記者の無知

たいていのメールクライアントにはメッセージ間の移動機能が用意されているが、閲覧したメッセージの履歴に従って移動する機能を装備したのは、わたしの知る限りにおいてThunderbirdが初めてのはずだ。

記事を書くにはもっと調査が必要ですね。Opera Mail ではとっくの昔からそんな事、普通にやってます。メール画面でのマウスジェスチャで、進む/戻るも出来ますけどね。
元の間違った内容を、間違ったまま日本語にして公表してしまうなんて、天下のアイティメディアがやることではないだろう。修正するようコメントしておいた。
原文では以下の箇所だ。

Most mail clients have shortcuts to move to the next and previous messages, but Thunderbird is the first client I've seen with a feature for moving in the history of messages that you've viewed.

原著者の視野が狭いようだ。元記事にはアカウントを取らないとコメント出来ないのかと思っていたが、匿名なら出来そうなので、コメントしておいた。
28 日、追加・訂正 - コメントで指摘されているように、Opera では view 間の移動はするものの、個別のメールを一つづつ覚えてはいない。そのような点を最初だと元記事は言いたかったのだろう。
更に追記。個別 view 内では Opera も一々の開いたメールを view を超越して記憶している。よって最初の誤りではないかというここでの指摘は有効である。
1 月 30 日、追記。 - あの不定期で指摘されているように、上記追記その 1 が正しいようだ。