Hatena::ブログ(Diary)

ryuzi_kambe の?D RSSフィード

その時々に興味を持ったことについて書いていました。
今はこの日記の内容と mixi 日記の内容を Voxにまとめることにしました。→http://ryuji785.vox.com/
でもやっぱり Vox やめるかも・・・だってアクセス解析できないんだもん。

ラボブログOne Thousand Ideas でのアイディア1000本ノックは引き続き継続します。

新サイト RKANBE Labs. と、ILOVEIT を宜しくお願いします。

2005-07-29

うぇぶでざいなーのためのえほん

むかしむかしあるところに、うみとやまにかこまれた、ちいさなくにがありました。

そのくには、うえぶでざいんでせいけいをたてる、のんびりしたくにでした。

このくにのおきゃくさんは、やまにすむどうぶつたちと、うみにすむさかなやいるかたちです。

うぇぶでざいなーたちは、せかいじゅうのじょうほうを、うみとやまにおくりとどけて、おかねをもらっていました。しごととしてはじめてから、しばらくはうまくいっていました。

しかし、あるときやまにすむきょうりゅうはいいました。「あたらしいうぇぶぶらうざをつくったんだ。これをつかうといろんなところがはでになって、とてもおもしろいから、そうしてくれ。たのんだよ。」うぇぶでざいなーはしごとがふえるとおもい、よろこんでききいれました。

つぎのひ、うみからあしかがやってきました。「あたらしいうぇぶぶらうざをつくったんだ。これをつかうと、はでなうえにべんりなんだ。たのんだよ。」うぇぶでざいなーはまたしごとがふえるとおもい、あしかのいうこともよろこんでききいれました。

そんなことがなんかいかつづき、うぇぶでざいなーはうるおいましたが、そのうち、うぇぶでざいなーはだんだんたいへんになってきました。なぜかというと、おねがいをききいれすぎて、うみのさかなたちとやまのどうぶつたちのために、それぞれべつのうぇぶさいとをよういしなくてはならなくなってしまったからです。

でも、うみのさかなたちもやまのどうぶつたちも、だいじなおきゃくさまです。うぇぶでざいなーは、がまんしてしごとをつづけてしまいましたが、だんだんがまんできず、うっかりふまんをもらしてしまいました。

すると、うみのさかなたちとやまのどうぶつたちは、「おなじうぇぶぶらうざをつかわないのがわるい」と、おたがいをののしりあいはじめました。うみのさかなたちはなみをあらだててやまのどうぶつたちがうみにちかづけないようにし、やまのどうぶつたちはたてふだをたてて、うみのさかなたちのたちいりをきんししました。

うぇぶでざいなーのしごとはあいかわらずたいへんなままです。そのうち、うみにもやまにも、じゅうぶんにじょうほうがいきわたらなくなってきました。やまのどうぶつたちも、うみのさかなたちも、ふえつづけるじょうほうをうけとることができず、このままではらちがあかないと、みんながおもいました。

あるひ、うみからやってきたあざらしは、くにのなかにうぇぶでざいなーのつかうどうぐをうるおみせをだしました。うぇぶでざいなーがうみでつかわれているどうぐをつかえば、やまのどうぶつたちのためにうぇぶでざいなーがついやすじかんがへり、うみのいきものだけはしあわせになれる、とかんがえたためです。

しばらくおみせをつづけると、だんだんあざらしのどうぐやははんじょうしてきました。そこであざらしは、どんどんどうぐのねだんをさげていき、いっぽうではうみのどうぐだけをつかうようにおねがいしてまわり、さいごにはどうぐにうみのうぇぶぶらうざをただどうぜんでつけてしまったのです。

これにおこったのはやまのどうぶつたちでした。これまでとちがい、ののしりあうだけでなく、おたがいにとっくみあったり、じんちをうばいあったりしはじめました。ぎじゅつのしんぽはとまり、うぇぶでざいなーはなりゆきをみまもるだけでした、

とうとうやまのどうぶつたちは、やまからおおきなおおきないわをほりだしてきて、うみにむかってつきだしたおおきながけのうえから、いわをどぶーんとおとしました。

これにおこったのはうみのおうさま、くじらです。うみのさかなや、そっきんのいるかのかいるをひきつれてみんなでおおきなつなみをおこして、やまにむかっておくりだしました。

つなみはうぇぶでざいなーのすむまちをとびこえ、やまのどうぶつたちもろともやまはだをのきなみけずりとり、そのままはんたいがわのうみまでおしだしてしまいました。

あとにのこったのは、なにもはえていないはげやまと、なんとかさいなんにあわずにすんだうぇぶでざいなーのくに、そしてうみだけです。くじらのおうさまはいいました。「これで、やまのものどもはいなくなった。あんしんして、うみのいきもののためにじょうほうをつたえなさい。」

うぇぶでざいなーは、ないしんよろこびました。だって、もううみのどうぶつとやまのどうぶつのために、べつべつのうぇぶさいとをよういしなくてもよくなったからです。それからしばらくのあいだ、うぇぶでざいなーはうみのいきもののためだけにじょうほうをつたえつづけ、こつこつとはたらきました。そして、このまいにちが、ずうっとつづくものだとしんじていました。

あるひ、うぇぶでざいなーは、まちはずれのおかのうえにある、おおきなきをおとずれました。このきは、うぇぶでざいなーにいろいろなちえをあたえてくれるそんざいです。うぇぶでざいなーはおおきなきのいうことがぜんぶわかるわけではないのですが、できるだけそのちえをりかいし、つかいこなそうとしていました。

そのひも、おおきなきのところにやってきたうえぶでざいなーは、こんなことばをききました。「いま、おまえのつくっているうぇぶさいとは、むだがおおく、しぜんにわるい。じょうほうのほねぐみと、じょうほうのみばえはきりはなして、もっとしぜんにいいものをつくりなさい。」うぇぶでざいなーはなるほどとおもい、さっそくそのとおりにあたらしいうぇぶさいとをつくりました。

しかし、うみからきたあざらしのくれたうぇぶぶらうざでは、そのやりかたでつくったうぇぶさいとがうまくうごきませんでした。いっしょうけんめいくふうをこらしましたが、どうしてもうまくいきません。

そこでうぇぶでざいなーは、うみのくじらのおうさまのところへいって、うぇぶぶらうざをつくりなおしてほしいと、おねがいにいきました。

しかし、くじらのおうさまは、がんとしてききれません。「どうせやまのどうぶつたちはぜんめつしたのだから、うみのうぇぶぶらうざをつかいつづければいいのだ。それに、どうぐをつくるためにこれまでずいぶんおかねをつかってきたから、いまさらなおすおかねはないのだ」といって、うぇぶでざいなーのねがいを、ききとどけてはくれませんでした。

うぇぶでざいなーは、しごとがなくなってはしかたがない、とおもい、おかのうえのおおきなきのいったことはわすれることにしました。おおきなきのいうとおりにすれば、みんなのためにやくだつことはわかっていましたが、くじらのおうさまがどうぐをなおしてくれないことには、どうにもなりません。なにしろ、いまはせかいじゅうで、うみのどうぐについてくる、うぇぶぶらうざをつかっていましたから。

それからまたしばらくして、うぇぶでざいなーはおかしなことにきづきました。いろいろなうぇぶさいとをまわっているうちに、うみのどうぐがこわれてしまったのです。よくよくしらべてみると、それは、うみのどうぐについてくる、うみのうぇぶぶらうざがげんいんでした。

うぇぶでざいなーはこんどこそなおしてもらえるとおもい、もういちどうみのくじらのおうさまのところまでいきました。

しかし、くじらのおうさまはこんどもききれてくれませんでした。くじらのおうさまは、こういうのです。「おかのうえではうまくうごかないかもしれないが、うみではこれはそういうものなのだ。だからそれにあわせてしごとをしなさい」。

うぇぶでざいなーはなくなくおうさまのいうことにしたがいました。どうぐのちょうしはなんどもわるくなり、しごとはたいへんになるいっぽうで、うぇぶぶらうざのぎじゅつもながいあいだとまったままです。しかも、そのうちうみのうぇぶぶらうざのしゅるいもだんたんとふえてきて、うぇぶでざいなーはけっきょくしごとがいつになってもらくにならないのでした。しんせきからすけっとにきている、ひつじのどりーも、もうどうしようもないと、ひめいをあげています。

つかれきったうぇぶでざいなーは、おかのうえのおおきなきのところにそうだんにいきました。すると、おおきなきはうぇぶでざいなーにやまにいくようすすめました。うぇぶでざいなーはあんなところにはだれもいませんよ、といいましたが、おおきなきのいうことなら、とおもいなおして、やまにむかってあるきはじめました。

うぇぶでざいなーがすっかりはげあがったやまをのぼっていくと、またすこしずつくさきがはえていることにきづきました。すると、くさむらのなかで、なにかがうごきました。ちいさなちいさなこぎつねです。きのうえをみると、あおいはとがとまっていました。

そこでうぇぶでざいなーは「おまえたち、どうしたんだい」とききました。するとちいさなこぎつねはこたえました。「このまえのおおつなみで、ぼくたちのおとうさんもおかあさんも、とおくのうみにながされてしまいました。いったいどうなってしまったのかしらべるために、のこったどうぐをつかって、ながされたとなりのきょうりゅうのおじさんのいえの、ちかしつにしまってあったほんをさんこうに、もういちどぼくたちでやまのうぇぶぶらうざをつくって、おとうさんとおかあさんをさがそうとしていたんです。」そのあとをあおいはとがつづけました。「だけど、たいていのうぇぶさいとはぼくたちのうぇぶぶらうざではうまくうごかないんだ。やまのうえのおおきなきのいうとおりに、うぇぶぶらうざをつくりなおしたのに」

うぇぶでざいなーにはそのりゆうがわかっていました。なぜなら、そのうぇぶさいとをつくったのはじぶんだったからです。うみのどうぐをつかって、うみのうぇぶぶらうざをつかったときのことしか、かんがえずにつくっていたからです。それでこのこたちとおやたちがはなればなれになっているとおもうと、うぇぶでざいなーはなんともいいようもないきもちになり、いてもたってもいられなくなりました。

「わかった、わかった。かならずなんとかしてあげるから、いっしょにやまのうえのおおきなきのところへいこう」と、うぇぶでざいなーはいいました。そうして、うぇぶでざいなーとこぎつねとあおいはとはつれだって、やまのうえのおおきなきのところにやってきました。

やまのうえのおおきなきのところにたどりつくと、やまのうえのおおきなきは「まっていたよ、そこからうみをみてごらん」といいました。すると、おかのしたにあるちいさないりえには、くじらのおうさまのそっきんのいるかもやってきていました。

いるかはいいました「このまえのあらそいで、わたしもおおきなけがをした。いまおもうと、なんてむだなことをしていたのだろうとおもうよ。」いるかはたんたんとつづけます。「そのこたちのおやのことは、そこのおおきなきからきいている。うみのものたちだけでせかいのうみをさがしたが、みつからなかった。」そして、いるかはぴしゃりといいました。「ざんねんだったな。わたしがおおせつかっているのは、そこまでだ。」こぎつねも、あおいはとも、すっかりちからをおとしてしまい、なきだしてしまいました。

「ないてもしかたがない。すっぱりあきらめるんだな。」

そういって、いるかはうみにかえろうとしました。

そのときです。

「まってください!」

そういったのは、だまってはなしをきいていたうぇぶでざいなーでした。

「もうすこしだけ、がんばってみませんか。おおきなきのいうことをきいて、もういちどうみのいきものとやまのどうぶつたちがきょうりょくして、いろんなどうぐでつかえるきょうつうのうぇぶぶらうざのきまりをつくれば、せかいじゅうにちらばったじょうほうのなかから、このこたちのおやもさがしだせるかもしれません。うみはひろいですが、りくもとおくにひろがっています。なかなおりして、せかいじゅうからさがしだしましょう!」

いるかのつかいは、だまってそれをきいていましたが、しばらくしてから「いいたいことはわかった。だが、わたしだけではきめられない。おしろにもどってくじらのおうさまにきいてみる。」そういって、すうっとうみのそこに、もぐっていきました。

そのひはそのまま、こぎつねも、あおいはとも、うぇぶでざいなーも、みんなでおかのうえにのこり、ほしにむかってねがいをかけました。こぎつねとあおいはとのなみだがかわくまで、うぇぶでざいなーはいっしょにいてやりました。

よくあさ、あさひがのぼると、なみがぽちゃんと、はねるおとがしました。きがつくと、なみうちぎわにてがみがおちています。

あおいはとがてがみをはこんでくると、そのなかには、きのううぇぶでざいなーがいったとおりに、きょうりょくしてそのこたちのおやをさがそう、という、うみのおうさまからのてがみがはいっていたのです。

うぇぶでざいなーとこぎつねとあおいはとは、そのままおおきなきのしたでわんわんとないてしまいました。おおきなきは、ただしずかにそのようすをやさしくみまもっていました。

それからすぐに、おおきなきのあるおかのふもとに、ちいさながっこうができました。こぎつねと、うみのつかいと、うぇぶでざいなーが、おおきなきのちえをいっしょにまなびました。あおいはとは、おおきなきからのでんごんを、ふもとのがっこうまでいっしょうけんめいはこびました。

すると、あおいはとのはなしをきいて、めがねをかけたしろいはとがてつだいにきました、みんなのつくるうぇぶぶらうざのために、せかいじゅうのじょうほうをうまくせいりしたり、そらをとびまわってせかいじゅうのとちのちずやしゃしんをまとめました。

うわさはあっというまにひろがり、こおりのくにからきたぺんぎんや、りゅうひょうのうみのしろくまや、かぜにのってやってきたみなみのしまのちょうも、おおきなきのちえをいっしょにまなびました。

みんなでがっこうでまなんだおかげで、うぇぶでざいなーのしごとはだいぶらくになりました。おおきなきのいうとおりにうぇぶさいとをつくれば、どうぶつたちのぶらうざでも、うみのいきものたちのぶらうざでも、たいていうまくうごいたからです。うまくいかないところは、がっこうのみんなではなしあいました。そのうち、おおきなきのちえにくわえて、みんなでいっしょにちえをだして、どうぐやうぇぶぶらうざをかいりょうしていけば、ぺんぎんのつくったどうぐのうえでも、しろくまやみなみのしまのちょうのつくったうぇぶぶらうざでも、ほとんどのうぇぶさいとはうまくうごくのだということがわかりました。

うぇぶでざいなーはおもいました。もっとはやく、おおきなきのいうことをきいていればあんなあらそいはおきなかったかもしれない。もっとはやくくじらのおうさまに、おおきなきのいうことをきいてもらうようにいっていれば、このこたちも、おやとはなればなれになることはなかったかもしれないし、ておくれになるまえにみつけることができたかもしれない。もし、このこたちのおやがみつからなかったら、このこたちのめんどうは、じぶんがみよう。そうおもって、うぇぶでざいなーはどうぶつたちのゆくえをさがしもとめるうぇぶさいとをつくりつづけました。

・・・そして、あのおおつなみがあってから、どれくらいのときがたったのでしょうか ---- あおいはとが、エアーメールをはこんできました。まだ、だれもなかみをよんでいませんでしたが、そのなかには「さいはてのしまで、どうぶつたちがみつかった」というしらせが、したためられていたのでした ----。

(おわり)

昨日のあれこれ荒らしと判断されたみたいなので、わかるようにひつようせいをとくものを書き下してみた。なんかネタにしては電波なものになってしまった・・・。