ライプツィヒにも行ってきた。
大きくて立派な駅を出て、街に向かう。
まずは造形美術館というところにクラーナハの絵を見に行ったのだが、ここはやたらオシャレで人間工学にのっとらない作りで、トイレもエレベータも階段もどこにあるのかよくわからない、大変な建物だった。トイレとかは出っ張ったところに大きな字で三カ国語くらいで書いておいてほしい…しかも、入っていいところとダメなところの区別がわかりにくく、展示室だと思って倉庫をあけちゃって怒られた。
市街のほうに歩くとタウンホールがあり、ここには博物館が入っている。外観は修理中。
私の好きな、昔の家屋の再現風景なんかもある。
バッハがつとめていた聖トマス教会。
記念の銅像もある。
バッハ博物館。ここではバッハアーカイヴの史料調査に関するめちゃめちゃ面白いドキュメンタリーを見ることができる。なんでも今まで行方不明だったバッハの生徒の登録簿が発見されたそうで、それを使ってバッハの生徒がその後どのような仕事につき、どのようにバッハを広めたのか、またバッハとは違うトレンドの音楽をどう受容したのかとかを探る研究ができるようになったそうだ。見るだけでワクワクするような内容だった。
この博物館には庭もある。
バッハ博物館の側のカフェで食べた「バッハコーヒー」なるコーヒーとアイアシェッケ(このへんの名産である凝乳と卵のケーキ、私のお気に入り)。
ゲーテゆかりのアウエルバッハ・ケラーがあるパサージュ。ファウストの像がある。
有名なカフェであるカフェ・バウム。中には入らず。
ニコライ教会。ここは民主化運動の重要な拠点だったそうで、展示もあるのだがドイツ語でよくわからず…
かの有名なゲヴァントハウス。
ライプツィヒ大学のモダンな建物。
オペラハウス前の噴水。
メンデルスゾーンの家。
19世紀頃の階段らしい。けっこう怖い。
展示室の棚が自動で動く!
指揮者体験ができる部屋。エリンが『夏の夜の夢』の指揮に挑戦。
シューマンの家。
ライプツィヒは思ったよりも英語が通じなかった。バッハ博物館とメンデルスゾーンの家は通じたのだが、他は博物館でもけっこう英語が通じない。やはり旧東欧だからかな…