原爆投下から72年目の夏に祈りを込めて



広島に原爆が落とされた日から72年。
長岡京市では今年も、光明寺さん、金蓮寺さん、勝竜寺さんのご協力をいただいて平和の鐘をつくつどいが行われました。
私は今年もご近所の金蓮寺さんで鐘をつかせていただきました。
参加された年配の方からはそれぞれの戦争体験を、子育て中の若い世代からは子どもたちに平和の大切さを伝える思いが語られました。
国連で加盟国の2/3の圧倒的多数で核兵器禁止条約が採択されました。
核兵器廃絶に向けおおきな一歩です。
残念ながら日本政府は、核兵器が世界規模の戦争を起こさない役割を果たしているという核保有国の主張を追認し、国連の会議にも参加せず、条約に署名もしていません。
しかし、条約は、「核抑止論核兵器を脅しの道具に使うことも禁止しています。
被爆された方々の怒りや苦しみ、二度と戦争を起こしてはいけない、核兵器はいらないという強い願いに応える条約です。
日本共産党は日本政府に署名と参加を求めていきます。
憲法9条があるからこそ、日本政府に、戦後ただの一度も他国の人の命を武力で奪うようなことをさせてきませんでした。
非核都市宣言を制定し、子どもたちに戦争を体験された方々のお話をきく教育、祖父母から父母、子どもへと戦争のない平和な社会を願う思いを引き継いでいく取り組みをさらに広げていく長岡京にしていくために、がんばります。

保育所ふやして!10,000人署名始動!


長岡京市の2016年度末の待機児童は199人。
京都府内では、京都市宇治市に次ぐ多さです。
待機児童のほとんどは0〜2歳の赤ちゃんたち。
職場復帰が迫っているのに、働く場所が決まったのに、
保育所に入れないという理由で、仕事をあきらめないといけないお母さんたちがたくさんいます。
ちなみに、長岡京市には、長年地域にねざして運営している認可外保育所も複数あり、待機児童の受け皿として貢献されています。
日本共産党は、待機児童になって認可外保育所に通う子どもたちも入所できた子どもたちと同じく、保育を必要とし、市が責任をもってその保障をすべき子どもたちと、訴え続けてきました。
そして、昨年度から、認可外保育所の保育料助成は、公立・認可保育所の保育料と格差が出ないようにするところまで拡充させることができました。
しかし、大原則は、公立・認可保育所による保育です。
児童福祉法第24条に、保育を必要とする子どものための保育所設置は市町村の責任、としっかりと定められています。
これだけたくさんの待機児童がいる長岡京
国が進める規制緩和による小手先の対策では、公的保育の保障と待機児童ゼロを同時に実現することはできません。
年4回開かれる市議会で、私自身は、日本共産党議員団の中で子育て分野を中心的に担う議員として、認可保育所増設のためにもっと積極的な支援を、と訴えてきました。
認可保育所は予定も含めてこの3年間で3か所開設するし、長岡京市も公立保育所や民間保育所の定員を増やすなど、努力はしてきていますが、「いつか子どもの人口は減るから」と考えて二の足を踏んでいるのではないかと正直思います。
それがわかりやすく表れたのが、私の質問に対する市長の答弁でした。
開田保育所に続き、去来年度には新田保育所も移転してあと地となります。
「民間の認可保育所待ちにせず、公立保育所を増やすべきではないか」
「市有地を活用して新しい保育所がつくるべきではないか」
と議会で市長に、お母さんたちからきいてきた切実な思いをぶつけました。
しかし、市長は、「公立保育所はつくるのに民間よりもお金も時間もかかる。市民の負担が増える」と答えました。
緊急待機児童対策や民間保育所開設のための用地の確保にも具体的な答弁はありません。
市長の言う「ワンランク上の子育て」とは、だれか任せにしてできるものではありません。
私は、わが子の出身の認可外保育所を認可園にしようと、認可保育所づくりの運動をしてきた一人として実感としてあるのですが、民間だって、土地を見つけるところから資金を確保するところまで、時間も労力もものすごくかかります。
子どもたちによりよい保育をと、がんばればがんばるほど運営が厳しくなるのが保育所です。
いま、公立保育所あるいは認可保育所を本気で増やす市政にしていきたい。
そこで、私も所属する新婦人で、ママたち・大先輩ママたちと話し合い、「保育所ふやして!プロジェクト@長岡京」がスタートしました。
議会あての保育所増設と認可外保育所の保護者負担軽減を求める請願署名を10000人集めて、保育所を増やそう!というプロジェクトです。
今日は、最初の屋外での署名アピール行動。
次々に署名に協力していく人たちに、改めて、「保育所増やして」は世代を超えて共感しあえる願いなんだと思いました。
選挙も忙しくなりますが、私も日本共産党の候補者も、先頭に立って、保育所を増やすなど、暮らし最優先の市政にするのが自分たちの役割。
お母さんたちの切実な願いを訴えぬきながら、署名集めもがんばります。
署名集めに協力してくださる方、大歓迎です。
ぜひ、プロジェクト事務局の新婦人長岡京(☎075−955−4671)にご連絡ください。←月・金以外は不在の曜日もあります。

核兵器をなくす世界を


今年も核兵器廃絶を願い東京〜広島を歩く平和行進が長岡京にやってきました。
議会最終日の先週23日、私も長岡京入りした行進の中に入り、大山崎町までの1時間ほどを「核兵器をなくそう」「ノーモア ヒロシマ ナガサキ」とコールしながら歩きました。
暑い日でしたが、沿道で手を振る人、会釈する人の姿に励まされました。
いま、核兵器禁止条約国連会議が行われています。
日本共産党志位和夫委員長も、「核軍縮・不拡散議員連盟」の一員として7月のはじめに会議に出席します。
世界は核兵器の完全廃絶に向けて大きく前進しています。
国の大小にかかわりなく、核兵器は人類と共存できないという認識で一致しています。
保有国、そして日本政府が会議に参加していなことは、とても残念で、兵器によって命を奪われることのない平和と安全を求める世界の中で逆流となっています。
国際合意や国連安全保障理事会の決議を無視して、核兵器弾道ミサイルの開発を続ける北朝鮮の行動は許されるものではありませんが、それを理由に核兵器を持ち続けることは、かえって北朝鮮に口実を与えてしまっているのではないでしょうか。
日本政府も、「北朝鮮は危ない」とただ脅威だけを煽るのではなく、核兵器禁止条約をつくる会議に戦争被ばく国の代表として参加し、被ばくの恐ろしさと二度と繰り返させない決意を伝えることが、何よりも世界の流れをさらに前へと進めていく貢献ができると思います。
そして、原爆で、空襲で、戦場で、飢えで命を奪われた犠牲者の無念、生き残った方々の苦しみや悲しみを背負って生まれた憲法9条を、書き換えさせるわけにはいきません。
被ばくされた方の声を国連に届ける役目をきちんと果たせる日本に。
国連で「ビシッ」と核保有国にものをいう日本に。

やっぱり選挙で国会と政権を変えたい!

行政と事業所の連携で途切れない障がい者の暮らしを支える

乙訓福祉施設事務組合議会の視察研修で、滋賀県豊郷町にある地域障害者生活支援センターを訪れました。

具体的なサービス内容に違いはあるものの、地域に暮らす障がいのある方へのサービスと基幹相談支援センターを配置しているところが乙訓福祉施設事務組合と共通しており、支援内容は学ぶところがたくさんありました。
【私が学んだ乙訓に活かしたいこと】
?障がいのある方へのサービスは固定的なものではなく、心身の変化とともにサービスもふ変わっていきます。法律に定められた事業のはざまともいえるサービス移行のための慣らし的な活動ができるプログラムを法体系の中で工夫して取り組まれていたこと。



?知的・身体・精神のどの障がいの方も利用できる入浴サービス。これにより、強い行動障がいのある人や自宅での入浴習慣のなかった人が入浴できるようになっていること。


?ショートステイや入所サービスの提供を受けるまでの一時期や、国の定めたサービス事業だけでは解決できない緊急時などに利用できる「24時間セーフティネット事業」があること。ステップあップ21のある圏域1市4町が独自予算で支えています。これは乙訓でもニーズの高いサービスです。
?基幹相談支援センターの事業の一つである「発達障害者認証ケアマネジャー」の配置により、時には臨床心理士と一緒に事業所を訪問して、事業者や家族からの自閉症の方へのコミュニケーションや行動支援に関するアドバイスをおこなっています。

これらをはじめとしたここでの事業を行政が財政的に支えています。
どれも乙訓でもぜひ活かしたい事業です。
途切れない支援で、障がいのある人が地域で暮らし続けられる長岡京に。
そのために公的に行政ができることはたくさんあります。

国政も市政も市民の力で

地域の共産党のみなさんとの共謀罪法案反対宣伝や署名行動。
昨日と今日は金森とおる衆院3区予定候補も参加。



家の中から出てきて聴いてくださる方や、スーパー前での署名のよびかけに次々応じてくださる方、「がんばってください」と声をかけてくださる方など、励まされます。

それにしても「共謀罪法案のこと知っていますか?」ときくと、多くの人が「よくわからない」と答えられます。
国民がよくわからないうちに通してしまおうということ自体、国民にとってよくない法案であることを表しているのではないでしょうか。

「安倍政権で経済は安定したと思う」と言われる方も、森友学園加計学園共謀罪憲法9条改憲と、数の力でなんでも押し切ってしまうことに危うさを感じておられました。

国民に本当に信頼される政権づくりについて、こうやって市民の方とお話しすると、鍛えさせてもらっているなぁと思います。
政治を私物化する安倍政権に変わる、市民との話し合いという民主的なプロセスを通じて政治をつくる新しい政権、たくさんのみなさんと一緒に実現したいです。

今日はメーデー

5月1日はメーデー

労働者の権利向上と平和をめざして力を合わせようと乙訓でも例年通り集会とデモが行われました。




民間企業、役所、福祉施設、どの職場でもそこで働く人の権利が守られてこそ、仕事の質も向上します。
安倍政権の「働き方改革」は、残業代ゼロ、過労死ラインの時間勤務100時間の容認、期間限定正社員、金銭と引き換えの解雇制度、などなどおよそ「改革」とはいえないものばかりです。
雇用は増えたといいますが、増えたのは非正規雇用で、正規雇用が非正規雇用へと置き換えられています。

安倍首相は「働く人に寄り添う改革をおこなう」と言いながら、改革を検討する会議のメンバーに労働者代表を入れていません。
日本共産党の「働き方の改革」は、「8時間働けばふつうに暮らせるルールづくり」です。
格差と貧困の解消、人間らしい働き方、一人一人の所得の向上と安定こそ、景気の底上げへの何よりの近道です。
↓以下、日本共産党第27回党大会決定より
 安倍政権は、「働く人の立場に立った『働き方改革』をすすめる」といいながら、実際には、労働者派遣法の改悪で不安定・低賃金の「使い捨て」労働を広げ、「残業代ゼロ法案」の成立を狙うなど、いっそうの改悪をすすめようとしている。「働く人の立場」と言いながら、実際には財界の立場に立った雇用破壊をすすめる策動を許さず、人間らしく働けるルールを確立し、格差と貧困の根本的是正に道を開く。

 ――長時間労働の規制――残業時間の法的規制、インターバル規制によって、過労死を生み出す長時間過密労働を解消する。「残業代ゼロ法案」を撤回させる。「サービス残業」を根絶し、「ブラック企業」を規制する。「解雇の金銭解決制度」に反対し、無法なリストラをやめさせる。

 ――非正規から正規への流れをつくるため、労働者派遣法を抜本改正して、派遣労働は一時的・臨時的なものに制限する。労働基準法男女雇用機会均等法、パート労働法、派遣法などに「均等待遇」「同一労働同一賃金」の原則を明記し、格差をなくす。

 ――386兆円(銀行・保険業を含む)に達した大企業の内部留保の一部を活用して、大幅賃上げの実現をせまる。最低賃金はただちに時給1000円を実現し、1500円をめざす。早期実現のため、中小企業に対する賃金助成や社会保険料の減免などの本格的支援を行う。公契約法・条例の制定をすすめ、官製ワーキングプアをなくす。

4年に一度の決意スピーチ(>▽<)/


昨日4月8日、JR長岡京駅前で、日本共産党街頭演説会をおこないました。
雨の中、集まってくださった支援者やお知り合いなどの前で、市議選予定候補者と、金森とおる衆院3区予定候補、宮本たけし衆院議員がそれぞれ力いっぱい訴えました。

宮本議員の演説の要は、森本学園問題。
あまりにも不透明すぎる国有地の払い下げだと、国会で初めて追及したのが宮本議員。
宮本議員は、森友問題について国会でのやりとりで次々明らかになった異常な払い下げの道のりを報告。
そして、初めはしんぶん赤旗しか取り上げなかった森友学園問題を、あっという間に視聴率を稼ぐニュースへと発展させたのは、国民の財産を官僚と政権が私物化していることへの国民の怒りの力だと指摘。

教育勅語や「安倍首相がんばれ」を唱和させる幼稚園の異常な教育と、その法人へのタダ同然の国有地払い下げは、国会内の数の力と首相官邸が官僚の人事を握る強権におごり、戦前の国家主義への逆戻りに執着する安倍政権の本質が表れています。

森友学園教育勅語共謀罪、国連の手続きも通さないシリアや北朝鮮へのトランプ政権の軍事威嚇とそれをまっさきに支持する安倍政権。
これらはすべて、現憲法を壊して、戦争できる国にする自民党憲法草案につながります。

福島第一原発事故の国の責任をまったく自覚していない今村復興相の「自主避難は自己責任」発言も、「国民は国家のために奉仕せよ」という自民党憲法草案の思想と深くつながっていると感じます。

衆院任期を待たずにあるかもしれない総選挙。
安倍政権の政治のもとで苦境に立たされている人々、現政権に怒りや不安を感じている人々と、野党が力を合わせて選挙を通じて新しい政治をつくるさらに大きな一歩にしていきたいです。

さて、市議選予定候補者全員もリレーで決意の訴えをしました。
与えられた時間は議員団長のおっはーを除いて1人1分(^^;)
6人いると、短いけれど、それぞれの得意分野、決意のきっかけとなる市政をこうよくしたい!という思いもバラエティに富んでいます。
事前の打ち合わせで、私は子どもの分野をお話しすることになりました。
私自身、やはりこの4年間、議員団を代表するつもりで一番力を入れて取り組んできたのが「子ども」の分野ですから、スピーチも力いっぱい訴えました。
最後に、そのスピーチの原稿を。(4年間を250字にまとめるとこうなります(笑)

4年前、ここで「保護者や市民のみなさんと中学校給食の実現します」と宣言しました。
大きな運動が実り、来年、まず長岡第二中学校から始まります。
ようやくではありますが、実現できること、本当に嬉しいです!
子どもの医療費無料化も小学校卒業まで広がりました。
でも、まだまだやることたくさんあります。
保育所待機児童は年度スタートから約90人。
保育所、全然足りてません。
保育所増やせ!一人の子どもも見捨てるな!この願いを実現するために、全力でがんばります!