市民協働について

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。


昨日 (12月5日 火 PM) は、「平成29年度 第4回島田市議会例会」 を傍聴しました。


島田市は議会を放映していますのでいつでも見れるのですが、やはり現場での傍聴は迫力が違います。


昨日は、M議員の、「市民協働について」 の質問に関心があり傍聴しました。


「協働」 は、現市政の一丁目一番地の政策です。


質問は、市民の意見聴取の方法やその頻度、市民活動センターの成果や市民ファシリテーターの実践を問う内容でした。


これに対して市は、種々な例を上げて着実に実行に移しているとの回答でした。


確かに、これまでの市政と比べれば情報公開も、市民の意見聴取も格段に進んでいることは認めるが、「真の協働」 まで至っていない。


真の協働とは、イベントやお祭りを一緒にやることではない。


「真の協働」 とは、市政の中で重要と思われるテーマを設定して、施策の検討段階から市民と行政が同じテーブルについて検討・実行・評価し、成果を分かち合うことです。


すなわち、成果とやりがいを市民は求めているのです。


”全てお膳立てをして、はいどうぞ”  のこれまでの協働は、真の協働ではありません。


それでは、やりがいや達成感は生まれません。


「市民活動センターの設置」 や、「古布の分別回収」 や、「雑紙の分別」 や 「生ごみの堆肥化」 などなどの案件は、真の協働のうってつけの案件です。


欲張らずに、毎年1つでも2つでも、真の協働をやって見たらどうだろうか。


真の協働を実施すれば、新しい市政が必ず始まると思う。