WHAT A FOOL BELIEVES


2011-03-25

食品の放射線汚染基準の引き上げ

| 13:38

なるべく時事ネタは書かないようにと思ったものの、流石に憤りが抑えられない。

放射線管理区域に指定されるような施設、場所は管理責任者が決められて、出入りする人は全員暴露量をモニターされなければならない。福島市はそのような施設ではないが、放射線の汚染レベルからいうとこの区域に指定されるべき状態になっている。住民には被爆量を測定するバッチが与えられて、毎日被爆量をモニターするべきだ。これを怠るのは違法なのに。

食物の汚染量をレントゲンと比較して安全といったりするが、これもおかしい。レントゲンやCTスキャンは医療行為だ。副作用が生じることが前提なので、医師や技師は免許が必要なのだ。医師が胃を切除するからといって、無資格の人間が健常者の胃を切り取ることが許されるわけはない。こんなことを公然と言う政府専門家は信用できない。

2011-02-18

ぺダリング、大きく回すか小さく回すか

| 18:13

昨夜の練習会で感じたこと。何事も限界域で我を忘れて凌いでいる時に得るものが多い。逆に言えばいくら練習時間をとっても、限界域に追い込まないと進歩が無い。あたりまえのことだな。

インターバルの内容。以下を4回で1 Setとして全部で2Set。

Zone 2 x 2 min

Zone 3 x 3 min

Zone 4 x 40 sec

Zone 1 x 1 min

Zone 3の速度域が41〜43km/h。Zone4が50〜55km/h。これは誰が列車の先頭になるかでかなり変わる。各ゾーンの開始を知らせるブザーがセットされているので、合図に従って皆が一斉にもがいたり力を抜いたりする。Zone 4は解糖系のエネルギーを使って、後先考えずとにかく目一杯もがくのが約束ごとなのだ。いつもは20秒なので、まだ耐えられるが、この日は40秒という説明があった。場内スピーカーからRogerの説明が聞こえると何人かが声をだして唸った。私もその中の一人だ。50k/hで40秒ならトラックを2周以上することになる。死ぬのではないかと思い、急に中を浮いているような感覚になった。

走り出してしまえば必死の力という奴が出てくるもので、相変わらず涎を流しながら必死にこなす。1セット目のZone 1で回復させながら、後7セットもあるのかと気が重い。2回目以降のZone 4になると顔に水滴が飛んでくる。前を走っている人の汗か、いやもしかしたら涎かもしれない、と思うもののどうすることもできない。必死に回していると視界が白くなって視野が狭くなってくる。これはまるで陸上400m走の300m過ぎの感じに似ていると思う。この感じが続くのは20秒くらいだけれども、速度を保ちながら必死で楽に回せるフォームを探してみた、というか探さずにはおれなかった。

結論から言うと楽に速度を保てる回し方が分かった、と思う。大きく回すということではないか。これまでしばらくは、ケイデンスを高くしようとするあまり、できるだけBBの近くで小さく回そうとしていた。これは間違いだったと思う。陸上の110mハードルのように、膝を高く上げた状態を維持してハードルを越えるように膝下を伸ばす。あるいは上体を伏せたまま空手の前蹴りを敵の喉元に刺すという感じで、下ではなく水平に近く蹴りだすのが正解ではないだろうか。11時あるいは10時くらいから蹴りだすのはロードで走るときのタイミングより早いと思う。12時にあるときに抜重して膝下をぶらぶらリラックスさせる感じさえするのはまるでクロールを泳ぐようだ。このぺダリングだと高速で回していても足が詰まった感じが無いので、1周のうちリラックスして乳酸を散らせる箇所が一瞬でもできる。懐の空間を大きく取る必要があるので、骨盤は立て気味になるようだ。写真の感じに近いか。

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2011-01-12

Roger's Session

| 12:08

先週Suginoの51Tと52Tのチェインリングを日本から送っていただいたので、昨夜の練習会に早速使ってみた。後輪は16Tなので、ギア比は3.25。今までは3.125。前半のインターバルはZone2x1分、Zone 3x1分を計24セットという内容だった。列車の先頭に誰が付くかで大きく変わるけれども、この日はZone 4が無いのでその分速め。Zone2時は40km/h、Zone3が46~50km/hになる。加速を繰り返す今回のようなメニューでは確実に足を削られる。いつもは速いグループで走っているのに、後半のモーター・ゲームに備えて下のラインを走るグループに入る人も何人か居た。

事前に予期したとおり、モーターゲームでは残り13周で脱落した。皆新年で練習始めのつもりなのか参加者が多かった。50人くらいいただろうか。スクーターを先頭にした列車の一番後ろは250mトラックの反対側まで伸びていた。この日は50周のメニューだったので、全員が先頭交代するには100周を要する。私は列車の後ろに付いてしまったので、36周した時点でも先頭交代が回ってこなかった。千切れる寸前の列車の速度は51km/h。まだ前には20人くらいいただろうか。中切れをする人が出る度に涎を流しながらブリッジを掛ける。この回数が多いと酸欠で視界が狭くなってしまい、急送に闘志が無くなってくる。最後は出来るだけ後続に迷惑を掛けないように、前の人の左側後ろに半分重なる位置まで頑張って右手で合図して落ちる。脱落するたびに悔しいが、この限界付近で我慢している時に最も学ぶことが多い。ちょっとしたぺダリングの修正や、座る位置の移動、重心位置を変えてみるといろいろなことが分かる。昨夜の収穫は、サドルの前方に移動して、お尻にサドルが突き刺さるようなポジションになっても、即ハンドルに加わる荷重が増えるわけではないということ。勿論空気抵抗を減らすために上体を出来るだけ伏せるものの、重心は丹田付近に残すということが出来るようだ。

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2011-01-11

重力加速度によるぺダリングの限界

| 14:35

DCモーターとぺダリングの相似関係を仮説として立ててから、室内では固定ローラーを使わず3本ローラーのトレーニングを続けてきた。以前、Kalavinkaの田邉さんにトラックのぺダリングについて教えを請うた際、「斜め45度下につま先を押し込むように」回すということを教わった。経験的にはなんとなく理解できるものの、頭ではいまひとつ理解できなかった。昨年末にお邪魔した際には、「ロードは足の裏全体で踏み、トラックはつま先を押し込むように」ということを身振り手振りで教えてもらった。しばらく懸案事項として3本ローラーに乗るときにはこのことを念頭に置いて練習をしていたが、最近ようやくこれに関する仮説を考えるに至った。

まず私の足の重さを測定した。椅子に浅く腰掛けて、膝を90度に曲げた状態で電子天秤の上に拇指球を乗せてみたところ、右足が8.8kg、左足が9.4kgだった。平均して約9kg。トラック用のクランクの長さは165mmなので膝頭部の落下距離は0.33mとする。空気抵抗は係数として0.24、重力加速度は9.80m/s2とした。この場合落下に要する時間は0.2598秒。下死点から上死点まで、膝をやはり重力加速度と同等の力で持ち上げるとすると、1往復に要する時間は2倍の0.51秒となる。この往復運動を1分間継続した場合のケイデンスは60/0.51=115rpm。実際にはペダルは円運動を行うので、この運動開始時の初速は0(ゼロ)ではないが、平均の移動速度は9.12km/hとなることが分かった。これを秒速に直すと3.97m/秒ということになる。この数値は足の重量を半分にして計算してもほぼ同じものが得られたので、足の重さ、体重に依存しない値だと考えられる。

以上のことから、我々が「重力だけで発揮できるケイデンスは120rpmが上限」という仮説が立つ。これは一般に言われるロードの選手の常用ケイデンス域とも合致するし、トラック種目でもポイント・レースのようなエンディアランス系の種目も同じだと思う。

逆に「120rpmを超えるぺダリングはエネルギー効率が悪い」ということも言える。

トラックのスプリント選手や競輪選手のように、120rpm以上のケイデンスを出そうとすると重力加速度だけでは不可能なので、これを超える(9.8m/s2)加速度でぺダルを前斜め下方向に押し、逆に引き足を動員することが必要と考えられる。やはりポイントは足首の角度と膝関節を屈伸するタイミングだと思う。

ちなみにIan Moir選手のようにケイデンス240rpmでぺダリングする場合、つま先の速度は14.92km/h。上死点から下死点に至るまでに要する時間は60/240/2=0.125secとなり、物凄く速いように感じるが、100mを12秒で走る(自分の足で)ことの出来る人の場合、つま先の移動速度は30km/hと約2倍もあるので、練習の仕方によっては決して実現不可能な数字ではないと思う。中野浩一さんは、高校生の頃陸上短距離の選手だったそうで、確かに「走るようにぺダリングする」と評されたことがあるそうだ、もしかすると200rpmを超えるようなぺダリングは陸上短距離の走り方に近いのかもしれない。

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2010-11-04

Roger's Sesstion

| 15:59

昨年LA VelodromeのCertificateを受けてから約1年経つ。週に1度はこの練習会に参加してきたと思う。1回あたりの走行距離が60〜70kmなので、合計すると走行距離は3,000kmを超えるだろうか。最初の3ヶ月は遅いグループの列車に付いてゆくのも一生懸命だったのだが、この歳でも努力を継続すればやはりそれなりに進歩するようで、いつのまにか速い常連の人達の列車に入って先頭交代できるようになった。実力で計られる世界なので最初は肩身が狭かったな。

常連の中の最高齢の人はPatricia Bakerという71歳の女性なのだ。毎回California州のチャンピオンジャージを着てくるので州のチャンピオンかと思ったが、驚くことに複数の種目で全米マスターズのチャンピオンなのだった。このPatからは当初笑顔を向けられたことが無く、もしかして人種差別かと思うほどだった。私の母と年齢はほとんど同じなのに関わらず、努力を怠らない姿勢は本当に尊敬に値する。この人を筆頭に、60歳以上でトラックの競技に打ち込んでいる人は本当に多い。Patは薬剤師なのだそう。確かにそうでなければ71歳でNational Championの座を維持できないと思う。Patは最後のモーター・ゲームには参加しないが、インターバルは必ず頑張っている。列車から切れることも多いが、一人になってもメニューの終了まで必ず練習している。家人にとってもこの人の存在は物凄く励みになるのだそうだ。

火曜日のSessionの終わりに、以前良く見かけた若い人が声を掛けてきた。Anthony CanevariというPro & CAT.1の選手。ロードのシーズンオフなのでしばらくトラックでスピード練習するという。曰く、Kalavinakaが欲しいとのこと。日本円での価格もちゃんと知っていたので、本気でそう思っていることが分かる。彼が乗っているのはBMCのTrack Machine TRC01なのだ。「Kalavinkaに乗るようになる前はBMCが欲しいと思っていた」と言うと、「じゃあ、交換してくれれば良いじゃん」だと。もちろんこれは冗談なので2人して笑ったが、$2,500で売りに出すのは本気だという。

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EASTONのEC90や他のコンポーネント一式が付いてこの値段ならと一瞬考えてしまったが、幸か不幸かフレームサイズが53なので、私には1サイズ大きいかもしれない。しかしそそられる1台ではある。

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