2012-02-07
借金を返すと儲かるのか?
「会計の知識 for the rest of us」という感じだろうか。貸借対照表とか損益計算書を道具として使う人のための入門書。
財務諸表のあまり細かいところは扱わずに、ブロックを扱う感じで説明している。「キャッシュフロー計算書を見なくても貸借対照表を見ればキャッシュフローは分かる」というのも目から鱗が落ちた。
- 作者: 岩谷誠治
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2009/06/23
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 10人 クリック: 150回
- この商品を含むブログ (41件) を見る
2012-02-01
武器としての決断思考
お正月の夜にNHKで放映されていた新世代が解く!ニッポンのジレンマ*1で紹介されていた瀧本さんの本を読んでみた。
上念さんの「日本ダメ論」のウソで書かれていた一人ディベートをでは具体的にどうやるか、というのをもっと手取り足取り説明している感じ。10年ほど前に、これもマッキンゼーのOBの方が書いた「ロジカルシンキング」を読みやすくした漢字というんだろうか。大学生くらいには刺激的な本かもしれないが、自分にはちょっと...と思いつつ、後半は飛ばし読みした。
高校生や大学生が、司馬遼太郎や純文学系の小説を読んで熱くなる感じ、というんだろうか(後で振り返ると少々恥ずかしい)。じゃあその道具で、試しに実際の社会を切ってみてもらいたいなあと思ってしまった。
- 作者: 瀧本哲史
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2011/09/22
- メディア: 新書
- 購入: 11人 クリック: 279回
- この商品を含むブログ (78件) を見る
ロジカル・シンキング―論理的な思考と構成のスキル (Best solution)
- 作者: 照屋華子,岡田恵子
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2001/04
- メディア: 単行本
- 購入: 29人 クリック: 645回
- この商品を含むブログ (234件) を見る
*1:いつの間にか、続編の放映も決まっている。
2012-01-30
「壁と卵」の現代中国論
梶谷先生は、残念ながら学生時代には知り合うことがなかったが、共通の知り合いが何人かいて繋がっている。遅ればせながら著書を読んでみた。
現代中国論だが、やはり骨格になっているのは中国経済の分析。例えば、「単一の金融制度と独自の財政制政策」ということで、地方政府のマネタイズをユーロ圏と比較する見方は面白い。でもそれだけではなくて、後半には人権、日本人の中国の見方、民族問題など、経済学の枠をはみ出した、でも中国経済を研究するは外せない点がまとめられている。
「壁と卵」の話は中国だけではなく、日本でも他の国でも成り立つ話なのに、なぜ中国になぞらえて考えたかが最終章に書いてある。合わせ鏡のあちら側とこちら側の話。
「壁と卵」の現代中国論: リスク社会化する超大国とどう向き合うか
- 作者: 梶谷懐
- 出版社/メーカー: 人文書院
- 発売日: 2011/10/14
- メディア: 単行本
- 購入: 1人 クリック: 12回
- この商品を含むブログ (14件) を見る
