記者クラブ崩壊
MacBookの辞書の変換で働いているので、今日は主に読書の日。何冊かの本を同時に読むが、この本は一日でささっと読み終えることができた。
雑誌の記事+プラス対談でささっと作ったもので、ある意味賞味期限の短い本かも知れない。それがために鳩山内閣が倒れ、管内閣が始動する前の今週末に読んでおくのはぎりぎりセーフだったのかも。
これを読むと、鳩山内閣下では内閣と財務省は記者クラブ問題は存在しないかのように扱われていた。管新総理は財務大臣時にかなり財務省のスポークスマンになっていたようにも思うが、首相になって自分の色を出すことができるのか、オープンな記者会見ができるかどうかも管政権がうまくやっていけるかどうかのリトマス試験の一つになるように思う。
あと、鳩山政権における官房長官。この問題といい、普天間の移設といい、この人をこのポストに当てたことは不幸なことだった(首相のパーソナリティの次くらいに大きな問題では?)。閣内の不協和音みたいなものも、取りまとめ役であるこの人の力不足ということだろうし。そういう意味では管政権の官房長官人選はそうせざるを得ないかなあと思わせるところもある*1
記者クラブ崩壊 新聞・テレビとの200日戦争 (小学館101新書)
- 作者: 上杉隆
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追記(6月8日)
やっぱりというか、なーんだというか。この内閣には期待できないんだよなあ*2。何でここまで等も内閣も支持率が急回復してしまうのか。
追記(6月9日)
昨日よりはちょっとは改善されたか。