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リスク戦略論

2016-06-29

Vol.290 事業継続監査/不必要に「リスク回避」(逃避)した業績未達責任の追及 <予告>

※臨時投稿(2016.11.18)

来る2017年1月20日予定の次期北米大統領ドナルド・トランプ氏)就任式並びに其処へ至る主要先進国の対応推移を観察することなく、日本から首相安倍晋三)自らがワザワザ当地へ表敬訪問し、ニューヨークに建つトランプ所有ビルで二人は接見した。

軽率愚行に尽きる。

現地BloombergやCNNも二人の様子を放映している。が、キャスターやコメンテーターとして同席する学術・市場経済評論家などは、「このタイミングで『政治の素人』と話して何がしたいのか…、よく判らない」等と 薄ら笑いを浮かべながら冷めた扱い。上記の最中、現役のオバマ大統領欧州ドイツベルリン)を訪問して、日本を除く主要先進国首脳らと会談。メルケル首相との共同記者会見の場では、二人の表情・メディアの扱いも含めて、落ち着きのある気高い風格すら漂っていた。

差し詰め、『主人が留守の間にお宅を訪ね、これからは仲良くしようね』と新顔へ挨拶しに行ったが、当の主人達はヨーロッパで今後の対応を相談、中南米で二番茶を煎じ入れるといったころか…。安倍晋三は、其処へ呼ばれてなかったのか、呼ばれたが留守宅の新顔『素人』の方を選んだのか…。だとしたら、国益を損ねたどころのハナシでは済まされない。

本件は、世界へ日本の稚拙な行動を曝し、遣り直しが利かない恥ずべき歴史的前例・傷を刻んだのではないか。国会を始め、こうした首相単独の軽率・独断行動へ相応の職責を伴いながら牽制を掛けるべき圧力や、不始末への対処責任は、正常に機能しているのか不安を覚える。同一首相が牽引する政権も5年目を迎えそうな気配の中、自浄・辞退能力の欠損に係る検証が望まれる。多くの日本国民が納得しえない本例の如き愚行は、首相といえども合法的に厳しく規律・処罰させる歯止めが必要と思料する。

現下、(政治・軍役経験のない)トランプは、己の政権移行を盤石にする目的で、共和党主流派を軸に「チーム」として周囲の閣僚・主要スタッフを組成中であり、交渉・折衝の要(カナメ)は、正に彼等達自身なのは明白。(表面的でも)北米と協調したい周辺国は、同じく「チーム」として『信頼関係を構築する』のが妥当な対応戦術と考える。日本は、基本的なリスク交渉の以前、当該トランプ「チーム」と伍する覚悟も能力もなく、手あたり次第に腰が浮いた『哀れ』な孤立国とみれる。

『中長期』目線での経済成長・生産性向上へ繋がる財政政策群に疎く、『短期』志向に偏るトランプが大統領任期中、暴言・失態・不信・強行・失望等を働くたびに、日本は『それでもトランプと仲良しだからさぁ…』の如く不利に引用・追い込まれるバカ話として、某新興国他へ不必要・不用意に言質を与えた危険性がある。中国ロシア等は、腹を抱えて笑いコケている事だろう。これが先進国の自負の下、日本の行政権(アタマ)を張る内閣の実態。著しく、人材に乏しい…。


永瀬浪規
鈴忠小後






Vol.261 監査基準<Auditing Authorities on Risks>/『業務監査』変遷 <予告>

※下記参照:
Vol.76 事業継続対策「規準」<Marginal Sacrifice in BCR>
Vol.64 ERM監査<Internal Audit/ERM> _歛蠻Ъ
Vol.78 ERM監査<Internal Audit/ERM> SCRM規準
Vol.50 リスクマネジメント監査
Vol.48 BCM監査(社外)

2016-06-26

2016-01-01

Vol.229 リスク(46)ミセスワタナベに御社の『中長期事業計画』を相談する

『日本経済のファンダメンタルズは決して悪くない…』は、「ドル円為替水準が120円近傍であれば…」の前提条件下で成立する戯言にすぎない。115円を割込む水準へ突っ込み始めようものなら、其れこそ口裏を合わせたが如く、現下2015年度の決算着地見込みを軒並み『未達』『下方修正』、次年度目標は『経営環境の潮目が変わった』『想定為替レートが不透明』…を口実に、『弱腰』基調へ一斉変更する。せっかく”官製春闘”のお上通達を各労組は頂戴奉りながらも、『ベア・定昇賃金要求割れ』『設備投資見送り』『正規雇用ナシ』…等のヘタレが至る所で噴き上がる。

何処かのガッコーで教わった腐りかけのマクロ経済理論を思い出しつつも、ジャブジャブに通貨『円』を市中に撒きながら合わせ技で政策金利を操作する阿漕な金融スキームはそのオツムが理解できないまま、『経済ファンダメンタルズ』と『為替』(貨幣価値)との相互関係を古典的に整理して小声で答えてみせる。現物・先物デリバティブオプション株式債券・コモディティと絡めた大量のショートヘッシ゛で仕掛けて、ITを駆使しながら外国為替・商品先物株式債券先物市場を24時間体制で相場操縦する流行りのサヤ抜き・錬金術は如何にもハードルが高いらしい。ド素人が『財務大臣』や『経済財政政策担当大臣』等に座ると、中央銀行が積上げた成果を瞬く間に消失させる。

挙句の果ては、日銀黒田へ柏手を打って異次元『追加金融緩和』の神頼みとくる。さすがに何処かの街角のスーパーマーケットじゃなかろうが、『マーケット(市場)からの要求』とか意味不のコメントを添えて、企業経営者・エコノミスト・アナリスト・株屋・政治家…等が日銀黒田の下へ群がって次のアメをねだる。

結局、日本経済は『為替』だけを見ていれば済むハナシ。企業経営能力や投資対象としての成長エンジン・産業・技術革新等の諸々は、『為替』次第で些末な要件なのが実態。次代を担う若者たちへ日本のビジョン・コアを示せず、バトンを繋ぎ損ねるうちに、企業が周辺と争う価格競争の下で日本経済は『デフレスパイラル』『借金財政』等に引きずり込まれる。毎度のコトながら、民間企業が数年先の展望を示す『中長期事業計画』は、斯様なお粗末を前提に自画自賛の数値を練り上げた単なる『寝言』で終わる。『寝言』は、お上の『為替』次第。『為替』水準が変われば、『目標業績』なんざぁ期中に幾らでも修正して、利害関係者から文句を言われずに済む便利な代物。西側諸国の市場参加者も、この国の事情は十分承知している。

つまらん…。

※以下、執筆途中

Vol.224 リスク(41)不条理の果てに『不連続』の崖

2016年、『アベノミクス相場』に於ける日経平均株価が『15,000円』を割るタイミングは数か月以内に必ず訪れる。その際、『アベノミクス相場』は早々に終了させ、日銀黒田による異次元金融緩和経済原資を有効活用し得る多少は『まとも』な首相内閣の下で、新たな経済政策を志向し直すべきと考える。日本経済が成長拡大して国民の労働賃金・雇用条件が改善する『アベノミクス』の戯言は、我が国に最早必要ない。

加えて、まさか大臣室で政治献金を自らのポケットに捻じ込んで『口利き』『斡旋』を請負う時代錯誤や、『カネめ』とか間抜け顔で不用意に口走る七光り議員、『経済ファンダメンタルズ』を理解できない素人たちを『財務大臣』や『経済財政政策担当大臣』に座らせる筈もない。昨年夏場に、実質的な『アベノミクス相場』は瓦解している。現下、我々は少なくとも半年以上のムダな時間を費やした事になる。

ドル円為替水準が『100円』前後を維持し得る外為コンディションならば、日本の経常収支を安定に推移させる根拠は十分に確保できる。公僕(政治屋・役人)には、日本国民一人ひとりの生活経費を低水準に抑制するデフレ環境条件下で、同時に国家財政健全化・持続可能な産業構造転換等の諸課題を果たさせるべく、無用な政策・人心を一新して正常な針路へ舵を切り直す必要がある。デフレ下に於ける財政健全化施策を履行する能力の足らない人物を、我々国民は税金を支払ってまで雇用し、当人及びその家族を食わせる義務はない。

世間を不条理な格差社会へ導く元凶は、公僕/既得権益が犯す無作為に対する国民の無知・無関心、弱腰な責任追及姿勢・監視、対抗手段の限定…。無用な沈黙は、己の座死を意味する。

※以下、執筆途中

謹賀新年

原油底値割れ、中国元安、新興国・資源国債務デフォルト南シナ海島嶼中東地政学リスク欧州テロ、北米景気リセッション入り…等の外乱要因に事欠かない中、日本は2020年東京オリンピックを視野に、デフレマインド再燃と2017年消費再増税10%是非に湧く『露払いの年』が明けた。日銀黒田による金融政策・円安誘導で3年間を何とか凌いだ景気高揚だが、政治が主導すべき抜本的な国内産業構造転換をなす『国家成長戦略』を描き切れず、加えて『財政改革』をその前提条件として付す基本的枠組みが設定されていないツケが具現化する。現政権は、日銀金融政策が生み出した経済原資を最大限活用する政治的使命を果たせず、自らの退陣を以て国益を損ねた責任を国民に対して負う必要がある。

払拭できない『不透明』な成り行きが国内外で波状的に現れ、変化へ追従し得る能力の限界が都度露呈、各種『成長戦略』の欠陥が個人資産の『消耗』を促し、比較弱者の淘汰が火蓋を切る一年になるだろう。大概のことは上半期内に済ませ、『調子が悪くなければ…』程度に下半期を捉えるのが現実的と考える。斯様な推移で『軽減税率』導入の意義は薄く、『更なる増税』を課す時機の論議が沸き上がる。かつて、一介の首相が国民へ何を喋ったかは、最早意味がない。一身上の理由で、過去に要職を投げた癖のある当該首相と心中する日本国民は多くなかろう。

元来、日本に諸々の『イニシアチブ』を期待するのは、どだい無理な話。下手に『挑戦』せずとも、例によって静観・遣り過ごす位が分相応の実力なのは皆が承知している。日本を代表する某財界社団法人主催パーティで、某東証一部上場企業『社長』の肩書を見せながら酒を片手に赤ら顔で『雄弁』を振るう中身の『無さ』には失望を越えて吐き気すら覚える。自国の雇用条件・賃金から逃避し、加えて大した根拠と認識・覚悟もないのに、メディア等へ面を曝して『日本経済のファンダメンタルズは決して悪くない』『リーダーシップを発揮して世界を引っ張る』…とかの戯言を吐くような真似は厳に慎むべき。世界経済の中で、風が吹く方向へ、カネがある方向へ、日が差す方向へ簡単に靡く。正に、『風見鶏』『猿真似』の性根が染みついた国内財界が、己の理屈で自立し得る実態は何一つ存在しない。狭小で薄っぺらい『他人事』の識見が滲む。

少子高齢化で需要が細ろうが、イノベーション能力が乏しくカイゼンしか能がなかろうが、賃金・処遇が低くて生涯設計が見通し難くかろうが…、この日本の内側から展望を切り拓いていく以外に道はなかろう。今年は、『18歳選挙権』が施行される年。衆参ダブル選挙では、将来を担う若者達の目線で、日本の国益を貪る低レベルな老いた既得権益・抵抗勢力を一掃する兆しを是非期待したい。破壊と再生を繰り返した先に、その時代を生きる人々に納得のいく新しい未来がある。

2016年 元旦

永瀬浪規/「リスク戦略論 Risk Strategy」執筆担当
鈴忠小後/「技術経営リスク論 R-MOT」執筆担当

2015-12-24

Merry X'mas & Happy New Year!!

Would like to present you own Risks. Enjoy yourself.

Easy...
will see.