レジ袋の有料化とマイバック持参運動

NPO法人 しまだ環境ひろば 「ごみ 担当」 と 「事務局」 です。


今日 (10月16日 火) の日経新聞朝刊 1ページに、「レジ袋、コンビニも有料に 環境省が義務化 廃プラの環境汚染防ぐ」 の記事が大々的に報じられました。


環境省は、小売店で配布されるレジ袋について有料化を義務付ける方針を固めたという記事。


しまだ環境ひろば 「ごみ分科会 (当時)」 では、会の設立 (平成15年8月」 以来、「マイバックの持参とレジ袋の削減」 を掲げて活動を開始しました。


この時期、市民・事業者・行政の、「3者会議」 を設置して、話合いも開始しました。


平成20年には、「島田市マイバック推進協議会」 を設立して、大手スーパーへのレジ袋無料配布の中止を訴求すると同時に、市民へのマイバック持参呼びかけを強力に推進しました。


また、マイバックづくり講座や、風呂敷講座も精力的に開催しました。


この結果、市内有力スーパーマーケットの、「ビックポンドストアー」 8店舗で、レジ袋配布の廃止が実施できました。


ビックポンドストアーは、今では別なお店に引き継がれていますが、レジ袋廃止は継承されています。


同スーパーへの来店客のマイバック持参率は、90%を越えるまで高まりました。


残念ながら、ホームセンターや、コンビニからは、”来客の減少につながる” ”衛生上思わしくない” 等の理由で拒否されて今日に至っています。


国に叱咤されないとやらないのは嘆かわしい。


昨今、海に流れ出した廃プラスチックが問題視されています。


島田市では、市民が中心になって既に10数年前に、「レジ袋の廃止と、マイバック持参運動」 を展開し、大きな成果を上げて今日に至っています。


漸く、コンビニやホームセンターに行き着いたかと、感無量です。