首都高速930円時代


国土交通省によれば高速道路でのETC利用率はいまや約9割に達し、ぼくのようなETC非装着車を探すのが困難な時代となっております。この週末、消費増税後はじめて高速道路を利用する機会がありまして、それは首都高速道路だったわけですけど、料金所で請求された金額は930円でした。


930円? 30円とはまあなんとも煮え切らない半端な金額ですが、もともとの料金に8%を乗せるとこうなったのでしょう。ここで950円などにしようものなら便乗値上げだ何だとちょっとした騒ぎになっていたのではと思う一方、たったの1割しかいない利用者ならば大した声にならないのかも、とも。いやまてよ、今ETCを使ってないやつらというのは相当に頑固者だったり妙なこだわりを持ってる連中だから、意外に大騒ぎになったかもしれないな。ふふふ。


思い返してみると、私の記憶にある首都高速の料金は常に100円単位でした。この3月までは900円、その前はたしか700円。その前は、、、600円だったように思います。ぼくが車に乗り出したのは600円になってからだったような気もするし、でもその前の500円という記憶もなくもない、いずれにしてもここしばらくはずっと100円単位でした。だから、突然30円という金額を見せられると、何ともしっくりこないのであります。


10円刻みというのは首都高らしくないぞ。小銭ジャラジャラは嫌だなあ。Suicaとかnanacoとか使えるようになればいいのに。