2011-06-01から1ヶ月間の記事一覧

歌姫爆宴Vol.2

土曜日には「6月のimoutoid」が、日曜日には「電刃」がやっていて、どちらもまあ行きたくはあったのだけれど、しかし自分は「歌姫爆宴vol.2」に行ったのだった*1。 行ってよかった!すげーよかった! 歌姫爆宴 アイマスのクラブイベントで、秋葉原のMOGRAに…

スコット・マクラウド『マンガ学』

原題はUNDERSTANDING COMICS マンガ論とか読むと間違いなく言及されている一冊で、いつか読みたいと思っていたのが読めた。 これ間違いなくスゴ本。 マンガ論それほど読んでいないので断言できないけれど、これだけ広範にわたって総合的にマンガを論じている…

今井哲也『ぼくらのよあけ』

上では、今月最終巻がでた『忘却のクレイドル』を紹介したので、今度は今月第一巻のでた『ぼくらのよあけ』を。 まず、この表紙がいい。でもってカバーそでが実写だし!w 目次をマンガのコマの中に組み込んでいるのもかっこいい。 と、いきなり内容以外のと…

藤野もやむ『忘却のクレイドル』

藤野もやむのセカイ系キターという感じで読み始めた『忘却のクレイドル』の最終巻が発売されたので、ブログで紹介することにした。 とはいえ、このマンガは結構難しい。 僕は、藤野もやむは今まで『ナイトメア・チルドレン』と『はこぶね白書』を読んでいて、ナ…

前田富士男・宮下誠・いしいしんじ『パウル・クレー絵画のたくらみ』

クレー展行く前のお勉強用。 いしいしんじは冒頭にエッセーを寄せていて、本書の大半は、前田と宮下の対談による解説。 クレーは、1879年に生まれて1940年に60才で病没している。国籍はドイツでドイツで活動していたが、生まれたのも亡くなったのもスイス。 …

パオロ・バチガルピ『ねじまき少女』

既に巷で話題沸騰の本書*1 上巻の帯を見るとなんと「『ニューロマンサー』以来の衝撃! グレッグ・イーガン、テッド・ちゃんを超える〜」といった感じでビッグネームを並べて比較しているが、とりあえずここらへんは忘れてよいw あとまあ、正直タイトルも忘…

『ボカロクリティーク』への寄稿で引用したもの

島袋八起編集によるボカロ評論誌『VOCALOID CRITIQUE(ボカロクリティーク)』(2011-06-11)に寄稿しました。 その中で、紹介した作品のリンクなどをはっておくので、参照してみてください

君は伝説を見たか

日曜日は文フリでした。 みなさん、お疲れ様でした。そしてありがとうございました。 「感想を書くまでが文学フリマ」というのは毎回言ってることですが、まあまだ全然そういう状況じゃないのですみません。 今回はちょっといつにもましてなんかすごいことが…

P・W・シンガー『ロボット兵士の戦争』

現代においてシンガーは必読書に数えられると思うが、今まで読んでいなかったのをようやく読めた。残り2冊もなるべく早いうちに読む*1。 とりあえず、タイトルを見て通り、ロボットで戦争である。このどちらかに興味ある人は、あるいは興味がなくても読むべ…

『筑波批評2011春』@第12回文学フリマ

このブログでは、ぎりぎり直前の告知になってしまいましたが、今度の日曜日、ということはあと4日後! 大田区産業プラザPioで行われる文学フリマに、新刊『筑波批評2011春』を持って行きます。 よろしくお願いします。 僕はなんか、自分としては珍しく…