、と言って憤っている。あの14人は、推定無罪じゃなく、推定有罪だろう、と皆さん思っている。…

借面のアップル。

半月ほど前の夜の銀座、松屋の正面ガラスに、リンゴがゆっくり廻っていた。下の方、入口の上にもリンゴがある。こちらは廻らず静止したまま。 このように。 格子模様の松屋の電飾の上を、白っぽいリンゴがゆっくりと廻る。 下のリンゴは、松屋の正面入り口の…

カエル。

今日は、注腸の日。カエルになった。 バリウムと共に入れた空気、抜けきらず。まだ、腹が張っている。気分よろしくなし。

至福の時。そして、勉強も。

我が家の日常の食卓、あの”土光さんチ”のそれに、そうヒケを取るものではない。 メザシでも負けない。大根や白菜の漬物でもそう。菜っ葉の味噌汁でもそうだ。”土光さんチ”では、玄米だそうだが、拙宅では、時折り雑穀混じりの飯である。 さらに、ひと月少し…

一畳敷。

エジプト情勢、膠着状態に入った。 ムバラクはしたたかだし、アメリカも強くは出られぬ弱みがあるし、なにより、反政権側の思いバラバラの様相。ムスリム同胞団のようなイスラム原理主義組織、4月6日運動のような若者たち、それに、エルバラダイやムーサの…

ムバラク、したたかだ。

エジプトで、ムバラク退陣を迫る動きが起きてから、2度目の金曜日がきた。ウイーンから帰ってきたエルバラダイも、この日までに辞任せよ、と迫っていた日だ。 しかし、ムバラク、なかなかしたたかだ。アメリカの足許を見ている。 昨日、反ムバラクデモが起…

皆さん同じで、いいのかよ。

いや皆さん同じようなことばかり言っている。新聞もテレビも、今日もトップニュースの八百長問題のことだ。 ”そうだろうな”、とは思いつつ、”そればかりか、と思うヤツはひとりもいないのか”、とも思う。国技がどうこうとか、国民の信頼がどうとか、裏切られ…

文化と文明。

白鵬がいかに強かろうと、上位力士の過半をモンゴル勢やヨーロッパ勢が占めていようと、相撲は、日本文化のひとつである。 ”ちょっともの解かりが良すぎるんじゃないか、お前さんは”、と思わないではないが、そのことを一番解かっているのは、白鵬であろう。…

たしかに、日本、病人だらけ。

例年この頃、私にとっては検査の時節である。 今日は、エコーと消化器の内視鏡の検査をした。胃は少ししか残っていないので、その前後も含めてのもの。暫く前には、半年毎の、肺のCT検査があった。これも、少ない肺を、これ以上削らないようにするためのも…