Hugin and Munin

OperaFirefox 風に仕立てると Rijk の Hugin and Munin の Munin に似てくる。似てくるというか、Munin は Firefox をトレースしたものだから当然だ。残念ながらネタの宿命として up to date されないので、Opera 8 用に提供されている各種設定ファイルが、そのまま Opera 9 でどこまで使えるかは悲観的に考えねばならないだろう。
そんなことをえむもじら - Opera 9 をカスタマイズをみていて思った。
もちろん参考になる点を指摘しているのはもっともな事だ。Alt+P から出す「カスタマイズ画面」には、かつては全ての項目があったが、今は一部しかない。エイサ・ドッツラーはこうした変更を OperaFirefox 追従化と呼んで歓迎していた。頻繁に使わない設定項目は opera:config を開けば GUI で変更出来るから問題ないだろう。問題なのは、スキンの選択等が収まっている見栄えの設定画面が、別口になってしまった点だ。これはなかなか分かりにくい。
以下、今後のお勧め項目。

  • 検索は検索窓からではなく URL bar からキーワードを使うと、複数の検索エンジンをちょくちょく切り替えるのに便利です。
  • bookmark は Toolbar からアミダくじ方式でマウスでなぞるのではなく、Panel を二画面表示にして、出来たら Nickname を活用する。これは次回のテーマでしたね。
  • マウスジェスチャを使わないなら、キーボードショートカットを大幅に活用する。
  • Page Tab の下に URL が表示されるのは、MDI ブラウザだからでしょう。MDI をぜひ体験してみて欲しい。原文と訳文を見比べながら作業出来るので、翻訳には大いに役立つでしょう。2 つ Tab を開いて Alt+F6 を押してみましょうよ。
  • user.css への切り替えの便利さを味わって欲しい。Shift+G を押してみましょうよ。その次は Shift+I あたりから。