ようやく観ることができました。
マニアックな映画ですねえ。前提知識を入れずに(登場人物の英語がどうしたこうしたというノイズが鑑賞前に聞こえてきちゃったんですがそれ以外はほぼ白紙の状態)観ましたが、見ごたえのある作品です。怪獣がお嫌いでなければ、肩の力を抜いてご覧になるのがよろしいと思います。ぜひ大画面で。
- とてもオタクです。
- セリフが多くて早口です。
- 描かれている人、組織、団体、大道具小道具、その他もろもろ、実にこだわって作ってることがビシビシ伝わってきます。
- 特撮も含む恐怖感のリアルな描き方は10年前の『宇宙戦争』(スピルバーグ)の方が上かな。ただ、ゴジラの圧倒的な強さから来る絶望感はうまく出てました。
- 日本ていいな、と思いました。(←ココ大事)
展開が早く密度が濃いので、尺が長くなってもいいからもう少しゆったり目に作ってくれると、恐怖感とか希望とか登場人物それぞれの人間像とかが頭と胸にじんわり染み込む時間がとれてなお良かった(じわじわする時間がなかった)のになー、とも思いました。