龍神沼の自由帳

気が向いたら更新しますわ

えてして正論は無視される

なぜなら支配層の利益に相容れないから、公共投資とか金融緩和とか大規模融資とかね、政策を決める側に受益層があるということです。
中国シンクタンク、スタグフレーション懸念で追加緩和策をけん制:ロイター

政府系メディアの中国証券報に掲載された報告書で、「世界的に実体経済の底入れの兆しはないものの、世界的なエネルギー価格、および原材料価格は、足元で底を打つ兆しをみせている」と分析。こうしたなか「中国では将来的に消費者物価指数(CPI)が長期平均を超えて、国内総生産(GDP)の伸び以上の上昇を示す時期が来る可能性がある」と警告した。
 同センターは、経済活動の停滞と物価の上昇が同時に起こるスタグフレーションが今年第3・四半期にも中国で起こる可能性があると指摘。CPIの上昇率が3%を超え、GDPの伸び率が前年比9%を下回る状態が続いた場合、金融政策を中立的にシフトさせることを提案した。
 そのうえで、現時点では比較的緩和的な現在の金融政策を変更する必要ないとしながらも、デフレ懸念がそれほど深刻でなく、かつ経済がある程度改善の兆しをみせているため、これ以上の政策金利と預金準備率の引き下げは控えるべきとの立場を示した。

現状のミニバブル的資源食糧価格の上昇を見れば引き出されてくる結論なんだけど、拝金主義の中国では無視されちゃうよね、目先の利益に欲かいて将来に禍根を残さないようお祈りしときます。
参考エントリ:
■ 時事因縁 ババを掴むのは誰か

迷い道くねくね

日経平均が明日にでも1万越えしようかという今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。実はワタクシここの所ずっと悩んでいます。現在の株価の反発がどこまで続くのか、洩れ聞こえてくる話では、東欧が相当やばいとか、原油とか中国の在庫積み増しだけしか上がる要因が無いのに70ドル越えしてるとか、いくらアメリカ人の金遣いが荒いといってもカードを切れなきゃ消費も増えないじゃんとか、政権交代とかまじ株価下げ要因、麻生頑張れ鳩山弟頑張れとか、ボクの401Kの今後の運用を考える上で大変悩ましい状況なわけです。まあ下がるのは間違いないと思ってるんですけどね、いつどこまで下がるか、その辺が読みきれればビッグウェーブ、読み損なえば横転沈没確実です。これはもう1万越えの勢いがどのくらいのものかを観察し、エイヤッと踏ん切りするしかないなあとは思っていますが、ということは今週後半から来週頭の値動きが凄く重要になってくるわけですね。