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生活の記録 Twitter

2014-03-21

全面改定 超簡単 お金の運用術

3月に入ってなかなか本を読み進められなかった。週末にちびちび読んでようやく読み終えた一冊。

山崎さんを知ったのはJMMのメールマガジンだったと思う。リフレ派を「声のでるゴキブリ」と命名されたのもその頃だったろうか。

でもその後、リフレの考え方に賛同されて考えを改めている。この本の中でもマクロな経済状況の把握はそれに沿いつつ、金融商品の世界をズバズバと切れ味よく斬っている。ある種の業界の人にはキツいのかも知れないけれど。

もともとずっとデフレだったし、運用するようなお金はほとんど持っていなかったけれど、この本が10年、20年くらい前に出ていたらもうちょっと賢くお金の運用ができていたかも知れない。自分も何となく就職して生命保険に入った口だし、外貨預金もやっていた口だし...。

全面改訂 超簡単 お金の運用術

全面改訂 超簡単 お金の運用術

2014-03-01

リーダーにカリスマ性はいらない

赤井さんはTwitterでリフレな人たちをフォローしているうちにいつの間にかお知り合いになった。学部は違うけれど出身大学も重なっていてシンパシーを感じるし、個々の企業や組織の比較的マイクロな分野の専門家でありながら、マクロ経済の重要性も認識していらっしゃる希有な存在の一人。

そんな赤井さんご自身のお仕事に直結する本をこの週末に読んだ。この本に書かれている経験は大企業でのプロジェクトを動かすためのものから来ているけれど、私のように小さいユルい組織でプロジェクトのマネジメントみたいなことをしている人間にも「なるほど」と思えることがたくさんある。特に部下の優先順位の話とか時間軸の話とか。これは自分の側の柔軟性とか懐の広さ(余裕)が一方で必要になるよな、などど思いつつ読み進んだ。

電子化されていないけれど、スキャンして手元に置いておきたい本。

リーダーにカリスマ性はいらない

リーダーにカリスマ性はいらない

2014-02-26

この世で一番おもしろい統計学

この世で一番おもしろいミクロ経済学」、「この世で一番おもしろいマクロ経済学」に引き続く三匹目のどじょうを狙った本。ストーリーを書く部分での著者は代わっているけれども*1、その試みはうまくいっていると思う。

というのも、訳者の山形さんが「訳者解説」で書いているように他の統計入門に比べたら思い切った省略をしていること。「標本を見て母集団について何かをいうのが統計学だ」というところから離れず、中心極限定理を使って正規分布の話に(いい意味で)まとめてしまっている。本編では正規分布しか出てこない。その状態で母平均や信頼区間の推定、仮説検定の話まで持って行っている。

統計学は何をしているかということに素早く行き着くためにはこの本はいいと思う。実際に自分で統計分析をするためには、この本の後で「完全独習 統計学入門」で手を動かしてみるのがいいんじゃないかと思う。

*1:マンガ部分を書いている人は同じ人。

2014-02-23

夜の経済学

1月から2月にかけて、時間をかけて読んだ。

フーゾク、ワリキリ、生活保護、流言・デマなど、著者の二人がこれまでにも取り上げてきたテーマについて数字で語っている本。それぞれの分析の過程も書かれているので、統計分析の勉強にも使えそう。

興味深かったのは、最終章の対談で取り上げられている生活受給者バッシングに関連して「自分が所属する階層以外の状況が想像できなくなっている」「貧困文化から遠い人はむしろ声を出さずに静かに彼らの区部を閉めているという状況」(分析結果は5章)。それから「データって「みんながどう間違えているのか?」というのを確認するための鏡として必要」という指摘。

夜の経済学

夜の経済学

2014-02-21

学校では教えてくれない!国語辞典の遊び方

家族が持っていた紙の本をペラペラとめくる程度に読んでいたけれど、Kindle版が出たので勝手じっくりと読んでみた。ヨハネスブルグに向かう途中で読了。

国語辞典に対する著者の愛が溢れている。それぞれの辞書の特徴付けと、その組み合わせの2冊持ちの提案は面白い。昔学校で習った「形容動詞」というのは「ナ形容詞」、「ノ形容詞」という形容詞の一部とされるのが体勢というのは知らなかった。

著者が提案するように、国語辞書は複数持ちたい。できれば電子書籍で。英英辞典はロングマンとコウビルトの2冊を持っているけど、国語辞典は今のところ大辞林以外に気に入ったものがないのが残念。本当はインターフェースとコンテンツを分離して好きなものを選べるようにしてくれるといいんだけど...。