NPO法人 しまだ環境ひろば 「ごみ 担当」 と 「事務局」 です。
北太平洋の米カリフォルニア州沖からハワイ沖に、海に漂うプラスチックごみが集まる 「太平洋ごみベルト」 と呼ばれる海域があるという。
この海域は、日本の面積の4倍強の広さがあると言う。
そこに、7.9万トンものごみが漂っているという。
その多くが、マイクロプラスチックという、直径5mm以下の、プラスチップの微粒子だと言う。
マイクロプラスチップは、魚の体内に入り、いずれは人の口に運ばれる。
この程、マイクロプラスチップの表示などから、一番多いのが日本名のもの、次いで中国製だと言う。
責任重大である。
2014年に別な方法で調査した量の16倍だったと言う。 とにかく増えていることは確かだ。
多くは、津波などで海に流されたものだが、日常生活の中で回収されずに、ポイ捨てされているものもまだまだ多い。
分別回収の徹底を強化せねばならない。
それにしても最近の食料品やお菓子の包装に、プラスチックを使っているメーカの多いことに驚く。
島田市では、ペットボトルは資源ごみとして回収しているが、食料品やお菓子のプラスチップ製の袋・箱は、燃えるごみ袋に入れて排出し、溶融炉で燃やしています。
最近、ストローを紙製にする動きがありますが、こうした製造自粛の動きと共に、プラスチップの分別回収=リサイクルを確実に進める動きとセットで進めて行かなければなりません。
プラスチップを、燃料費をかけて燃やす時代はもう終わりました。