「のび太」という生きかた
- 作者: 横山泰行
- 出版社/メーカー: アスコム
- 発売日: 2004/12/01
- メディア: 単行本
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前から気になっていて、先週、本屋でふと、見つけて買って読んでみた。
サブタイトルからすると、かなり、どうだらだらと過ごして成果を上げるか、みたいな話なのかなぁと(←いいかた悪いけど^^;)、期待して読んだんだけど、若干違ってた。
ドラえもんって、2112年9月3日生まれらしく、気づけば、来年がそのちょうど100年前。今はトヨタのCMとかやっているし、来年はドラえもん関係が多少盛り上がるのかな。
著者の人は、ドラえもん学という研究をしている人らしく、50回以上全編を読んでいるそうな。(元はスポーツ学が専門らしい)
あとは、気になった点とかのメモ(._.)φ
- のび太という男の子はじつは想像以上に人生を上手に歩んでいる
- 集団のかけがいえのない一員として認められている
- 遊ぶときには必ず声をかけられている
- のび太メソッド、のび太が夢を叶えられる理由
- ドラえもんは2112年9月3日生まれ
- ヒミツの道具には、つねになんらかのメッセージが隠されている
- 基本スタンスは、ひみつ道具に頼らないで、自力で問題解決に対処することがベストである、道具は触媒のような存在
- 冒険シリーズではリーダーシップを発揮
- 「あの青年は人の幸せを願い、人の不幸を悲しむことができる人だ。それがいちばん人間にとって大事なことだからね」のび太の結婚前夜のしずかちゃんのパパの話は本当にいいと思う。
- のび太のトラブルを分類。さすが50回以上読んでいるだけある。
- 現実と夢との間には大きなギャップがある。一歩一歩埋めて夢の世界へ架け橋をかけるのが人生の営み(うつつまくらより)
- 行動は強制できても、心の中のやる気までは強制できない(SLえんとつ)
- のび太は苦手なことに関しては、いろんな理由をつけて、逃げ回っていることが決して少なくない。ただし、環境や条件が整うと、のび太は意外にも積極的にチャレンジして苦手なことを克服しようとする
- 成功体験によって、意外に軽くハードルを越えられる瞬間がある(ルームマラソン)
- あれこれ考えず即行動を始めるスピード感も夢を叶えるために必要な条件(シャーロック・ホームズセット)
- 自分を半分に切ったところでやるべきことは際限なく広がりいつかは破綻してしまう(半分こ刀)
- ほかのものが目に入らないほどの集中力をもって目標に打ち込むことで「くじけない心」は、さらに強さを増すことができる。苦労して作ったから、喜びも大きいのだ。
- のび太は悪口を言わない。「なにくそ」といった反発力の方へエネルギーを昇華させる
- 妬みというのは、まわりの人たちにもマイナスのエネルギーを振りまいて波及する。妬むことよりも行動を起こすほうがずっと建設的である。
- 彼の夢は意外に質素でシンプル
- 身の回りのことをひとつひとつ慈雨源していく堅実さを志向していて、これが身の丈にあった幸福な人生につながっていく
- のび太、はどんな相手に対しても心底から憎んだり、存在そのものを全否定するような行動はとらない
- 「ああしたら、こうなるかも」なんて心配しすぎて、自分で自分の手足を縛ってしまっては、なんの行動も起こせない。のび太のように先のことをあまり考えないで、今やっていることに全力を尽くしてみる。
- 自分をさらけだし、適切なサポートを受ける。
- サポートを期待するには、誰でも納得できるような明確な目標をもって取り組んでいることをアピールする必要がある。
- のび太の優しさにみんなが積極的に手を貸してくれる。
- 「ぼくだって」という気持ちが心にある限り、夢を見続けたり、夢を実現するエネルギーは決して枯渇することはない
- なにごとにもあきらめないで挑戦することから夢が始まることがわかる
- のび太は決して3無主義(無責任、無関心、無気力)ではない
- 負けん気を起こして、積極果敢に彼らにチャレンジしている。こうした積極的なエネルギーなエネルギーの積み重ねのなかにこそ、夢が生まれたり、夢が叶うなにかが潜んでいる
- 自分の力の限界をはじめから線引きするようなことは、のび太は決してしない。
- 変わり身の早さがのび太の特徴のひとつ、彼は夢を実現するために何度も失敗を繰り返し、貪欲な姿勢を最後まで保ちながら取り組んでいるのも事実
続編もでたようなので、近々読んでみようかな。
- 作者: 横山泰行
- 出版社/メーカー: アスコム
- 発売日: 2011/10/25
- メディア: 単行本
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