各象限の読み方

現在提唱されている呼び名を整理してみた。

リバタリアンid:svnseeds:20050422氏id:coper:20050328氏
保守右派(第1象限)グローバリスト保守主義新保守主義
保守左派(第2象限)ナショナリスト社会主義者/共産主義者権威主義
リベラル左派(第3象限)リベラリスト同左-
リベラル右派(第4象限)リバタリアン同左-
保守に分類されている人(特に保守左派)のかなりは、香山リカ(ぷちナショナリズム症候群―若者たちのニッポン主義 (中公新書ラクレ))言うところの「ぷちナショ」なので、「社会主義者」とも「共産主義者」とも「権威主義者」ともマッチしない。coperさんの

特に、自文化の伝統を守ることに固執する人が、経済活動の自由(それが政府の経済機能の縮小という意味での「小さな政府」を意味しているのであればなおさら)を容認することによって「グローバリスト」になるなんておかしくないか?

という発言も説得力がある。呼び名についてはまだ保留しておこう。

左右もなんとかしたいんですが、なくしてもかえってわけわからなくなりそう(泣)。経済で左右という言葉をなまじ使ったために、コンパスの知名度が上がったのはいいんだけど、よけい誤解を振りまいてしまったようで責任は感じています。

ニューレフトを左に寄せる設問について検討開始。「母子家庭には、手当をやるより、職業訓練や保育の充実に力を入れるべき」「教育訓練プログラムを受けない失業者には、失業保険の給付は抑えるべきだ」あたりなのかなあ。
経済活動に対する規制に関する設問も、もう少し増やす予定。