Omicro君がやって来た

2017年のMaker Faire Singaporeで一目ぼれしたOmicro君が私のところにやって来ました。

ころころ転がる姿が可愛くて、でもいかにもロボットで、細胞を一粒取り出したような、ミクロサイズの生き物のようなOmicro君でした。操作がスマートフォンから出来る、アプリケーションも触ってみるだけで使い方が思いつく、または思い当たる。
小さな子供がしゃがみこんで見つめる中、足元までころころんころんと転がって立ち止まって、くるんと回転する姿は気ままに踊ってるまんまるななにかでした。
この子となにか一緒に歩いたり走ったり何かしてみたい。「欲しい!」ほかの人の作品なのに、勝手になにかしてみたいなんて失礼だなあと思ったのですが、作者の方に「欲しいです。一つください!買います」と声をかけました。omicro 良いですよ!と返事が来て本当に作っていただきました。

指で真ん中の丸を触ると回ってくれたり進んでくれたりしてくれます。LEDランプが点灯出来て、これなにかサインとか出来ないかなとか、考えてます。思い通りに動かないではなく、Omicro君にも意思があるようなゆらんとした動き。ちょっと慌てて走り出したり、おっとっとと止まったり。
床の上もスムーズに進みますが布の上でも同じように動きます。Omicro君がそおっとどこからか脱走!というシチュエーションが浮かんでなに考えてるんだろ、私。
一緒に歩く、立ち止まる。一緒に回ってみる。お互い違うことしてみる。追いかけたり追い越されたり(意外と早く走るのです)、覗きこんだり覗かれたり。なんだろう、Omicro君とはコミュニケーション出来そうなのです。
どこに連れて行こうかな、誰とコミュニケーションとってもらおうかな(一緒に動いてもらう)、誰かに操作してもらうと、Omicro君にその人が憑依するみたいなので、誰かに操作してもらって一緒に踊ろうかなとか。
今晩は色々操作してみてほんとに面白かった。魔法使いからいただいた、魔法の石みたいです。どんな風にコミュニケーションするって、それはこれから私のお愉しみです。