地震直後、圧力容器破損か　福島第１原発１号機

記事要約

　東京電力福島第一原発事故で、東日本大震災の地震発生直後に一号機の原子炉圧力容器あるいはそれに付随する配管の一部が破損し、圧力容器を取り囲む原子炉格納容器に蒸気が漏れ出ていた可能性があることが２５日、わかった。
　東電は空調の停止に伴う温度上昇としているが、専門家によると、空調の停止ならばもっと緩やかに上がるはずだと指摘している。

疑問

　なぜ耐震設計の基準値を下回っていた揺れなのに破損したのか？

考え・主張

　まだ可能性があるというだけで確定はしていないが、それがはっきりすれば今後の対策にもつなげられるので、発見したこと自体はよいことであると思う。