ヴィクトリア&アルバートで'Club to Catwalk: London Fashion in the 1980s'「クラブからキャットウォークへ〜1980年代のロンドンのファッション」を見た。
80s Fashion: From Club to Catwalk
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Sonnet Stanfill
Victoria & Albert Museum
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80年代ロンドンのクラブカルチャーからどのようなファッションが生まれたか、ということをテーマにした服飾の展示で、どいつもこいつもうんざりするほどオシャレな服ばかりでちょっとひるむ一方、クラブカルチャーはアンダーグラウンドに見えるが実は非常に広く文化的な影響力を有するものであるということをわかりやすく示している展示だと思う。海賊のシリーズを中心にしたヴィヴィアン・ウェストウッドの代表作なんかを見ていると、グラム→パンク→クラブとウェストウッドは実に変わり身が早いというかトレンドセッターというかまあ純粋に新しいものが好きなんだろう、と思う一方、クラブの時代に新しくデビューしたデザイナーの服もかなり展示されている。キャサリン・ハムネットのスローガンTシャツが、本人が反サッチャーTシャツを着てサッチャーに会ったエピソードのパネルと一緒に紹介されていて、これはなかなか面白かった。しかし、クラブのファッションって若者があまりお金をかけないでやるというところがあると思うんだが、それがいつしかキャットウォークで高級ファッションになるのかと思うとやや複雑ではある。
おまけ：V&A名物、トラに食われる英国人の自動人形。
クへ〜1980年代のロンドンのファッション」
