さよなら、かみらっち。

おてがみとお花、くりとどんぐり

[後日追記]
かみらっち(女の子の方のモモンガ)がお星様になりました。20日の夜に気づきましたので、19日の深夜から20日にかけてお空へ向かったのだと思います。
最初、10/17の夜に様子がおかしくて、18日の朝、小屋から落ちて動けなくなっているのを見つけました。自分でココハウスに帰れないので、床にフリースのお布団を作って寝かせて、ひとまず職場へ向かったものの、心配で仕事が手につかなくて、派遣先の課長さんに「モモンガが危篤なので・・・」と相談して10:30で早退させてもらいました。朝の様子から、正直、家に着くまでまだ生きている自信がなく、帰るのが怖かったのですが、目は閉じたままだけど息はしている状態でした。自分では動けないので、脱水したら困ると指でお水を飲ませてあげつつも、あまりの弱りっぷりに、たぶんもうだめだなぁって思いました。
ところがです。今日がヤマ!みたいな日を乗り切った後は、少しずつスタミノール(栄養剤)を食べるようになり、目もあかないくらい弱っているのに、どんどん食欲が出てきました。ケージによじ登っては落ちるので、怪我をしたのか手足が不自由になってしまったのですか、寝転がったままキックで移動というワザも身につけました。生きるってすごいなぁーって、欲(彼女の場合は食欲)があると生きるんだなぁーって、思いました。かみらっちを見ては「いきものすごい・・・」と思う毎日でした。そして、毛づくろいができないので毛がボサボサで、多分、他人が見たら「こきたない」って思うくらいで、目もうっすらしか開かないんだけど、やっぱりモモンガは可愛いなぁって思いました。(どこまでも親ばか)
そんな感じで、危篤状態から復活後、約1か月がんばってくれました。その間、ケージから出して手に乗せてご飯をあげたりと、ふれあいの時間もたくさんとれました。
記録を調べたら、かみらっちとは、2001年2月から一緒に暮らしていました。当時、生後3か月以上と推測されるので、2000年生まれで約13歳になります。一般的な寿命よりはかなり長生きしてくれました。お別れはとてもツライですが、もうかなりの高齢なので、大往生って思います。
哺乳類のペットと暮らすのはモモンガが初めてで、どうしたらいいのかわからなかったのですが、今回は、ペット専門の火葬業者さんに来ていただきました。24日の朝、火葬車でやってきて、炉床への安置は自分で行いました。好きな食べ物とお手紙くらいなら一緒に火葬してもらえるとのことで、お手紙を書きました。あと白い菊の花、2つくらい大丈夫かなと思って用意していたら、全部入れていいですよって言われて、お花でいっぱいにしてあげました。はー。
その後も、思い出しては涙が出たりしていますが、かみらっちと一緒に暮らせてよかったです。ありがとう。ありがとう。