2014-01-01から1ヶ月間の記事一覧

BL, 'Georgians Revealed: Life, Style and the Making of Modern Britain' 「ジョージ王朝人解明:暮らし、スタイルと近代ブリテンの創造」

BLで'Georgians Revealed: Life, Style and the Making of Modern Britain' 「ジョージ王朝人解明:暮らし、スタイルと近代ブリテンの創造」を見てきた。Georgians Revealed: Life, Style and the Making of Modern Britainposted with amazlet at 14.02.07M…

V&A,'Club to Catwalk: London Fashion in the 1980s'「クラブからキャットウォークへ〜1980年代のロンドンのファッション」

ヴィクトリア&アルバートで'Club to Catwalk: London Fashion in the 1980s'「クラブからキャットウォークへ〜1980年代のロンドンのファッション」を見た。 80s Fashion: From Club to Catwalkposted with amazlet at 14.02.07Sonnet Stanfill Victoria & Al…

Boldでbaldな王を称えよう!〜ジュード・ロウ『ヘンリー五世』

ノエル・カワード座でマイケル・グランデージ演出、ジュード・ロウ主演の『ヘンリー五世』を見てきた。おなじみのアジャンクールの戦いをめぐるお芝居である。以前から思っているのだが、『ヘンリー五世』は前半はけっこう何も起こらなくてたるい…んだけど、…

『ザ・コミットメンツ』〜原作に比べると、ただのフィールグッド?

パレス座でThe Commitments『ザ・コミットメンツ』を見てきた。 これ、原作はアイルランドの人気作家ロディ・ドイルの小説で、映画が大変有名である。映画は見れなかったのだが、小説だけは読んでいった。おれたち、ザ・コミットメンツposted with amazlet a…

卒業式

この日、めでたくキングズ・カレッジ・ロンドンの博士課程を卒業した。 バービカンセンターで、ヴィヴィアン・ウェストウッドがデザインしたガウンを着てセレモニー。 キングズの卒業テディ。 長い道のりだった…が、これでジェダイだ! 卒業の日のディナー。…

ハロルド・ピンター座『モジョ』(Mojo)〜タランティーノを舞台でやるとつらい

1/25は『リチャード二世』だけじゃなくハロルド・ピンター座で『モジョ』(Mojo)を見た。ベン・ウィショーやルパート・グリント出演の話題作である。ジェズ・バターワースの1995年の戯曲の再演。 …で、『リチャード二世』同様、これも完成度はすごく高い芝居…

意外なほど楽しめなかった〜デイヴィッド・テナント主演『リチャード二世』

渡英してすぐバービカンでグレゴリー・ドーラン演出、デイヴィッド・テナント主演のRSC『リチャード二世』を見てきた。なんてったってデイヴィッド・テナント!っていうことですっごく苦労してチケットを手に入れて楽しみにしていたのだが、なんか意外なほど…

UKに出発します

本日よりUKに出発します。2/6に戻ってきます。

明日よりUKに行きます

明日から2/6まで、卒業式と学会のためUKとドイツに行きます。電話等はつながらなくなりますので、連絡をとりたい場合はメール等でお願いします。

3/2にてワールド・アンティーク・ブック・プラザを退職します

ほぼ一年つとめたワールド・アンティーク・ブック・プラザを3/2で退職することになりました。4月より専任として就職する予定です。

走るときは、ひとり〜『少女は自転車にのって』(ネタバレあり)

『少女は自転車にのって』を岩波ホールで見てきた。性差別が激しいサウジアラビアで、10歳の少女ワジダが自転車(若い娘が乗るにははしたない乗り物と見なされている)を手に入れようと奮闘する、というストーリーである。なんてぇことはない小さい話で大事件…

『デジタル人文学―検索から思索へとむかうために』&『デジタル人文学のすすめ』〜前者より後者が断然おすすめ

楊暁捷編『デジタル人文学のすすめ』(勉誠出版、2013)、を読んだので、少し前に読んだ小野俊太郎『デジタル人文学 検索から思索へとむかうために』(松柏社、2013)と一緒に紹介。 デジタル人文学のすすめposted with amazlet at 14.01.21勉誠出版 売り上げラ…

興味深いが、物足りないところも〜『n次創作観光 アニメ聖地巡礼/コンテンツツーリズム/観光社会学の可能性』

岡本健『n次創作観光 アニメ聖地巡礼/コンテンツツーリズム/観光社会学の可能性』(NPO法人北海道冒険芸術出版、2013)を読んだ。n次創作観光 アニメ聖地巡礼/コンテンツツーリズム/観光社会学の可能性posted with amazlet at 14.01.21岡本 健 NPO法人北海道冒…

ウィキペディアに『ソウルガールズ』の項目を作りました

ウィキペディアに、クリス・オダウドが出てる映画『ソウルガールズ』の項目を立てたのだが、スタブ段階なので皆様加筆をお願いします。アボリジニのガールグループがヴェトナムに慰問に…という実話をもとにした音楽映画で、主演のザ・サファイアズを演じる女…

ハンス・ウルリッヒ・オブリスト『キュレーション 「現代アート」をつくったキュレーターたち』

ハンス・ウルリッヒ・オブリスト『キュレーション 「現代アート」をつくったキュレーターたち』村上華子訳(フィルムアート社、2013)を読んだ。キュレーション 「現代アート」をつくったキュレーターたちposted with amazlet at 14.01.17ハンス・ウルリッヒ・…

シャトン・ド・ミュー「迎春のぼり猫」展

銀座のシャトン・ド・ミューで「アンデパンダンミュー 迎春のぼり猫」展を見てきた。気楽に肩の力を抜いて見られるねこクラフト展という感じ。投票もしてきた。

Popkongress 2014 'Managing Popular Culture?' にて発表します

1月30日から2月1日までドイツのカールスルーエで行われる、Popkongress 2014 'Managing Popular Culture?'「ポピュラーカルチャーをマネジメントする?」学会にて学会発表を行います。発表タイトルは'Did Convergence Exist Before Our Time? Print, Theatre…

メゾンエルメス「クリスチャン・ボヌフォワ展」

メゾンエルメスで「クリスチャン・ボヌフォワ展」を見てきた。少し共感覚的な感じで色を使った大きな作品が多くて良かったが、ただ地の利のせいかも…という気もした。メゾンエルメスのギャラリーって初めて行ったのだが、ガラス窓から柔らかい光がふんだんに…

日本橋三越「世界文化遺産登録記念 心の美「富士山」を描く名画展―近代の日本画・洋画・版画にみる―」

日本橋三越で「世界文化遺産登録記念 心の美「富士山」を描く名画展―近代の日本画・洋画・版画にみる―」を見てきた。あまり富士山特需的なものには興味がないのだが、それでもこんだけ同じ画題の絵が並ぶと画家ごとの画風の違いが非常にわかりやすく出て見応…

月に帰るクィアな処女〜『かぐや姫の物語』

『かぐや姫の物語』を見てきた。話は誰でも知ってる『竹取物語』だし、絵画的な魅力の詰まった画面の処理とかフェミニズム的な物語、仏教的な要素などについては既にたくさんレビューが出ているのでもうあまり書くこともないだろうと思うのだが、ひとつ気付…

アイルランドから逃げて来たら、ソマリアの人に襲われた〜『キャプテン・フィリップス』(ネタバレあり)

『キャプテン・フィリップス』を見てきた。アメリカ人の貨物船船長がソマリアの海賊に襲撃され、人質にとられる…という実際の事件をもとにした作品。トム・ハンクス主演で予告編もわりと感動風味だったのでどうかな…と思ったが、全然そういう感じではないド…

第5回読響メトロポリタン・シリーズ

急にチケットが余ったということで第5回読響メトロポリタン・シリーズを聴いてきた。演目はシューマン「マンフレッド」序曲、シューマン「ピアノ協奏曲イ短調作品54」、ラヴェル「高雅で感傷的なワルツ」、ラヴェル「スペイン狂詩曲」。あまりクラシックは詳…

MIDWEEK BURLESQUE vol.6 –Happy New “Raging Horse” Year!

MIDWEEK BURLESQUE vol.6 –Happy New “Raging Horse” Year!を見てきた。午年ということで馬をテーマにしたものが多かったのだが、前半はどっちかというとお祭り気分で押すものが多くてコンセプト系が少なく、また後半はパワーハウスな感じの演目が多くて、全…

浮世絵の歴史を長いスパンでとらえる〜江戸博「大浮世絵展」

江戸博で「大浮世絵展」(←いきなり音が出るけっこうひどい作りのサイトなので注意)を見てきた。浮世絵が形式を確立する前の風俗画の時代から、浮世絵の後の版画まで、かなり長いスパンで幅広く浮世絵の歴史をとらえるというもので、非常に勉強になる展示だと…

東博「博物館に初もうで」

東博で「博物館に初もうで」を見てきた。ホールにいけばなが大々的に飾られており、お正月ムードいっぱい。 お目当ての松林図屏風の前には人だかりができていてあまり遠くからゆっくり見ることが出来なかったのだがやはり迫力はあるし、午年にちなんだ馬の特…

渡欧のお知らせ

1/24より2/6まで、大学院の卒業式と学会のため渡欧します。だいたいロンドンにいますが、ドイツのカールスルーエで学会発表をするため1/29-2/1くらいまではドイツにいると思います。渡欧中は連絡がつかなくなる可能性が高いのでご注意下さい。もちろん仕事も…

寒いぞ寒いぞ!三井記念美術館「楽茶碗と新春の『雪松図』」展

三井記念美術館で「楽茶碗と新春の『雪松図』」展を見てきた。今日から円山応挙の雪松図が公開。 応挙の「雪松図」は、いわゆる写実的な絵ではなく適度に洗練・デフォルメされていると思うのだが、松の枝にまんべんなく雪が被さって重く押しひしがれている様…

母乳汚染から男性乳ガンまで、乳房に関する話題をバランスよくカバー〜『おっぱいの科学』

フローレンス・ウィリアムズ『おっぱいの科学』梶山あゆみ訳(東洋書林、2013)を読んだ。おっぱいの科学posted with amazlet at 14.01.02フローレンス ウィリアムズ 東洋書林 売り上げランキング: 218,887Amazon.co.jpで詳細を見る 基本的には、自身も母親で…

どうにか帰京

吹雪で大変だったがどうにか帰京。士別で買ってきた花びら餅を食べる。

落雪before & after

帰北したのだが、雪がとにかくすごい。 一枚目が落雪前、二枚目が落雪後の写真である。北海道では冬にこういうぶらさがったつららをとらないよう親や学校の先生に厳しく言われる。つららをとる→背後にくっついている、氷まじりの固まったドカ雪が落雪する→雪…