「アメリカの生涯学習」を勉強

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。


昨日 (5月19日 金 AM) は、静岡市の「生活情報交換会 5月例会」に参加しました。


毎回、事務局が良い講師を見つけて、興味深い話を聴かせてくれます。


今回の講師は、本国アメリカで日本語を学習、その後日本に来て国際交流員や、市役所勤務などを歴任している生粋のアメリカ人。


生活情報交換会もいよいよグローバル化して来ました。


講師は、今、静岡市役所に勤務して、行政文書の翻訳・通訳・相談窓口・講師などを幅広く担当しており、今や日本人よりも正確な日本語を操ってペラペラの域に達しています。


昨日の題目は、アメリカの生涯学習 と題して、

 
  ■ 講師:デヴィッド・ラインハートさん 32歳 日本在住 10年余
       静岡市役所 男女参画・多文化共生課勤務


  ■ 講義のポイント

       (1)ワシントン州 スケポーン市について
       (2)アメリカと日本の高齢者をめぐる文化の違い
       (3)年齢規制マンションとシニアセンターについて
       (4)生涯学習プログラム「ACT2」について
       (5)上記関連のクイズ


<日本との違い>


日本の3世代同居率は、全国平均で15%、アメリカ全国平均は4%とのこと。


ワシントン州は、2012年に「マリファナ」を合法化したという。


生涯学習は、運動系が非常に豊富だという。その中でも「ヨガ」は多いという。


65歳以上のアメリカ人の約4人に1人は、定期的にボランティア活動に参加しているという。


日本人は、そこまでボランティアに関わってはいない。


最も多いボランティア活動は、「食事の用意・配給 (無料食堂)」だそうです。


今回は、いろいろな事例をラインハートさんから紹介して頂き、日本とアメリカの生涯学習の相違点や共通点を勉強しました。


ラインハートさんには、これからもますます頑張って頂き、日本とアメリカの橋渡しに貢献してもらいたい。


ラインハートさんの益々のご活躍を心から祈念したい。