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2009-06-19

揚げ足取りに気を遣う時間がもったいない


揚げ足取りをされないよう表現に気を遣わなくてはいけないのは、本当に時間がもったいない。


一般的に揚げ足取りびとには以下のような性質があると思います。総じて、議論の「線」よりも「点」や「(ごく限られた)面」の重要性が勝ってしまうことにより揚げ足取りが発生します。


  1. 特定の話題、モノに対して強い思いを持っており、理解不足から来るとおぼしき発言が許せない (言葉の定義にこだわる)
  2. 誰彼構わず、突っ込むことが快感 (本題よりも他人の粗探しが優先する。実名での発言はまずしない)
  3. (もともと) 発言者に批判的で、常に突っ込み時をうかがっており、それが目的化している (同上。ターゲットは著名人)

うしろの二つは論外と言うかスルーの対象だけど、(1)に関しては食いつきたくなる気持ちが理解できなくもない。しかし考えよう。黙っていれない、突っ込みたいという気持ちを一旦飲み込んで、(もし、相手が前向きな気持ちで発言していると考えることができるなら) 反論するにしても前向きな姿勢でボールを投げ返せば、相反する意見がぶつかって新たな視点が見つかるかもしれないし、お互いの理解が進んだりするはずだ、と考えてしまうのはきれいごとだろうか。とにかく、生産的に行こうよ、ということだけなんだけど。


「〜を歪めて伝えるな」、「〜をわかってないのに発言するな」(言葉の定義が違う時点で議論停止)

  ↓

「それを言うならXXXと言うべきで。さて本題に異論があるのですが..」、「〜の用法が気に入りませんが主題の件は..」(言葉の定義にコメントしつつも本題から外れない)


もちろん、誰が読んでも (一般人が見ても、という意味) 明らかに悪意を持って事実を捻じ曲げたり攻撃することが目的と取れる発言に対しては別ですよ。そういうときは、社会的影響が大と考えられるときを除き、むしろスルーすべきでしょう。


前のエントリーにも書きましたが、


その言葉に特別な思い入れとかこだわりがある人にとっては、拡大解釈も意味を狭めることも絶対に許せないし、用法的にほんの少しでも怪しいところがあると完璧に正さないと気が済まない、そういうところがあります。それが何らかの文章に表されているものであれば冷静な気持ちでは読み進められないし、議論の最中であれば言葉の定義をお互いに正確に確認しあえるまでは話し合いを中断させてしまいます。


という気持ちはわかります。自分もそういう性質が強いほうです。だけど、言葉の定義という「点」や「面」にひっかかって本筋である「線」に対しても批判的になってしまうと、お互いの言いたいことが置き去りになっちゃってもったいないなあ、と思うのです。


あくまで一般的な話として、自戒の意味もこめて。

トミートミー 2009/06/22 16:57 揚げ足取りとは違うけど、延々と話のかみ合わない人いるね。定義あわせしてもダメ、精神構造から違うから言葉の定義レベルじゃ解決しない。こういうときは心底困るし怒りたくなる、うちの若い奴にこういうのが2名ほどいる。時代かねー、と嘆いてみる。

saitokoichisaitokoichi 2009/06/22 18:20 自分みたいに(笑)年とって頭が固くなってくると話がかみ合わない回数激増するけど、若者がそれじゃあいけないねえ。まあでも、かみ合ってないなと気づいた側がなんとか合わせようと努力するしかないんだろうね。

夏イサキ夏イサキ 2009/07/01 13:12 2. 及び 3. を繰り出す輩が身近におり、辟易している者です。
建設的な考え方を学ばせていただきました。有難うございます。

saitokoichisaitokoichi 2009/07/01 19:17 夏イサキさん、 コメントありがとうございます。このエントリーはネット上ので話 (文字によるコミュニケーション) を念頭において書いたので、リアル世界ではもっと多様化した揚げ足取りのパターンがあるかと思います。建設的に、というのはお互いが同時にそう思えないと成立しないので、現実問題なかなかうまくいきませんね。

tomtom 2010/10/13 16:57 現実世界だと自分が正しいと勘違いしたまま
相手の揚げ足取りをして、さらにその間違いを
指摘されると逆ギレをして
お前とはかみ合わないって切れるパターンも多いかな
面と向かうと逆ギレパターンが多いきがする

saitokoichisaitokoichi 2010/10/13 17:06 tomさん、コメントありがとうございます。この「正しい」ってところがクセものですね。自分の考えを(間違ってるかもしれないと謙虚になりつつも)主張するのではなくて、自分の考えが正しく相手が間違っていると決めてかかる人はなかなか他人の言うことが耳に入らず、ご指摘のようにリアル世界では逆ギレするケースもあると思います。リアルだと感情がより「正確に」伝わってきちゃうので、あきらめとかキレるのが早いのかも。

中卒に負けるかよ中卒に負けるかよ 2011/02/02 01:36 2,3をスル―したら負け。
つまりそいつに負けたと。
収入や金銭面で負けたとなるぞ。
脳力も負けたとなる周りの目みればわかる

saitokoichisaitokoichi 2011/02/02 12:45 中卒に負けるかよさん、
そういう「勝ち負け」とかゲーム的に他人とかかわるというのもひとつの考え方ですね。(ぼくは違いますが)

slimslim 2016/06/29 02:01 アドバイスを求められてアドバイスをしている時に眠気もあって
少しあやふやな事を言ってしまったら今までの議論すべてそっちのけで
わざわざデータやら探し出してきてそれは間違ってるとひたすら
その一点を責められましたw
そこで初めてああこの人は私を人前で貶めることでマウントを
取りたいのだな遅れ巻きながら理解できました。
手伝って欲しいと声をかけられついていったら落とし穴にハマって
それを上から笑われたような気持ちです。
まさに3ですね...
その人のことは正直言って嫌いだったのになぜのほほんと応じてしまったのか自分の甘さ、隙の多さが悔しいです

saitokoichisaitokoichi 2016/06/29 08:13 人前で、ってところが後を引くかもかしれませんが、上とか下とか勝ち負けとかで人を評価するのは残念な行為だな、と自分を落ち着かせるんですかね。上下、勝ち負けはっていう評価方法は、ルールに基づいて公平に勝負しているスポーツの世界と、あとは自分自身に対してだけ、とぼくは考えています。

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