採点中

前期試験の採点前に、要求しておいたレポートをチェックしなければならない。200 部を超えるレポートを検査中。学籍番号と名前だけ書かれていて学科と学年のないものは、採点表とつき合わせねばならず、ペースが落ちる。こうしたレポートは自然と評価が低目となるのは仕方がないだろう。

  • 課題に指定した某訳本の読み難さを指摘する者がちらほら。なる程、今の人に 40 年以上前の翻訳体日本語は読み難いのだと気付く。そもそもそういう彼等が、どれ程美しい日本語を読んでいるのか、疑問ではある。休み明けまで覚えていたら聞いてみよう。
  • 印刷してレポートを提出するのも結構だが、丁度昔の和文タイプのような体裁を読まされる位なら、手書きの方が遥かに良い。何を考えているのだろうか。
  • アルファベットを半角にする事すら知らないのだろうか。
  • 全文をゴシックで打ち出したのもダメ。
  • InkJet プリンタのプリンタ・ヘッドは掃除しましょう。
  • ネタはここからのコピペが多いなあ。すぐにばれるから引用元を隠すのは止めようね。それよりも正しい引用方法を学びたまえ。
  • それ以前に、岩波文庫の訳は古くて読み難いから、それ以外で読めと言っておいたのに。
  • コピペをするにも、link 部分の下線や淡色(モノクロで印刷時)位手を入れよう。
  • 「古典派からのメッセージ」のコピペも多い。
  • レポートがウエブからの丸写しでも、試験もあるから点数はあげる。そうやってやり過ごした所で、勉強した分しか身につかないのだから。無教養な現代の日本人として生き恥をさらすのも自分で選んだ事。
  • 『饗宴』の演説をプレゼン呼ばわりされて苦笑。
  • ウィキペディアそのままってのも芸がないなあ。

レポートは見終わった。腰が痛くなってきたので、テストの採点は明日以降。コピペ・レポートは読まなくて済むので、案外早く終わった。