駅で流動調査カードが配られていた件


昨日(2015年6月9日)の朝、上野駅構内で上の写真のような「流動調査カード」が配られていました。通勤通学に電車を使い始めて30年弱になりますが、このカードを渡されたのは初めてです。


その名の通り、人の動き(流動)を調査する目的のようで、カードを配る人と回収する人が駅の構内外に多数見られました。カードは配る場所によって異なるコードが割り当てられており、色による分類もされているようです。中には駅中を歩き回ってカードを集めて持ち帰るという鉄分の強い方もおられるようですが、ぼくはリビングのゴミ箱のような風体の回収箱へちゃんと入れましたよ。


最初に書いたように、長きに渡って平日はほぼ毎日電車を使っていますが、この調査に出くわしたのは初めてのことでした。ツイッターで「名古屋ではよくやっている」というコメントを頂戴しましたが、どの駅で、いつ、行われているかは断片的な情報しかなく、少なくとも東京の駅では珍しいことなのではないでしょうか。


巷では、あらゆるものがインターネットにつながり新たな価値を創造することが期待される「IoT(Internet of Things)」が話題だったりしますが、スマホが普及した今、今回のような紙による調査も技術的側面から見れば不要になって来ているのですかねえ。