人気度 / 認知度

この二週間バッツリいろんな方々と関わった。それこそ老若男女、10代の子達が葛藤なくズンズン未来への扉を開きまくるのを側で見届けると同時に葛藤に打ちひしがれる同世代の業界人が居て、老いに対する恐怖を認めたがらない上の世代の醜態を見た。



君の名は。の分析がいろんなメディアで出そろい始めてるけど殆んど的外してんな、いよいよオッサン評論マーケットありきのマス業界の終焉を感じた。なぜならオッサン世代は葛藤の塊世代で、どうなるか、できちゃってるから、どうしたいか、の結果のその原因を見ようとしてないから。
かつてマス媒体がボトルネックであった時代を未だ引きずるどころか、世界が変化しちゃってるのすら見ようとしてないから。


一方、10代の子達のクリエーティブはデジタルガジェット総動員であっという間にズンズン創りたいものの制作を進めてて上がればとっととwebで発表、休むことなくまた次の制作へと向かうのを繰り返す様は側で見てて驚愕しか感じない。葛藤がない、ってのがクリエーティブで一番大事だと逆張りで教えてくれている。


((おっさん世代でも地味にその足元を深堀してた輩は今まさに花が咲こうとしてるから、その層が恐らく次世代巻き込んで今後の業界再編を引っ張って行ってくれるであろう。))



え??僕?
もちろんちゃんと話を聞いてますとも、全世代の話を。



おっさんとその上の世代の業界人に言いたい。
人気度 / 認知度 は全然違ってて、認知度はあんま今後の業界では意味ないですよー、と。
人気度って、操作できなかわりに、あれば勝手に火がついてほっといても売れてくものなんですよー、と。


つまり、どうなるか、で動いたって全く無意味になっちゃってる世界に、もう既になちゃってるんですよー、と。



みつは、の中の人と知らずに上白石萌音をヘビロテしてた自分はおっさんだけど、いいものがいいとマイナーもメジャーもなく聞いてた時点で、まだものつくれてるなー、と自己認識。


そりゃ、どうしたいか、だけでこれまで来てるから当然なのだけれど。