Opera M2 の予想図

OperaWatch に M2 a.k.a OperaMail の主任開発者へのインタビューが掲載されている。
Interview with lead developer of the Opera Mail Client (M2)
長いので要約したものを見たい人は、GT500 による次の記事が良いだろう。
Want to know about the future of Opera's mail client?
以下重複も多いが GT500 の方を元のインタビューにも目を通しつつ大方訳しておく。

Kestrel (Opera 9.5)

  • メール保存に関わる内部処理系の総書き換え。これによって処理速度の飛躍的向上が見込める。従来の内部処理には問題があり、時として Opera 本体を固まらせた。
  • IMAP の内部処理系を IMAP 規格に厳格に則って書き換え。
  • 効率的で豊富な機能を備えた内部処理を提供し、ユーザ体験を向上させる。
  • システムのメモリと CPU 利用率をより少なくする。
  • M2 とメール・サーバ間のやりとりをより増やす。これにより M2 側から削除するまでサーバにメールを残せるようになる。

Kestrel もしくは Peregrine

  • データ保存形式をインポート/エクスポートしやすい形式に変える。

Peregrine (恐らくは Opera 10)

  • UI(ユーザー・インターフェース)の大幅な変更。これにより操作が簡単で楽しくなる。
  • フィルター等、現在備わってはいるが見つけ難い便利な機能を使いやすくする。

機能追加

  • HTML 形式メールの作成。

検討中

  • メール表示を特定の別窓に。
  • 暗号化と署名を M2 に統合。
  • メール中の画像をブロック。

その他

  • ニュースにおいて記事のダウンロードが勝手に一定数となる不具合の修正。
  • MS Outlook のように、個人情報の管理機能を付ける予定はない。