ネット生活?!

わりとどーでもいい話、まさに「雑」感なんだけど。
この前ふと、ネットが「活動」から「生活」へと変化したな、と思った
どういうことかというと、
自分がネットを始めたのが大体99年頃で02年くらいまで、web上で自作の小説を書いて、やはり同様に自作の小説を書いている人とBBSで会話をしたりしていた
個人サイトというと、日記とBBSだけというサイトも多かったけれど、それ以外に何らかのコンテンツを有していることが暗に求められていた、と思う。
「暗に」というか、自分は確実にそう思っていて、周囲にそういうことを言っていた。曰く、webサイトを作る人は何か公開するものをもってるべきだ云々。
自分の場合は小説だったけれども、まあそれがイラストだったりMIDIだったりソフトだったり、なんというか「趣味」「課外活動」的だった気がする。
必ずしも創作である必要はないかもしれないけど、何かしらネット上では日常生活とは別の「活動」をしていた
でも最近は、日常生活とは別の「活動」というよりも、まさに「生活」をしている感じがする。最近の自分のネットでの行為(?)を「活動」から「生活」に言い換えてみたら妙にスッキリした。
SNS、BLOG、RSSリーダといったもので、日記や情報を収集し、そして自分の日記を書く、という行為は、小説を書いたり音楽を作ったりする「活動」というよりも、新聞を読んだりメールをチェックしたりという「生活」といった方が明らかに正しい
ネット上で、プライベートな出来事を書き散らすという行為は、未だに違和感はあるのだが、「活動」ではなく「生活」だと考えると納得がいく。
こんな話は話としては「今さら」感もあるのだが、自分で実感するようになったのは最近の話(mixiを始めたりRSSリーダを使い始めたりしてから)。
「ネットなしでは生きられない」という言い方があったとして、それの意味するところが「ギターなしでは生きられない」「スキーなしでは生きられない」といったニュアンスから「車なしでは生きられない」「携帯なしでは生きられない」といったニュアンスへと変わったのではないだろうか
(……この喩え、分かりやすいと思ったけど分かりにくいかな)
はてなであればフォトやマップや、あとタグ機能あるいはwikiあるいはgoogle(とかgooglezon)とか、そういったものが繋がってより便利になるだろうし、IPV.6導入されて家電とかと繋がったりして(今期待しているのは電子辞書にgoogleがつかないか、ということだが)、より「生活」的にネットがなっていくのか〜と思うと、案外サイバーパンク的未来というのは遠くない世界で、面白いな、便利になるな、と思っている