何にも知らない。

今日は久々のんびり夜をすごせている。
こんな日も必要なんだとしんみりする。
お風呂にはいっていつもチャチャッとすましていた作業を念入りにこなす。

ジツニキモチイイ。

そんなかんじでTVをみるという時間を得られた私は‘決定的瞬間’的な番組をみていた。

いろーんな映像が興味深い映像が流れる中、最後にロシアで起きた小学校立てこもり事件の映像だった。

実に衝撃的だった。

武装したテロリスト。
上半身裸の子供たち。
歩くことも出来ない傷害者たち。
天井に吊るされた爆弾。

4年前に起きた出来事。
4年前に自分が何をしていたか考える…。

だいたい、この事件、を耳にしたことがあるのに、それがいつごろだったか、どんな内容だったか、そんなことを何一つしらないでいた。

世界のどこかでまたテロが起きたんだ。

それぐらいのばかな自分でしかなかった。

きっかけは、ふとしたこと。

今日はそのきっかけの日。

せっかっく自分は運よく、世界という視野がいれやすい環境に生きられているのに、それについてしらないことは自分のせっかくの人生が無駄すぎる。

ただ何にも出来ない自分だけど、しっておくことが何かになるかもしれない。

今は‘知る’ってこと、大事にしてきたいっておもう。


チベットと中国のこと。
アフガニスタンのこと。
アフリカ諸国のこと。

先進国ではない国々では毎日のようにありえない事件が起きているのに報道されていないのが実態だと書いてあった。

人類が生まれてからいままでなんらかの形でおきるそういったこと。

何ができるわけでもないけれど、ただ、私は知っておきたい。

そして、ここにいられることに、感謝したい。