saienji's blog プププのプゥだぜぃ

ニューハーフな心で世界をおしおきよ!!

太閤の湯

響鬼最終回、、。前回の予告で、ヒビキ叔父が明日夢に「屋久島で出会った時」と語るシーンが流れ、さすがに井上脚本も、前半の「響鬼世界」の設定を引き継いで最終回でまとめる積もりになったのかと、少しは期待していたのだけれど。
今日の「たちばな」の描写では、ヒビキ叔父を筆頭にイブキ・トドロキにしても鬼としての弟子の本命は明日夢みたいな言い回しをしてるし、どうも「"鬼"にならなくてもお前は俺の弟子だ」ってゆーヒビキ叔父の締めくくりのニュアンスが消化不良。
それに明日夢だってヒビキ叔父への未練心満開だし、なんで今更、こんな演出をするのかが良く判らないし。
老人の繰り言みたいで嫌だけど、もし「前響鬼」がそのまま続いていたら今日の最終回はどういう結末を迎えていたのかと気になって仕方がない。
まあ最後の最後に「響鬼」が「全然、別の物語」になっていなくて幸いだったのかも、、。でも「響鬼」って作品は、仮面ライダーシリーズの中では、後々までプロデューサー&メイン脚本家の交代劇も含めて竜頭蛇尾の作品として伝説化するんだろうなぁ。

って事でいつまでも水子の歳を数えるような事は終わりにして、後は、昨日行った有馬温泉「太閤の湯」についてのレポート。
有馬に新しい温泉テーマパークが出来たって発表があってから、ずっと疑問に思ってたのは、あんなせせこましい土地にどうやったらそんなでかい施設が出来るんだろうって事だった。
行ってみて判ったのは「ああ、ここって有馬ビューホテルの別館日帰り温泉やん」とゆー事だった。
前に来た時には、結構、広々とした小綺麗な施設のクセに、肝心の金泉と銀泉の湯船は具だくさんのカレー鍋状態でとってもゆっくり入っていられなくて入浴もそこそこに逃げ出したのを覚えている。
でその時の湯船はそのまま残っているんだけど、リニューアルのお陰で他にいくつかの温泉が追加されて、ずいぶんゆったりした印象に変わっていた。
でも新しく追加された岩盤浴だとか蒸し風呂だとかが異常な混み方してるので、結局前と同じ現象を起こしてるんだけど(笑)。
それにここのリニューアルって設計が無茶苦茶じゃないかなって思う。多分、全面的に手を入れきれなくて継ぎ接ぎをやったせいだと思うけれど、それぞれの設備が人間の行動心理をことごとく無視した配置になってるから、初めて訪れた人間は、どこに何があるかさえも判らず、2400円も出して、いくつかの温泉に入りそびれて帰ってしまうんじゃないだろうか?
特に最上階にある箱庭露天風呂への入り口が、隠し扉なんかい!!って突っ込みを入れたくなるような状態。
それにその露天に行くまでの木製の階段が狭くて長くて寒い!!でもここには有馬温泉ならではの「源泉かけ流しの金泉」があるからなぁ、、湯船が狭くて3人も入ればイッパイイッパイなんだけど、、トロリと濃厚な泉質が全てをちゃらにしてくれる、、、かな?(金泉って身体への加熱効果がもの凄いから「湯あたり」する人はするだろうなぁ)
あと温泉以外の施設としてはフードコートの湯の山街道とレストランの川床の宴、うーん見栄えはそこそこね。休憩施設のレストルームとかは、立派なリクライニングチェアが数十席用意してあるし、一応「何時間でもここで楽しんでね」ってゆー姿勢は感じられる。でもその割にはここの駐車場の無料時間は4時間までなんだけど(笑)。

総評。この値段なら長島温泉の2100円「湯あみの島」が全ての面で圧勝。しかし結局は利便性の問題なんだよね、、大阪府下からなら1時間強で行ける「有馬温泉」ってゆーブランドは大きいモノね。
でも、これだけは言っておきたい、あの設計ミスは、超せせこましい脱衣場から始まって、なんだか経済効果優先のアノ耐震偽装問題を彷彿とさるゾ。

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