風呂上がりのフルーツ牛乳日記 このページをアンテナに追加 RSSフィード Twitter

プププのプゥだぜぃ1015295
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2005-12-29 特急「いなほ」

今度の旅行で凄く考えさせられたのは厳しい気象条件の中の交通機関についてです。

上越は赤倉温泉の夕食のテーブルに置いてあった短冊仕立て俳句「冬囲い 出来ぬまにまに 雪積もる」が寒波の厳しさを地元の肌感覚で教えてくれます。

実際、chikaの乗った「きたぐに」は大雪の中、順調に直江津に到着したものの、長野の内陸部に向かう乗り換えでは2時間強の不通状態が続き、臨時の代行バスで妙高高原駅までやっとたどり着くありさま、三日後の帰阪の時にも、それぞれの接続の際に2時間ずつの遅れが当たり前でした。

特に帰りの大阪に向かう「雷鳥」には安心していたのですが、これも列車自体に付いた氷が剥落する時にその落下物で窓ガラスが割れるという理由で1時間近くの遅れを出す徐行運転をしたのには、疲れ切った身体にかなりこたえました。と同時にJR、今、凄く「安全運行」に対して神経質になってるなって感じも、、。

で、あの山形県の羽越線で起きた特急「いなほ」の脱線転覆事故です。このニュースは赤倉到着後の二日目の夜に第一報を見ました。

一日目の大雪の中を進行する寝台特急「きたぐに」の凄い揺れを思い出しながら「あり得る話」だなと感覚的に納得してしまいました。「鉄道は絶対安全」みたいな感覚って、実は昔からの錯覚なんじゃないかとも。

雪国で実際、こういった交通機関を利用していると、いくらあの尼崎の事故の後、鉄道事業者に対する安全対策への監視というか期待が続いたと言え、(こういう事故が年も変わらぬうちに再発したというショックは大きいのだけれど)、それを「利用者への背信行為」となじる気持ちにはあまりなれないのです。

そんな複雑な気持ちでニュースを拾っていたら『突風とは言いながら、風の息づかいを感じていれば、事前に気配があったはずだ。』という毎日新聞の12月27日付けの社説を読んで暗澹たる気持ちになりました。これだから「マスゴミ」なんだよなぁ、、って。

犠牲者がひとたび出れば鬼のクビを取る為に、ギラギラと目を輝かす「正義の裁きをくだすメディアという万能の鉄槌を持った」化け物。鬼のクビがなければでっち上げればいいし、針を棒の用に言ったって「みんなの安全のため」なんだからダレにも文句は言われない。

日本の国民は「熱しやすくて冷めやすい」とよく言われる。でも事故や不祥事にふいごで空気を送り込んで一気に燃やしてしまうのは間違いなくマスゴミ。

ニュースソースは灰になるまで燃え尽きて、次の不祥事や事故が起こるまでその種の成長を待っているって感じ。

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