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生活の記録 Twitter

2014-04-27

世界の非ネイティブエリートがやっている英語勉強法

ヨハネスブルグからザンビアの北部の町ンドラに移動しつつ読了。一気に読み進むことができた。

「正しい発音はネイティブから学べない」とか、「単語には「意味」ではなく、「絵」を結びつけるべき」とか、なるほどと思わせることが多い。簡単に読み切ることができてしまったが、発音、ボキャブラリービルディング、文法、ライティング、スピーキングなどの参考文献もあるし、何度も立ち返る性格の本だと思う。

この本のエッセンスはこちらで聞くこともできる。

2014-04-26

中国台頭の終焉

香港からヨハネスブルグに向かう飛行機で読了。

中国は1990年代後半から2000年代前半を中心に高い経済成長を遂げて来たけれど、短期的、中期的、長期的にそれを妨げる要因があるのではないかというのが筆者の問題意識。短期的にはリーマンショック以降の4兆円の経済対策による投資需要の先食い(合わせて無駄な投資や不動産バブルの発生)、中期的には「国進民退」と都市と農村の問題、長期的には労働人口の減少。その中でも、著者の一番の関心(今であればまだ政策的に対応することが可能であると考えていること)は中期の2つの問題にある。

都市と農村の問題というのは、2004年から05年にかけて自分の中国の仕事でも中心になる問題だった。その仕事は、西部開発の中で中等都市(各省の数十万から数百万レベルの都市)をどのように発展させるかというものであったけれど、その当時から一歩も前には進んでいないように感じる。しかも、「国進民退」(国営企業に有利で、民間企業に不利な様々な政策や慣行)は「上に政策あれば下に対策あり」そのままというか、社会主義市場経済が退化しているというか...。

本書で書いてあることの多くは納得できるが、著者が人口減少デフレ論的なことや岩石理論的なことを書いているのは、やれやれという感じではある。

追記(5月1日)

世界銀行の国際比較プログラム(ICP)がまとめた報告「ICP2011」では、購買力平価で測ったGDPで中国と米国が接近し、今年にも中国が米国を抜くのではないかというのがニュースになっているが...。

数学ガール

ザンビアへの乗り換えを待つヨハネスブルグの空港近くのホテルで読了。

この本は、ずいぶん昔に買っていたが「積ん読」状態だった。最近、中学1年の長女が数学ガールシリーズを買ってきて「面白い」と言っている*1のに触発され、Kindle版が出版されたタイミングでシリーズを一通り買って読み始めた。

とても丁寧に説明があるので文系な自分でも読み進めることができた。本書の最後の方に出て来るように、ある意味旅をしている気分も味わった、が時間がかかった。

数式が多用されているため、このシリーズはPDFのようにスキャンされた状態になっている。もともとの書籍の判型B5サイズくらいなので、がやっぱりiPad miniよりもiPadサイズが欲しくなる。

数学ガール

数学ガール

*1:と言っても、難しいところは読み飛ばしているので、ほとんど僕、ミルカさん、テトラちゃんの会話しか読んでいないかもしれないが...。

2014-04-24

「キトラ古墳展」

東京国立博物館へ「キトラ古墳展」と「栄西建仁寺展」を見に行った。普段よりも一段早い時間に家を出て、8時半に国立博物館に到着。会館を待つ列はまだあまり長くなく、おかげで待つこともなく、余裕を持って「キトラ古墳展」を見ることができた。

はぎ取られた朱雀、玄武、白虎は、思った以上に小さなもの(余白があまり大きくはない状態)だった。それぞれ複製陶板も展示されているので、それとの比較できるのもいいが、こういうのもやっぱり朝早く家を出たからできたことだったかも知れない。

キトラ古墳は平成28年度には国営飛鳥歴史公園の一部として整備され、壁画も四股で見られるようになるとのこと。整備されたら行ってみたい。

「栄西と建仁寺展」

「キトラ古墳展」を見に行ったあと、本館常設展で展示されている尾形光琳の風神雷神図屏風平成26年 新指定 国宝・重要文化財、松園の「」を見て、平成館で開催されている「栄西と建仁寺展」へ。

個人的には絵画に目がいった。海北有松の障壁画・屏風画、若冲の梅雪雄鶏図、それから、やっぱり俵屋宗達の風神雷神図。

2014-04-13

100分de名著 『万葉集』

海外出張から帰国してすぐ、たまたまこの番組の1回目の録画を見たら面白そうだったのでテキストを買ってみた。

これまでこのシリーズはスキャンされた状態で、iPad miniの少し小さめの画面ではとても読みにくく、かったのだが、この本では、いわゆるHTMLベース(といっていいのかな)のフォーマットになっていた。

1回目の録画を見た時に印象的だったのが「勝者が歴史を作り、敗者は文学を作る」という講師の佐佐木幸綱氏の言葉だったがその辺のくだりはテキストにはなく、テキストが全体的には、ちょっと冗長な感じになってしまっていたのが残念だった。

2014-04-06

いちから聞きたい放射線のほんとう

4月の最初の週末に実家に帰る時の道中の新幹線や実家で読んだ本。

菊池先生を知ったのはシノドスの記事や、「もうダマされないための「科学」講義」を通じてだったろうか。Twitterのアカウントもフォローし、この本のこともたびたび触れられていたので、海外出張から帰国するタイミングで入手。

普通の人が原発事故後のこと、放射線のことを知るためにはこれくらいの分かりやすさの本が必要だったんだよなと改めて思う。そういうレベルで普通の人に情報が行き渡ることが難しいとしても、原発事故・放射線のことを情報発信する人がこれくらいのことを前提に情報発信していたら、無用な情報の混乱もなかったのかもしれない。でも福島第一原子力発電所の事故があって、ある程度時間が経過したからでき上がった本でもある。今からでも遅くない。こういう本の知識の上に立ってこれからの原発事故で影響を受けている地域のこと、これからの原子力発電との付き合い方を考えていかないと。