2011-01-01から1ヶ月間の記事一覧

バルセロナこぼれ写真(2)おらが街の天才さん、ミロとピカソのパブリックアート

バルセロナは芸術の街。ということで、ミロとピカソのパブリックアートを。 リセウ劇場近くの道路にあるミロのモザイク。ミロを踏みしめたぞ! カテドラル前にあるピカソの壁画。 ノリとしては渋谷駅にある岡本太郎の「明日の神話」に近いと思うのだが、ずっ…

バルセロナこぼれ写真〜ビラ・ビノテカ

えーっ、はてなフォトライフの今月分の写真容量があと二、三枚で限度なので、カサ・バトリョとかグエル公園みたいな大もののバルセロナ写真はまた2/1からアップします。今日明日はこぼれ写真ということで、とりあえずバルセロナの中央郵便局近くにある素敵な…

バルセロナ二日目、ガウディスペシャル(2)〜カサ・ミラ

さて、サグラダ・ファミリア教会を堪能したあと、ランブラス通りにある同じくガウディの傑作建築、カサ・ミラへ。 直線部分がほとんどない、遠くから見てもヘンな建物。 入り口からしてあやしい!! 中はこんな感じ。中心に空洞があるドーナツみたいな建物。…

バルセロナ二日目、ガウディスペシャル(1)〜サグラダ・ファミリア

フレディ・マーキュリーも聴いてわくわくバルセロナだ!! さて、26日の夜にバルセロナについてイカスミパエリアとハモンイベリコを堪能したあと、翌朝から母を連れて観光。最初に訪問したのは今回の旅の最大の目的、アントニ・ガウディのサグラダ・ファミリ…

母のおともでバルセロナに行ってきます

母のおともでバルセロナに行ってきます。29日に帰ります。 おまけ:母が作ってくれた着物の帯のバッグ。

無事つきました

どうにかこうにか無事バルセロナにつきました。写真はイカスミのパエリアとハモンイベリコ。うまい!! イカスミのパエリアは見た目は非常に悪くてまるで焦げて炭化したごはんみたいだけどすごくダシがしっかりしてて日本人が好きそうな感じ。ハモンイベリコ…

あまりにも最悪、ある意味キャンプの極致〜Beyond the Ballet of the Dolls, またの名を『ブラック・スワン』

ダーレン・アロノフスキー監督、ナタリー・ポートマン主演『ブラック・スワン』を見てきた。なんかもうほんっと最悪な映画だったのだが、あまりにもダメすぎてかえってすんごいキャンプムービーになってる気が…所謂"It's so bad that it's good"というやつで…

ロンドンである面白そうな研究会一覧

カレッジから近々ある研究会一覧がメールで届いたのだが、今回のは面白そうなのばかりなのでエントリをたててご紹介。1/25 Queer Family Romance and Collections of Visual Culture「クィアな家族のロマンスと視覚文化蒐集」2/19 Jane Austen and the Cultu…

リッチモンド半日観光

リッチモンド座に行った時にちょっとリッチモンド観光してみたので、その写真をアップ。 まずはリッチモンド博物館&リヴァーサイドギャラリーへ。図書館も含めて文化施設はたいてい旧ギルドホールに入っており、入場無料。 ギャラリー入り口。 一階のリヴァ…

リッチモンド座、モスクワシティバレエ『白鳥の湖』

この間の『ロミオとジュリエット』がイマイチだったのにもめげず、再びリッチモンド座でモスクワシティバレエの『白鳥の湖』を見た。生でオリジナル版『白鳥の湖』の舞台を見るのは初めて。 オケが相変わらずひどいのはなんとかしてほしいものだが、それ以外…

ハンプトンコート宮殿の庭園ではきのこの山とたけのこの里の激しい勢力争いが繰り広げられていたのである。

リッチモンドにマチネを見に行くついでに、早起きしてハンプトンコート宮殿に行ってきた。宮殿博物館の会員になったので入館料はタダ。ウィンブルドンまで地下鉄で行き、ナショナルレイルに乗り換えてハンプトンコート宮殿駅で降りる。 宮殿。 外見は結構質…

モスクワシティバレエ『ロミオとジュリエット』〜マチネの前には歯を磨こう

リッチモンド座でモスクワシティバレエの『ロミオとジュリエット』を見てきた。この間見たイングリッシュナショナルバレエに比べると全然パッとしなかった気がする。 まずジュリエット役のダンサーの芝居がちょっと…初めのほうのジュリエットはやたら陽気で…

シンディ・シャーマンの新作+最近のうまいもの

グリーンパーク側のSprueth Magers画廊でシンディ・シャーマンの新作を見てきた。 二部屋だけの小さい展示だが、こういうモノクロの背景に仮装した本人が立っているというセルフポートレイト。何がおもしろいのかはうまく説明できないのだが、なんか惹かれる…

ナショナルシアター『十二夜』〜それでも恋するイリリア、なのか…?!?!

ナショナルシアターで『十二夜』を見てきた。初日ということでジュディ・デンチとかがふつうに来ててすごくびっくり(ジュディ・デンチ、舞台で見るよりほっそりしてて思ったより007のMっぽかった)。 えーっ、一言で言うと役者が結構ダメで、あまり面白くなか…

ちっちゃいけど展示品は充実、ロンドンユダヤ博物館

昨日は芝居の前に劇場から近いロンドンユダヤ博物館に行ってみた。 入り口そばにいきなり泉のようなものが。これはユダヤ教の儀式用の浴場だそうな。 メイン展示は二階から。暗くていまいちわかりにくいが、これは宗教儀礼で使うものの展示の部屋。 Arkとい…

ダークでエログロ気味なラウンドハウス座RSC『お気に召すまま』

ラウンドハウス座でRSCの『お気に召すまま』を見てきた。悪くなかったが、かなりダークな感じでちょっと好みが分かれるかな…非常にエログロを強調した舞台で、楽しくないことはないが『お気に召すまま』とは思えないほどブラックコメディ的。 まず宮廷とアー…

MacBook Air 11インチ欲しい!

MacBook Air 11インチ欲しい! と、いうわけで、はてなのマックブックプレゼント企画にのってみた。今持っているレッツノートは大変丈夫で気に入っているのだが、ふだん使うのを考えてデカいのにしたのでちょっと持ち運びが…11インチのマックならBLやカレッ…

クリストファー・モラシュ"A History of Irish Theatre 1601-2000"(『アイルランド演劇史 1601-2000』)

クリストファー・モラシュ(Christopher Morash)のA History of Irish Theatre 1601-2000を読んだ。面白かったのだが疑問もあったので、ご紹介。 これは17世紀以降のアイルランド演劇を概観したもので、ジェイムズ・シャーリーがダブリンにやってきた頃から…

大英博物館「死者の書」展

大英博物館で「死者の書」展を見てきた。 「死者の書」というのは何かそういうタイトルの一冊の本があるのではなく、古代のエジプトで死者を葬る時に一緒に埋葬した弔いの呪文集(spell。「呪文」という訳語でいいのかは自信ない)みたいなものの総称である。…

初めてロンドン塔に入る

時間があいた上、せっかく作った宮殿博物館カードをまだ一度も使っていないので、ロンドン塔に入ってみた。漱石の『倫敦塔』を一応持ってきているのだが、今まで一度も入ったことない… 外観。 外観は宮殿とはいえ非常に中世っぽく質実で、あまり色気はない。…

テートブリテン「エドワード・マイブリッジ展」

テートブリテンで「エドワード・マイブリッジ展」を見てきた。 マイブリッジというと連続写真(スリット写真っていうんだっけ?シャッター写真?)の開発で有名な写真家で、馬が走る様子をとった例の写真が大変有名だが、この展覧会を見るとどうも普通に止まっ…

これは美談ではない〜『英国王のスピーチ』(ネタバレ注意)

『英国王のスピーチ』を見てきた。 すぐ日本公開も始まるらしいのでストーリーはテキトーにしか書かないが、主人公は英国女王エリザベス二世の今は亡き父であるジョージ六世(即位前はヨーク公、愛称バーティ)。ジョージは病弱で重度の吃音があり、公務でうま…

科学博物館(2)ハイテクブリテン、ネイピアの骨など

昨日の続き。まずは「ハイテクブリテンの誕生」コーナー。 ダン・デアというコミックの主人公の活躍とともにハイテクブリテンの誕生を解説。 ビートルズ。 デイヴ・クラーク・ファイヴも。 空飛ぶバイク。 数学の展示。 今回の科学博物館訪問のおめあてのひ…

科学博物館(1)宇宙、航空、医学史コーナー

ディアギレフ展を見た日、せっかくケンジントンまで来たのでV&Aの隣にある科学博物館(入場無料)にも行ってきた。 ここはかなり大きい科学館で、隣の自然史博物館と違ってメカ中心な感じ。 宇宙。 ここにもアメリカの影が… 最新の技術を紹介するコーナーにて…

ヴィクトリア&アルバート博物館「ディアギレフとバレエ・リュスの黄金時代」展

ヴィクトリア&アルバート博物館で「ディアギレフとバレエ・リュスの黄金時代」展を見てきた。会期末ということで大混雑、入場は一時間待ち。 展示品は舞台の書き割りやミニ復元模型などバレエ・リュスの美術関係資料、舞台衣装、文字資料の他、オリジナルの…

これはすごい!ロンドン市民は今すぐ劇場に走るべし!〜デレク・ジャコビ主演、ドンマーウェアハウス座『リア王』

ドンマーウェアハウス座でなんとか当日券を入手して、デレク・ジャコビ主演の『リア王』を見た。これはすごかった!今まで見たリア王の中では一番いいし、今まで見たシェイクスピア劇の中でも三本の指に入るすばらしさだったと思う。最後ないた。 まずデレク…

2010お芝居ベスト5

本日は2010年に見た芝居の中からベスト5を選んでみようと思う。 1. "Best Before"、リミニ・プロトコル(Lift演劇祭) これは文句なしに面白かった。観客200人に人生ゲームをプレイさせるという「人生は舞台」を地でいく企画。ゲーム好きは多いがゲーム文化が…

イングリッシュナショナルバレエ『ロミオとジュリエット』

イングリッシュナショナルバレエのバレエ版『ロミオとジュリエット』を見てきた。バレエ版を見るのは始めてなのだが、すごく面白かった。 まあ話は原作と同じなのだが、『ロミオとジュリエット』をそこらのお涙頂戴の悲恋ものと一線を画す一大恋愛悲劇にして…

2010年度映画ワースト3&昨年度の映画を少しだけ総括

既に空中キャンプさんの企画に参加した時に2010年ベスト3のエントリは作ったので(こちら)、本日は2010年映画ワースト3を発表。 ワースト1:『ツーリスト』 ワースト2:『ハングオーバー』 ワースト3:『ザ・キッズ・アー・オールライト』 次点:『ペルシャ猫を…

悪くはないがもっとワルくなるべきだった〜キャンプ映画好き必見『バーレスク』

予告編↓ 12/31に『バーレスク』を見てきた。私はとても面白かったと思うのだが、もっとぶっ飛んだ話にすべきであったという感じもする。 既に日本公開されているし、お話は超単純でこれでもかというほど型どおりのバックステージもの。田舎育ちのアリ(クリス…