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2017-02-28

[]『MIW-MUSIC OF IDOL WORLD-』委託開始!/『フィクションは重なり合う』委託中

先日開催されたC91にて発行した二次元アイドル音楽本『MIW-MUSIC OF IDOL WORLD-』をメロンブックス様にて委託を開始しました。

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8本の「エッセイ」、19本の「作品別ガイド」、129人の「作家別ガイド」、1478曲の「楽曲リスト」により、アイマスラブライブアイカツうたプリ、あんスタ、キンプリなどの二次元アイドル作品の音楽面を徹底ガイド!

MIW-MUSIC OF IDOL WORLD-(MIW製作委員会)の通販・購入はメロンブックス | メロンブックス

内容紹介はC91告知!『MIW−MUSIC OF IDOL WORLD−』発行!! - logical cypher scape

#C91 二次元アイドル音楽本『MIW』告知!3日目東U12b - Togetterまとめ


感想の声

上記以外は、二次元アイドル音楽本『MIW-MUSIC OF IDOL WORLD-』感想まとめ - Togetterまとめ


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分析美学フィクション哲学を用いたアニメ評論+付録・二次元アイドル比較

フィクション哲学アニメ批評・文芸批評を架橋する一冊!

分析美学ウォルトンによるごっこ遊び説など)やマンガ評論(伊藤剛の「マンガのおばけ」)を用いて、『SHIROBAKO』や『キンプリ』などのアニメ作品、『耳刈ネルリ』や『夢幻諸島から』などの小説作品から「分離された虚構世界」を見出し、それが鑑賞体験にどのような効果をもたらすかを論じた長編評論「フィクションは重なり合う――分離された虚構世界とは何か」

付録「二次元アイドル比較」では、『アイマス』『ラブライブ!』『うたプリ』『アイカツ!』『プリパラ』などの人気作品から『ナナシス』や『あんスタ』といった今後ブレイク必至のアプリゲームまで、二次元アイドルコンテンツ全20作品について、企画概要や略史、主要スタッフなどのデータ、並びに独自の基準による比較チャートを掲載!

以前から告知していますが、こちらも委託販売中です。

COMIC ZIN 通信販売/商品詳細 フィクションは重なり合う 分析美学からアニメ評論へ

2017-01-11

[][]土屋健『ザ・パーフェクト』

むかわ町ほべつから発見された恐竜化石の発掘を追ったルポルタージュ

新種と思われる恐竜そのものももちろん興味深いが、この本ではむしろ、それを巡る人々の物語に興味が向く。それは、単純に研究者個人の物語というわけではなくて、地方自治体博物館などそれを巡る諸制度というか、周囲のものごとにも及ぶ。

この本では、第一発見者となった地元の化石愛好者、地元博物館学芸員、古生物学者、大学院生むかわ町長といった関係者視点による記述も多く含まれている。

また、筆者はサイエンスライターであるが、古生物学修士課程を出ており、院生時代の経験も交えて書かれているため、古生物学の研究がどのように行われているものなのかというのが分かる。

第1部 むかわ町穂別

 第1章 ワニの化石だと思っていた――堀田良幸(第一発見者の化石収集家)

 第2章 北海道フィールド

 第3章 アンモナイト研究の聖地

 第4章 アンモナイトに惹かれて穂別でクラス――西村智弘その1(穂別博物館学芸員(当時:普及員))

 第5章 はじめに「地質」ありき

 第6章 穂別。白亜紀生物の化石産地)

第2部 恐竜化石

 第1章 恐竜とは何か

 第2章 日本の恐竜たち

 第3章 恐竜化石であってほしい――櫻井和彦その1(穂別博物館学芸員

 第4章 クビナガ竜ではなかった――佐藤たまき(東京学芸大学准教授(クビナガ竜専門の古生物学者))

 第5章 恐竜化石が出ると思っていた――小林快次(北海道大学総合博物館准教授

 第6章 考えながら、骨を出していく――下山正美(穂別博物館クリーニング作業員)

第3部 発掘

 第1章 化石を発掘するとは

 第2章 北海道として例がない――櫻井和彦その2

 第3章 全身があるか?――小林快次その2

 第4章 作業が想像できない――西村智弘その2

 第5章 「ザ・パーフェクト」全身があった!――小林快次その3

 第6章 悪夢にうなされた――高崎竜司(大学院生

 第7章 小林さんが効率よく作業するには――田中公教(大学院生

 第8章 復元画誕生――服部雅人(CGイラストレーター

第4部 ハドロサウルス

 第1章 白亜紀後期という時代

 第2章 穂別の恐竜の正体

 第3章 世界のハドロサウルス

第5部 これから

 第1章 むかわ町のこれから――竹中喜之(むかわ町町長

 第2章 恐竜化石のこれから――小林快次その4

 第3章 おわりに――執筆 小林快次

コラム 恐竜学入門

 地質時代の中の恐竜時代

 北海道博物館

 特別インタビュー/フィリップ・カリー、穂別の恐竜を語る

 学名が決まるまで

 世界の恐竜化石著名産地

人名横の括弧内、肩書等はこちらで付け足したもので、実際の目次には入っていない。



詳しい内容についても触れたいが、年末に読み終わった本で、ちょっと時間があいてしまったのでパス


生物学者の仕事って、発掘作業マネジメントとか考えると、単なる研究者ってだけでない素質も必要そうだなと思ったりした。

恐竜だってわかると、地域の町おこしとかにも影響してくるから、情報の出し方も即座に考えないといけない、とか。


ここで登場する博物館学芸員大学院生の章を読んでいると、自分のありえたかもしれない別の人生を垣間見ているような気分にもなる。

自分は幼い頃に恐竜少年で、一時期は「将来の夢は古生物学者」と言っていたこともある。しかし、成長するにつれて興味関心は別のところへと移っていった。あのまま、恐竜への関心を持ち続けていた人が大学で古生物学研究室へ進学したりするんだろうなと思っていた。

ところが、ここで登場する大学院生などは、幼い頃恐竜少年ではあったが、その興味関心がずっと続いていたわけではなくて、そこから一度離れて、大学入る頃に再び戻ってきた、という感じらしい。

なんか自分と似てると思った。もっとも、彼らは理系だったからこそ大学で古生物学と再会しているのであって、文系になった自分とはそこが違うが。

[]冲方丁テスタメントシュピーゲル』3上

「前へ進み続けろ!! 真っ直ぐ前へ――!!」

いよいよ完結目前の同シリーズ3巻の上巻

1巻及び2巻において、チームから離れそれぞれ単独行動を余儀なくされたMPB、MSSの特甲児童たちが、ついに再集結を果たし、反撃を開始する。

涼月が進む先が作戦となり、情報となる。蒸気機関車は、彼女達の、そしてミネアポリスを守る者たち全ての反撃の狼煙をあげて驀進する。

ここまで分断され劣勢に立たされてきたのが、再集結していくのはそれだけで痛快

夕霧は信じてましたよ」のセリフが泣ける。

MPBの3人は完全に3人チームとしての復活を遂げる。

一方、MSSの3人はいまだ再集結ならず、なのではあるが、雛は〈太公望〉とともに、皇・螢と共闘することになり、乙のもとには一時的ながら彼が現れ、決して孤独な戦いはしていない。


シャーリーンとサードアイも追い詰められはじめ、未来党にも捜査の手が届き、〈キャラバン〉が恐慌をきたし、いよいよリヒャルト・トラクル包囲網もしまりつつある。

エゴン・ポリが、その怠惰の罪をまさに怠惰によって償う、というのなかなかよかった。このシリーズ、大人たちについていうと、完全に善の人はいないから。多かれ少なかれ自らも悪に手を染めつつ、しかし世界から悪をなくそうとするという困難をなしている。そういう意味で、この人は味方か敵かというのを分かりにくく描いたりもしていて、エゴン・ポリもまたその1人だったから。


あとは、鳳を取り戻すこと、特甲猟兵をどうにかすることが最終決戦か?


涼月が、今までにもまして、全ての鍵となってきている。

皇・螢からもあいつはよくわからないと言われ、特甲児童たちをつなぐハブとなっている。

2016-12-31

[]『フィクションは重なり合う』委託・冬コミ新刊・ナナフェス新刊情報(2016.11.06更新)

2016年はいつになく色々と出ているので、ここに情報をまとめておきます。

今後、この記事は随時更新され、タイトルに更新日が入っていく予定です。


(1)『フィクションは重なり合う』

(2)冬コミ新刊『MIW』←new!

(3)「アイドルは音楽である」『ユリイカ2016年9月臨時増刊号』

(4)「批評系同人座談会」『アレvol.1』

(5)ナナフェス4th

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2016-12-30

[][][][]『フィクションは重なり合う』kindle版リリース!

Kindle ダイレクト・パブリッシングサービスを利用して、販売を開始しました。

おーすごい、自分の本がAmazon


フィクション哲学アニメ批評・文芸批評を架橋する一冊!

分析美学ウォルトンによるごっこ遊び説など)やマンガ評論(伊藤剛の「マンガのおばけ」)を用いて、『SHIROBAKO』や『キンプリ』などのアニメ作品、『耳刈ネルリ』や『夢幻諸島から』などの小説作品から「分離された虚構世界」を見出し、それが鑑賞体験にどのような効果をもたらすかを論じた長編評論「フィクションは重なり合う――分離された虚構世界とは何か」

付録「二次元アイドル比較」では、『アイマス』『ラブライブ!』『うたプリ』『アイカツ!』『プリパラ』などの人気作品から『ナナシス』や『あんスタ』といった今後ブレイク必至のアプリゲームまで、二次元アイドルコンテンツ全20作品について、企画概要や略史、主要スタッフなどのデータ、並びに独自の基準による比較チャートを掲載!


※印刷版と内容は同じですが、kindle版では一部の図版がカラーになっています。

Amazon内容紹介より)

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2016-12-29

[]C91告知!『MIW−MUSIC OF IDOL WORLD−』発行!!

来る12月31日に、C91にて以下の通り二次元アイドル音楽本『MIW』を発行します!

コミックマーケット91

2016年12月31日(土)

東京ビッグサイト

東U12b MIW製作委員会

(3日目の東2ホール、評論・情報島です)


当日頒布

新刊『MIW−MUSIC OF IDOL WORLD−』

及び

既刊『フィクションは重なり合う――分析美学からアニメ評論へ――』


後者については、以下の記事をご覧ください。

『フィクションは重なり合う』kindle版リリース! - logical cypher scape

『フィクションは重なり合う』感想等まとめ - Togetterまとめ

こちらの本は、前半では分析美学を使ったアニメ評論、後半では二次元アイドルのデータブックのようなものとなっておりますが、新刊の『MIW』は、音楽のみに特化した同様のデータブックを作ってみようと思ったところから始まった企画です。

今回、セット割も予定しておりますので、この機会に2冊買い揃えていただけると、二次元アイドル作品資料集としてお役立ちかと思います。



『MIW−MUSIC OF IDOL WORLD−』

二次元アイドルの楽曲を数えたり、複数の作品の楽曲制作をしている作曲家(例えば、田中秀和さんはアイマス「自分REST@RT」とアイカツ「カレンダーガール」とWUG「少女交響曲」とあんスタ「Hoppin'Season」を作曲したとか)を調べたりした本です。

対象曲数は、1478曲!

129人分の作家別ガイドもあります!


今回の本は、大学の後輩でありつつ、アイマスをはじめとした二次元アイドルオタ仲間であるkamikusaとの合同製作です。

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表紙は、乃木さんに描いていただきました。


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[]冲方丁『マルドゥック・アノニマス2』

冲方丁『マルドゥック・アノニマス1』 - logical cypher scapeの続き

そして、3巻に続く感じ。

「均一化」を目的とする謎の男ハンターが率いるチーム〈クインテット

2巻はほぼ全面的クインテットを中心に、潜入したウフコックの視点で進行する。


この都市の5つの危険なやつ

ポン引き集団〈バトラーズ・イン・パレス〉

クスリを売りさばく〈ゴールドラッシュ・ブラザーズ〉(クック一家

武器密売〈ルート44〉

悪徳警官メリル・ジレット

殺し屋集団〈スポーツマン〉

ハンターとクインテットは、彼らに潜り込み、都市に混乱を引き起こすとともに、エンハンサー同士のゲームを司る〈ファンド・マネージャー〉、そしてその背後にいる〈円卓〉の正体に迫ろうとする。


ウフコックは、ハンターの性質が自分とよく似ていると感じ始める。

そして、絶対に彼らを止めなければならないと決意を抱く。

しかし、クインテットは、チームから勢力へと規模を拡大していく。


2巻の最初の方にある、ウフコックとバロットとの食事シーンにぐっとくる。

そういえば、1巻も最初にウフコックとバロットのシーンがあったはず。



今年最後の更新かと思います。

今年もご愛顧いただきありがとうございました。

来年も本ブログをよろしくお願いいたします。